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塗るのではなく染めたい!って思ったことありませんか?
今日はなんでも染めてしまう、染めQというスプレーの話です。
これ 今乗ってる自転車のハンドルなんですが、
皮の部分が茶色く色あせてきました。
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最初真っ黒だったので なんだかみすぼらしい。
スプレーで黒に塗ると、せっかくの皮の風合いがなくなってしまいます。
また、靴クリームで 黒に変えることも可能なんですが、
ハンドル部分なので手につきます。
これは困った。
なんとかならないか…..
染めQを買ってみました
ふと思い出し、
染める+手につかないと宣伝してる 染めQを買ってみました。
染めQテクノロジーという会社は実はナノテク会社。
普通の塗料を作る会社ではありません。
スプレー缶で売られているため、普通の塗料のように見えてしまいますが
一体何が違うのか?
ちょっと期待。
やってみたいと思います。
早速実験
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自転車の皮ハンドル。
皮の部分だけを染めQで塗装してみることにしました。
染めQ 1回目
一瞬真っ黒になり、塗料が染み込み、また下地の茶色が浮いて来ます。
全くラッカーと違う。
本当に皮に顔料が染み込んでいってます。
スポンジのようです。 シュワーっと 黒が内部に持ってかれる感じ。
ちょっとすごい。
染めQ 3-4回目
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皮の風合いが残ったまま真っ黒になりました。
手触りも完全に皮です。
ラッカースプレーだとこんな感じにはなりません。
少し左側 塗料が多すぎたのかかなりツヤが出る部分が出てますが、それでも皮の風合いは損なわれていない。 本当に染まってます。
塗って3分ぐらいすれば手につかなくなります。
一体どんな技術なんでしょうか?
Apple 純正 iPhoneケースを染めてみる
これはいけるかもしれない。
そうiPhoneケース。
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純正の皮のiPhoneケースなのですが、過酷な使用で少し汚くなって来ました。
手の油がかなり入った状態で染まるんでしょうか?
さらに横 金属部分もあります。
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染めQの説明を読むと
皮、金属、木材、布、プラスチック なんでも染めます。
とあります。
本当にそんな事が可能なんでしょうか?
では吹いていきます。
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![f:id:talbotbuy:20170617222810p:plain f:id:talbotbuy:20170617222810p:plain](https://talblo.com/wp-content/uploads/hatena/20170617222810.png)
さっきのハンドルで多めに吹いてしまった部分があるので均等に
なるべく薄く重ねていきます。
スポンジのように吸い取ってます。 深く深く塗料が入っていってる。
そっ
染まった。
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美しい!
全く風合変わらず、完璧皮です。
で染まってる 奥まで….
で金属部分は?
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染まってます!!
もちろんここは使っていくうちに剥がれてくる部分なのですが、
スキマまで綺麗に真っ黒。
※ 3日目ぐらいから金属の角の部分はうっすら剥がれてきました。それ以外は全く問題ございません。
15分後白いtシャツの上からたすき掛けで携帯持っても
全く黒がシャツに写りません。
ほぼ完璧です。
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こんなに綺麗に染まるなら 携帯ケース青色染めQでもよかった….
おそるべしナノテクノロジーです。
自転車のブリップも取り付けて毎日乗ってますが、剥がれる様子がありません。
ただ3日ぐらいし使用していると、携帯の金属部分の角だけ摩擦で少し剥がれてきました。 プラスチックも後でやって見たのですが、マットな仕上がりになるのでツヤを出したい場合は染めるのではなく塗料としてラッカーの方がいいです。
ただ、染めるという用途では、普通のスプレーとは全く違う製品なので、
布なんかもDYLONよりこっちの方がいいかもと思ってしまいました。
amazonだけで31色売ってます。
今回買ったのはこの黒です。これ1本で0.7から1.2平米染めれます。
何か染めたい人は是非ご参考ください。
皮の鞄や財布なんでもリペアできそうです。
技術的な事は染めQさんで…
グラフェンが入った塗料も発売されだしたみたいなので、
今後ナノテク塗料は面白い領域ですね。