家電・オーディオ・カメラ

talbot one 開発日記 4  発売までのいろいろ…..

もう待ちすぎて 多分待ってられる方いないかもしれませんが、

ようやく発売できそうです。

延期の理由は2つ

12月に思いついたアイディアの検証とクラウドファンディングです。

本来なら昨年の12/14日に発売しようとしていたのですが、発売延期したのは一つ実験してみたいアイディアがありました。

それは魂柱

 

 佐々木ヴァイオリン製作所さま 動画より

ヴァイオリンは魂柱(こんちゅう たましいばしら)と言って 表面の振動板と裏板をつなぐ木の円柱の棒が入っています。

音が裏板まで伝わり、楽器全体に音を広げることができる仕組みなのですが、

これをスピーカーに取り入れたらどんな感じになるんだろうかと….

スピーカーの面とスピーカーケーブルがつながる裏面を

丸棒を突っ込んで実験してました。

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このようにフロントとリアの板を魂柱でつなげます。

様々な太さの木や材質試してみました。

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スピーカーの面と裏板の振動の位相が合うと、音がクリアになるのでは?

と思ったわけです。

このテストをずっと繰り返してきたのですが、

結果から申しますと、talbot oneの場合、音は締まるのですが、響かなくなりました。 広がりが無くなる感じです。

サイドだけではなく前後の板もすべてスプルースで制作しているこのスピーカーは前後の板の微妙な振動も、広がりを増す要因になってます。

ただそれまた欠点もありフロントとバックの木の板の振動をコントロールしないと音が広がりすぎます。

最初のモデルがうまくいったのが前後の板をMDFにして音を吸収したのが肝でした。

なので最終の仕上げは前後板の振動コントロールに集中することにしました。

隅に振動を抑える木を貼ったり

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サイドの板の振動は開放して リアだけ抑えてみたり

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リアのみスタビライザー的な木を貼ってみたり

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様々な木片を スピーカー内部に貼り、どの貼り方が気持ちよくなるか実験してました。

膨大な数の制作サンプルを出してしまったわけですが、やっと納得の行く場所、木片のサイズが決定しました。

スプルースの板材は場所によりより木目の密度がかわるのですが、その差異も 木片を一定の場所に貼ることによって安定する事がわかりました。

木片を貼らない状態だと、塗装しない場合音質が広がりすぎる傾向にあり、音の伸びというかパワーバランスが広がりすぎる感じがして、抑えるためにシュラックニスなどの塗装を外部に施すと音がまとまってきます。

木片を貼り一定方向の振動を固定することで、塗装なしの状態でもきれいな音質になりました。

 前回のkitでいちばんみなさんがご苦労されたのが塗装。

なので今回は内部に木片を貼ってコントロールし、塗装した感じのような効果を再現してますので、塗装を省いても良い音を楽しんでいただけるような仕様になりました。

白木のスピーカーなんて見たことないんじゃないでしょうか?

白木は少し傷がついても水滴をかけるだけで膨らんで傷がなくなります。

 ハンドメイドなので多少の接着剤の見えるところがあるのですが、ほぼ目立たないのでスプルースの白木の外観を楽しんでいただけるかと思います。

前みたいにお好きな塗料を塗ってもいいですし、硬化して固くなるような塗料

シュラックニスなど塗っていただくとより音が締まってきます。

塗装されたい方は是非そちらの方も楽しんでみてください。

今回 販売再開するのはその最適解です。 どこに木片を貼ってコントロールしているかはお楽しみです。

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さて肝心のクラウドファンディングなのですが、

何故? クラウドファンディングするの?

という疑問があると思いますが、このブログ以外の人にも伝えたいというのが目的です。

前回のモデルはおっさんの頑張りで成り立っていましたが、

ようやく工場との連携も取れ、クラウドファンディングしてもいい感じになってきました。

クラウドファンディング、一人で出したいと言っても出せません。

そこには審査というものがあります。

生産体制を示す書類や内部審査もあり、ようやく出せるというのがクラウドファンディングです。

無事通りまして、クラウドファンディング側からもラウンチの日程、

アナウンス許可がおりましたので、

次回 告知します。

さてどこからいつ出るのでしょうか? お楽しみに。

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