今日は今更ですがあの得体の知れない商品です。
打ち合わせの時間がずれてしまい、ブラブラしていた勢いでAppleStoreに寄って買ってしまったApple Watchについて書きたいと思います。
AppleWachおすすめのアプリはこれだ! とかそんなのでもありません。
ほんとに必要なの?何ができるの?とふわふわしていながら外野から眺めていた一人なので、実際に持つとどんなことになるのか?
これまたふわりと書いていきたいと思います。
Apple Watchにできること…
単体で電話になる
実はAppleWatchはもうすでに3シリーズも出ています。
なので今回買ったのはシリーズ3。
Apple Watch 3になって 大きくできる事が変わりました。
Watch 単体で電話になります。
電話のできるCellularもデルの見分け方はこのデジタルクラウンについている赤の印。
この印があるApple Watchは 単体で電話がかけれます。
格安simなどを挿している方のプランはわからないのですが、
例えばsoftbankと契約しているiPhoneにセットでこの機能を追加する場合
Apple watchモバイル通信サービスと言うオプションで 月額350円で Apple Watchが単体電話になります。
意外に安くてびっくりしました。テザリング料金より安いです。
つまり携帯電話を家に忘れても、Apple Watchだけで外に出ていれば、どこにでも電話ができる。 更に快適にするにはAir Podとセットでも可能です。
この組み合わせが最小のハンズフリー電話です。
バブル時代の肩からかける電話が発売されて丁度30年。
携帯電話はとうとうこんな形になりました。
Apple Musicに契約していればこのセットで音楽聞けます。
財布いらず
こちらiPhoneのモバイルSuicaアプリなのですが、モバイルSuicaとして2枚登録しています。 モバイルSuicaはアプリをダウンロードするだけでスイカを発行できます。
私の場合は2枚発行していて
一つはiPhone
もう一つはApple Watch に入っています。
こんな感じ。
左がAppleWatch用のSuica。右に見えるのがこのiPhone用のSuicaです。
Suicaの一つをwatchに転送して使います。
AppleWatchに転送されたSuicaはこんな感じ、
Suicaの左上にAppleWatchのマークがみえるでしょうか?
これがWatchに転送された証拠です。
モバイルSuicaはスイカを何枚も発行できるため非常に便利。
じゃあApple Watchに転送されたSuicaは使いやすいのか?
という話になるのですが、ほとんどの人は時計が左手首。
左手 時計はの人には微妙。
改札を通る際に腕をクロスしなければなりません。
腕時計を左手にする人右手にする人いろいろいらっしゃると思いますが、
駅でのAppleWatchのピッ は右手はの人が有利です。
AppleWatch+suicaでの改札の影響で、時計を右手につける人が増えるんじゃないかと思ってます。
右手に時計をつけてる有名人
(プーチン、マイケル・ジャクソン、ブルース・ウィルス、木村拓哉、石原裕次郎、高倉健、志村けん、所ジョージ) → 個性が強い…. 調べたら気になりだしました….
ただ私のようにiPhoneを肩からからたすき掛けできるようにカスタムしている人は少ないと思うので、
モバイルSuicaが手首にあるということは重宝するはずです。
クレジットカードが全部AppleWatchに
先日紹介した楽天ゴールドカードもすでに布陣の一つに…
ApplePayももちろん利用可能です。 iPhoneのApplePayに登録しているクレジットカードがすべてAppleWatchでも利用可能になります。
一番下に見えるSuicaがiPhoneから転送されたSuicaになります。
Suicaを転送した時点でApplePay上の最上位カードがかならずSuicaになるため、Suica以外を使う時はそれをクリックして表示する形になります。
腕に時計と電話とSuicaとクレジットカードほとんど全部入りの状態になるのがAppleWatchです。
一度、パジャマのままマンションからふらりとポストに投函しに行ったのですが、夜は勝手に施錠されるため、マンションに入れなくなりました。鍵も携帯も財布も何もなし….
これからは….
鍵を忘れてマンションから閉め出されても、携帯落としても Apple Watchさえしていればなんとかなります。
風呂上がりにWatchをつけるかという大きな問題はあるのですが…..
AppleWatchさえしていれば、家に電話を書け 鍵を開けてもらうことも出来ますし、コンビに寄ってsuicaやApplePayでコーヒー買って温まることもできる。
また先日、iPhoneを落とした時(見つかりました。)、クライアントやいろいろ連絡を取ることができなくなりました。softbankの番号もわからない… そんな時にAppleWatchさえしていれば打ち合わせ送れることも連絡取ること可能です。
別の側面も
Apple Watchは生体センサーと考えよう
いままでSuicaやクレジットカードなどよく知られている側面を書いてきましたが、買ってみてわかったこと….
それは、Apple Watchの裏面についてる生体センサー群です。
このおかげでアクティビティーという情報が毎日記録されます。
見てみるとこんな感じ。
こちらAppleWatchの画面
赤はムーブ 体を動かしたりした時に消費されるカロリーを計測
黄色はエクササイズ 早歩き以上の運動を計測
青はスタンド 立ち上がって1分以上体を動かした場合を計測
この3つのリングが毎日すべて360度の円になるようになればゴールです。
ゴール設定は自由に変更できます。
時計をつけた日つけていない日があるのですが、つけている日はこんな感じに記録されます。
これが座りっぱなしの仕事の私だと、一日の動いた量が確実に可視化出来ます。
ジムに行った日は確実に360度グラフが回るのですが、通勤がない私はやばい日はほんと動いていない。
有楽町付近で打ち合わせがあってAppleWatchのグラフがあまり動いてない場合は新橋まで歩いたりしてます。
日々の運動量が可視化されるため、グラフを見ながら運動するようになります。
スタンドリマインダーをONにすると、AppleWatchから50分座りっぱなしの場合立て!と合図が来ます。 これは便利。
ワークアウトアプリを併用することでその記録をアクティビティーにつけることも可能です。 ワークアウトアプリは、よし今から走るぞ! という時に立上てスタートすると、時間と何メーター走ったか、心拍数 消費カロリー等表示してくれるアプリです。
なので今日は何キロカロリー消費するまで帰らないとか、3Kmは走るなど、確実に動きの目標設定に役立ってくれます。
ワークアウト
種類も様々
例えばプールスイミングを設定して
プールの長さを入れ
開始するとラップやKcal 何m泳いだかなど記録がスタートします。
自分で1000mとか泳ごうとすると、あれ?何メートルだっけとなるのですが、
これは便利。
とにかく体にまつわるワークアウトの総合的なセンサーになります。
高強度インターバルトレーニングでは心拍数なども計測対象になります。
Mapは使えるのか?
デジタルクラウンを回すと拡大が簡単にできるので、意外と使えるmap。
もちろんApple純正のMapなのですが、
GoogleMapに慣れているので、GoogleMapがAppleWatchに戻ってきてほしい。一度撤退しているので今使えるのはappleのmapのみ。
GoogleMapが戻ってきたらAppleWatchのサイズでもしっかり使えると思います。
予想以上にデジタルクラウンの地図拡大が便利。
ランニングに行きたい場所を指定して行く等使い方によっては便利。
これも分岐点はiPhoneを鞄の中に入れているか
ポケットかによって大きく使い勝手が別れます。
Mailは使えるのか?
読むだけなら使えます。
一番は受信した時に手首が震える。 あっメール来たというのが体でわかります。
こんな感じでiCloudに登録されているメールボックスはフォルダごと反映されています。
普通にヤマトさんの集荷依頼メールもこんな感じ。
右のデジタルクラウンを回して文章を読んでいきます。
何かメールに返信する時は音声入力、絵文字、もしくは簡単な定型文が選択できます。
iPhoneを持っているとなかなかこの機能は使いませんが、ワークアウト中の緊急の折返しなどはAppleWatchのみで出来てしまいます。
AppleWatchにどうやってアプリインストールするの?
AppleWatchへの司令はiPhoneに入っているWatchアプリからすべて行えると考えてください。
これを起動すると
様々な設定が全てできるのですが、下のアイコンにあるように
Watch用のApp Storeはこのアプリから接続。
正直まだまだ使えるアプリは少ないです。
意外と軽い
これは私が買ったのがアルミモデル+軽いベルトなのかもしれませんが、
たった44g
AppleWatch以外の日はつけているSEIKOと比べるとこんな感じ。
買ったモデルはジムで使えるように水に濡れて大丈夫な速乾性のベルトにしてあります。このベルトが特に軽いです。
水につけて上がったらもう水弾いてます。
このApple Watchは防水になったので、プールの中まで大丈夫。
目覚ましが優秀
上記のように軽いので手につけたまま寝れます。
で朝の目覚まし。 朝の7:00にセットすると 7:00に 手首振動してます。
これは寝坊防止に強力なアイテムが出現したと思いました。
正直 手首ブルブルされると起きれます。
情報はすべてEVERNOTE でリンク
本当はApple純正メモがApple Watch版が出てくれればいいんですが、それが出ないのでEVERNOTEを使用します。写真やpdfは1ページ表示可能。私の使い方が悪いのか拡大はできてません。 なのでテキストメモやリマインダーとして使いましょう。
mac iPhone AppleWatch全てリンクします。
Apple Watchでやってはいけないこと
これは私がただ単に馬鹿なだけなのですが、ベルト交換してみようととamazonでパーツを調達して
気に入ってるnatoタイプのベルトを付けたのですが….
これではAppleWatchの肝心のセンサーが全てダメになってしまいます。
これだけはご注意ください。
接続部のパーツは簡単に手に入ります。
このように時計背面にかぶさるベルトだとすべてセンサーが死んでしまいます。
正直AppleWatchは必要なのか?
さて… 漠然とですがAppleWatchの風景を書いてきました。
センサー系以外は、実はほぼ全てiPhoneでできることです。
スマホを持ってランニングは重たい!
という方にはAppleWatchだけでコンビニ支払いまで完結できる世界はとても魅力的。
SERIES 3は水中も完全防水なのでジムにはもってこい。 プールの中の運動量を計算することも、ワークアウトの音楽も自販機のスポーツドリンクの購入もすべてこのApple Watchで対応できます。携帯はロッカーの中。
夏のプールなど電子マネーが使えればAppleWatchだけで、すべてOKになります。
LINEなどはAppleWatchのソフトをリリースしていたのですが、なぜかサポートを終了してしまいました。watch OS標準の通知&メッセージ機能が使える様になったので、lineの受信などは確認できます。
OK googleでSpotifyを再生しても曲名がAppleWatchに表示され曲を飛ばすことも可能です。使っていくうちに様々な便利な機能を発見できるガジェットでもあります。
金額がある程度しますので、有用性を感じる方なら買って大満足の商品だと思います。分岐点は携帯を鞄の中に入れっぱなしの人。
駅に止めている駐輪場も、コンビニも、改札も、鞄からスマホ、ポケットから財布を取り出す必要がありません。
ただ、結論としてはこのような魅力を聞いていまいちという方は
必要ないです。
今回は正直 まだ必要ないかなーと思いながらAppleWatchという世界を体験してみました。
ほとんどの方も同じように考えられて、購入されていないんだと思います。
個人的にですがAppleはSiri独自路線は捨ててGoogleアシスタントをAppleWatch対応にすべきです。
なぜなら、今後AppleWatchがスマートスピーカーと繋がりだすと、大きく化ける可能性がある。身につける一番近いマイクがAppleWatchになります。
いまのsiriのままでは、多分伸び悩みます。
今買うならどれ?
今から購入されるなら電話として機能する4G対応の SERIES 3 GPS + Cellularモデルをお勧めします。 ただしdocomo、au、softbankで契約中の方は定額なオプションで4G接続回線をもらえるのですが、それ以外はiphoneで利用できるSIMカードが必要なのでこの辺はご確認ください。
バンドはプールから上がると速攻で乾燥してるスポーツループがおすすめ。
これを選ぶことによりゴムタイプに比べて圧倒的に時計重量が軽くなります。
次の新製品発売周期は2018年9月 そこまで待っても良いかもしれません。
ダラダラと書いてきましたが、AppleWatchの現状の全体像はなんとなくつかめましたでしょうか?
お役に立てたなら何よりです。
長々とありがとうございました。