今日はブレイブボードの話です。
ここ何年か公園で見かける子どもたちがやってるアレです。
ブレイブボードの歴史
スケボーではなく タイヤが前後一つだけついた、一体どうやって乗ってんだと言うあれ。
これ元はキャスターボードという荷台のキャスターみたいのを前後につけたものが始まりらしく、wiki情報によると2000年に韓国で発売されたESS BOARDが発祥で、そこから派生して広がっていったそうです。
台湾のJ-Board、アメリカのRAZOR USAのRipStikなどなど。日本ではそんな様々な製品が輸入され、更に各社がサイズ違いで出すもんだからもうカオス状態
子供がほしいといってるのにどれ買ったら良いの? 状態でした。
それが3年前…
たぶん今も同じような方がいらっしゃると思うので、
今日は自分で買ってみて思ったことを書いてみようかと…
そもそもRipstikなのブレイブボードなの?
名前なんで何が違うの?
と言うとこからなんですが、これはいろいろ事情がありました。
日本での展開は RANGS JAPANとビタミンiファクトリーさんが アメリカRAZOR社の販売権を持っておられ、両者で販売されているRipstickのうち、ビタミンiファクトリーさんで売られているものがブレイブボードと名付けられています。
多少仕様は違うかもなのですが、同じRAZOR社のRipstikです。
ブレイブボートと言う名称が市民権を得て、グニョグニョスケートボードの愛称がブレボと呼ばれる様になってます。
子どもたちの間では大体ブレボです。
3年前から長男が乗り出してゴニョゴニョやってるので次男ももちろん感化されて、2台目購入….
で何故か私も感化されいろいろ買うことになりました。
過去に少しだけスケートボードをやってた次期があり子どもたちの借りても、すんなり乗れたのですが、父ちゃん用にもなにかないのと探したいつものパターンです。
正直これ大人が乗ってもめっちゃ面白いです。
父ちゃんが買うということはどうなるかお察しがつくと思うのですが、
そう今回は研究発表会です。
どんなタイプがあるのか?
現在発売中のものは大きく4タイプ
Ripstik AIR 813mm → 写真上
Ripstik (Ripstik G) 860mm 写真はないですがRipstarの大きい版です。標準サイズ
Ripstik NEO 780mm → 写真中
Ripstar 683mm → 写真下
なのですが、いろいろ乗ってみて分かったことがありました。
それは、後ほどおすすめする
2種類以外がでかすぎる。
昔ながらの左右振って楽しむ物の代表として挙げられるものはこれ
スケートボードがあります。
オリンピック種目にもなったスケートボード。
これ少年から大人まで乗りに乗って何十年もかけて最適化されたサイズです。
Ripstikも進み方は多少異なりますが体を揺らして前に進むのは同じ。
そうすると一番小さいRipstarと比べると…
サイズ感が同じ。
いろいろ買ってわかったことは、
一番小さい子供用のRipstarですが、大人も ものすごく乗りやすいサイズということでした。
大人と子供身長はかなり変わりますが、
肩幅はそんなに変わらない…..
結局の所スケートボードに一番近いサイズが乗りやすいんです。
つまりベーシックモデルのRipstikはでかい。
そうするとこのような選択肢になります。
小学生におすすめのモデルは?
小さなお子様から小学生には
ビタミンiファクトリーさんでは Ripstar
ラングスジャパンさんでは Ripstik dlx mini
この2つのどちらかを買えば間違いありません。
他のメーカーのを買われる方も子供用にはRipstarのような全長683mmあたりを
を目安にしてください。
ビタミンiファクトリー Ripster リップスター
Razor 社 Ripster リップスター
ラングスジャパン Ripstik dlx mini リップスティック デラックス ミニ
中学生から大人の方におすすめモデル
中学生から大人の方で遊びたい方は Ripstarから10cm大きくなった
これは標準サイズのRipstikがでかいと考えられていた方が多数いらしたみたいで考案された最新モデルです。全長がRipstikの860mm→780mmに縮小されてさらに軽くなりました。
全面デッキテープなので安定感があります。
10cm大きいですがNEOなら小学生の子供もRipstarと同じように乗れます。これ以上大きくなると子供の肩幅ではしんどい感じです。
この2つのどちらかを買えば間違いないです。
おすすめのRipstikはこの2択です。
サイズを比べると
上から2つ目のRipstik NEO は、
子供用におすすめのRipstar(上から3つ目)より少し大きめですが、スケートボードと同じ様にデッキテープが貼ってあり、とても乗りやすいです。
スノーボードの練習やスケートパークでのトリックプレイなどしないという前提で遊ぶとすれば、この2つのどちらか
子供なら絶対 大人でも十分遊べる
Ripster もしくは Ripstik dlx mini
中学生以上大人なら
この選択肢で大丈夫です。
Ripstik AIRについて
最新作のAIRも買ってみたんですが、
これは他のRipstikと違って ワンボード設計です。
間のつなぎがない
他のRipstikはこの様にねじる機構が入っていますが
airは踏ん張ればねじれないことはないです。
腰全体で進んでいく感じになります。
Airはその名の通り軽く、スケートパークでトリックプレイをされる方には面白いかもしれませんが、RipstarやNEOになれたら大きすぎに感じます。
子どもたちも乗れますがでかすぎてすぐにRipstarに乗り換えてました。
youtubeでトリックプレイをされている方はAIRに乗られていました。
スノーボードやられている方の感想も聞いてみたいのですが、Ripstikはやはり真ん中のねじれる機構があったほうが面白いです。
AIRだと回転半径が広くなる感じ。NEOは小回りがきく感じです。
なので公園遊びはNEOに軍配。
タイヤ(ウィール)について
これ純正ホイールなんですが、これでいいです…
というかこれが良いです。
スピードを出すホイールになってくると材質が固くなり、純正のホイルのほうが、
例えばこのような公園のタイルの段差でも気持ちよく拾ってくれます。
これはベアリングがABEC9の超速ホイールですがこれより固くなると乗り心地が悪いです。
平滑な路面があるとより速く進めますが、タイル状のところだと振動を拾ってくれる純正の方が気持ちいいです。
なので買ってからすぐに速いホイールに交換する必要はないです。純正の硬さ グリップ感とてもバランス取れています。
長男は1年ぐらいでホイール乗りつぶしました。 もう少し交換ホイールお安くなると良いのですが、なかなかのお値段です。
フレームの構造も NEOのほうがモノコック構造
左Ripster 右Ripstik NEO
NEO乗り心地良いです。
ブレイブボードというこのような商品は、横目で見ていただけなのですが、実際自分が乗れると面白いです。自力でどんどん進めるため、スケートボードとは全く別の楽しさがあります。
子供にやらせたら相当バランス感覚鍛えられるだろうなーと思いました。 ブレイブボードが乗れる子なら普通のスケートボードもすぐ乗れるようになります。
スケートボードなどは公園などで遊ぶにはまだまだ公共物に傷をつけるイメージがありますが、これなら全く大丈夫。
スイスイ気持ちよさそうに遊んでいます。
私も中学生の時にスケートボードで遊んでたから40超えてもブレイブボード乗れるわけで、やはり子供の時のバランス感覚はおっさんになっても適用されること身をもって体感してます。
なので子供にはこういうのやらせたほうが良いなと。
おすすめの遊び方
一つおすすめの遊びとしてはマーカーをおいてサーキットを作る。
マーカーを置いてサーキットを作りそのサーキットのレイアウトでブレイブボードを使って競争してます。ライン取りでかなりタイム差が出るのでこれまた面白い。
子どもたちがブレイブボードで父ちゃんはラジコンとかあります。
サーキットを作ったら近所の子たちがブレイブボード持ってたくさん参戦してくれました。
100均でコーン的なものあるのでそれを利用するのも手なのですが、
ぶつかるとコーンがずれるためコースが変わってしまい、楽しさが半減してしまいます我が家で使ってるのはこれ
イーグル模型のパイロンディッシュ
ラジコンショップで購入したのですが、円錐がフラットに近く、ラジコンやブレイブボードでのりあげてもコーン(マーキングがずれません) ブレイブボードで乗り上がると割れる可能性があるので注意。
これ公園ラジコンファンは全員持ってたほうが良い名品。
何度も言いますが、ラジコンが乗り上げてもずれないのでコースレイアウトが維持できます。これは三角コーンではぶつかるとコースが変わってしまい、到底無理な話です。 特に15cmが使いやすいです。
ブレーブボードの場合はそんなシビアじゃないので何でも良いと思いますが、
ズレにくいので遊びが楽しくなります。
まさかブレイブボードのことを書き出してこんなに書くことあるなんて正直びっくりしました。本当はrazor社の電動キックスクーターやいろいろ書きたかったんですが今日はこのへんで….
長々と付き合って頂きありがとうございます。
是非購入の参考にしてください。