今日は子供の歯のこと書きたいと思います。
タイトルの疑問は後ほど書くとして…
世の中 白黒で進んでいないことはわかっていても、
やはりおかしいなーと思うことがあります。
それが歯科矯正。
ものすごくお金がかかる。
歯医者さんの手間を考えると仕方がないことなんですが、
なんだか腑に落ちない点が….
私の周りにも子供の時にたくさんお金をかけてもらい歯科矯正したにもかかわらず、大人になってガタガタ といパターンは多々あります。
あれだけお金をかけたのに、全く役に立ってない。
もちろん親知らずなど大人になってからの新たな要素や影響もあるんですが、なんとかならないものかとずっと疑問を持ってました。
外資系に就職した友人は歯を真っ先に矯正していましたし、
日本文化の中にいると歯並びはあまり気にならないのですが、欧米文化側から見るとまた話が違ってきます。
やはり子供の時と大人になってから、それぞれ矯正が必要なのでしょうか?
矯正2回分のお金がかかってしまいます。
歴史的に見ると、
現代人になり、顎が小さくなりました。
人によっては歯の本数に対しての顎の面積が足りず、ガタガタになるのはわかります。
生物は進化の過程で最適化してきましたが、歯の本数のみは最適化されていない。なぜなら最適化しなくても生きていけるから… 歯並びが悪いと死んでしまう(淘汰される)世界では、顎が小さい遺伝子は残っていけないでしょう。
美男美女がモテて子孫を残しやすいと仮定すれば、むしろ歯の本数とは無関係に顎が小さい遺伝子が優位に立ちます。
自然淘汰がない世界ではどうやって神様にこの事実を知らせることができるでしょうか? 歯の本数を減らしたほうがいいという情報をどうやってDNAにフィードバックするんでしょうか?
歯並びが悪いワニなんて見たことない….
神様 気づいてください現代人の顎のサイズには歯の本数多いです….
話は脱線してしまいましたが…
いろんな矛盾が存在している中での歯科矯正です。
顎のスペースが足りないという前提で歯並びを治す必要があります。
前置きが長くなりましたが、
ずっとそんな疑問が頭の中にありました。
乳歯はまっすぐ生えるのに何故永久歯ガタガタになるの?
でうちの子。
乳歯はまっすぐ綺麗な歯並びなのに、
永久歯、案の定ガタガタです。
両親のDNAを受け継いでるので顎が小さい。
現状わかっていることは
永久歯が生えそろって来るにつれてガタガタになる
これだけは確定しています。
親としてはそのまま成人を迎えさせるか、ある程度の時期でお金をかけて矯正するかです。
そのまま成人させても歯並びが悪い状態は確定してます。
矯正するにもお金はかかります。 さらに子供の時の歯科矯正は大人になって役立たずになる可能性がある。 (もちろん顎やそのた問題修正のための歯科矯正は別ですが….)
さあ どうする?
ここからの話は
賛否両論あるため、推奨するわけなはないです。
あくまで我が家での判断になります。
ここでタイトル
「乳歯って歯並び綺麗なのに、なぜ永久歯ってガタガタになるの?」
の答えになるのですが、
乳歯がまっすぐ生えるのは 上に邪魔するものがないから。
という理論です。
ものすごく単純
これを永久歯にも適応しようという考え方です。
長男に聞いて見たところ やると返事がかえってきました。
レントゲンを確認しながら先に永久歯の上昇に邪魔している乳歯を抜いてもらいました。小学校三年の時点で勝手に抜けた乳歯もあるため、そこから
上下合わせて 6本。
まだたっぷり根っこのある乳歯です。(永久歯は乳歯の根っこを溶かしながら上昇します。)
えーそんなに抜いたら完全に歯抜けじゃん?
と思われますが、生え変わりの中で抜いているので見た感じそこまで歯抜けに見えません。
小学校とかでも大丈夫かと思います。
奥歯を抜くわけではないので前歯も含め歯は残っています。
歯並びが悪くなることや、痛い歯科矯正で、苦しい思いをするならば先に抜いておこうと判断しました。
上に邪魔する乳歯を最初に抜いておき、永久歯をまっすぐ伸ばし
ある程度生えてから顎の形状を感え さらに余分な入りきらない永久歯を抜いて
歯並びを調整するというやり方。
歯茎の自動調整機能を使う自然矯正という感じでしょうか?
これだけで完璧にはならないですが、歯科矯正しないまでもいい歯並びになるそうです。
歯科矯正が必要になってもずいぶん楽になるはずです。
実際この方法は、賛否両論あり、
顎の発達がとか、乳歯の根っこを溶かしながら永久歯が上がって来るので永久歯の成長が….など
歯医者さんによっては反対される手法です。
うちの場合は歯科矯正に疑問を持っていたので、こんな先生がいるよと、実際に話を聞かせていいただき、長年の経験上問題ないとのことで即決しました。
矯正は歯医者さんの稼ぎ頭の案件でもあるので、大々的に言えるものではないと思いますが、この手法を聞いた時に、自分の中でふつふつとしていた歯科矯正の疑問を吹き飛ばしてくれました。
もちろん費用も特別にはかかりません。
乳歯は自然に生え変わるのが最適か、無理やり抜くのが最適か
これは今でも議論されていることなので、
お子さんの状況を考えながら、一度相談されるのも良いかと思います。
お医者さんによって方針が違うため、
うちのような場合を希望される方は、似たような方針の歯医者さんに話を聞きに行くと良いかと思います。
参考になるかあれですが、
こんな方法もありますよという
覚書でした。