ブログの前に少しだけ別の話を….
大谷さんの活躍がすごすぎてネットの海を徘徊しているのですが、せっかくなので集めてきたよりすぐりの情報をまとめてみました。独断と偏見で集めた好きな大谷ブックマークを公開してる感じです。パソコンでtalbloを見られている方は上部にリンク出てきてると思うのですが、スマホで見られている方にはリンクが出てきてないと思うので興味ある方は見てみてください。これもどんどん更新予定です。talblo.com/ohtani でみれます。
さていつものブログに戻ります。 今日は孫の手の話
孫の手の由来
昔、じいいちゃんばあちゃんの家に行くと必ずあった孫の手。 皆さんも知らない方はいないと思います。 なぜ孫の手が永遠に存在し続けるのか…. 謎でした。 様々な種類がある孫の手 みうらじゅんさんも手を付けてない領域です。
英語ではbackscratcherといいやっぱりスクラッチという かく 単語が入っています。 日本では孫という単語が頭につくので、じいちゃんばあちゃんが背中に手が届かないから孫に頼んで背中をかいてもらう事を想像させるネーミングなのですが、語源は中国の西晋時代の書『神仙伝』に登場する仙女・麻姑(まこ)だそうです。
まこさんつれてきました。
このまこさん。よく見ると爪が伸びてます。
後漢の11代皇帝 孝桓帝(かんてい)(168年1月25日没)頃の話で、王遠(まこさんの兄)とその弟子 蔡経(さいけい)が会ったときの話なのですが、その時に妹のまこさんも同席しました。弟子の蔡経が「このまこさんの爪で背中をかいてもらった気持ちいいだろう」と想像した時、その心を見抜いた王遠が ばかやろーとまこは仙人だぞ! と蔡経を鞭打って怒ったという話が由来。
孫の手ではなく まこの手
だったんです。 仙人なのに爪を伸ばしてる まこさんもまこさんなのですが、孫の手からこんな話につながるとは思っても見ませんでした。
年を取ると背中がかきたくなる謎
じいちゃんとばあちゃんの家には必ず合った 孫の手なのですが、今でも文化はなくならずに継承されていっています。 これは年をとってみてわかったのですが、20代より30代30代より40代になってからのほうが背中が痒くなる率が高くなります。皮膚の水分量が少なくなり、乾燥するからだと思うんですが、これはじいちゃんに向かってもっと背中が痒くなるはずです。
そんな中 弟子の蔡経(さいけい)届けてあげたい商品がありました。
それが孫の毛です。
前にブログでサイザルたわしを紹介したのですが、風呂場でサイザルたわしで背中を洗う至極のひとときを継続して過ごしている私にとって、この商品は日中でもそのひとときを味わえる最高な商品でした。
それが孫の毛なんです。
背中のかゆいところに届きそうな長さの木に、最適な硬さのブラシが付いています。
至福のサイザルたわしに近い硬さ。
はけとぶらしの専門 かなやブラシ製の名品
程よい硬さの馬毛だそうです。
背中のかゆいところに手が届きそうな工芸品のようなアール。
美しささえあります。
孫の毛を使いだした私は もう孫の手なんて戻れません。 麻姑の手から孫の手になり有史以前から木の枝で背中を掻いていたと想像すると、もう時代は孫の毛になっているのです。 是非、今を感じたい方は買ってみてください。ほんとに素晴らしい商品でした。