talblo(タルブロ).comをフォローする

購読して頂けると記事を更新したときにプッシュ通知が届きます。

iPhone・パソコン・ガジェット

MacBook Air Appleシリコン M1について

お詫び

今回は人柱にならないと決めていたのですが、至るところから入ってくる、ベンチマーク成績のビッグウェーブに案の定飲み込まれてしまいました。

大分遅れて注文したにもかかわらず発売日の本日到着しました。買わないって言ってたんじゃないの?と当たり前のように思われるかもしれませんが、皆さんの初動が遅く、発売日に届いてしまいました。なので発売日に嬉しそうにレビューするおっさんが完成しました。

Appleシリコンに関しては皆さん様子見で、様々なレビューを読まれて一気に売れる感じになるかもしれません。

2ヶ月前にこのブログではインテルMACの最後の買い場としてレビューしMacBookPROを推したのですが、 インテルの新型MacBook Airを発売してまさか2ヶ月でモデルを一新するなんて思っても見ませんでした。まるで平成に変わるまでの昭和64年の1週間のような短さなのですが、このレビューをお読みになってMacBookProなどを買われた方申し訳ございません。 今回はここまで早く来ると予想できませんでした。それよりなぜAppleあのタイミングでインテルMACの新製品を出したんだと….良い製品を少しでもと思うレビュアーとしてはAppleに怒りさえ覚えるのであります。

といっても私もインテルiMac+MacBookProを買ったばかりの男で

お前のせいでインテルMac買ったじゃねーかバカヤロー、言ってることとやってることが違うじゃねーかバカヤロー

とおっしゃる方もいらっしゃるかと思います。 まさかこのタイミングでこんな物が出るなんて予想できませんでした。(できることは少ないですがご申告していただければ、talbot oneをお値引きします)

大切なお金なので、このブログでも推していた安い機種だとヤフオクで買い替えても、新しいMacが安いため、多少の差額で購入できると思われますが、特にMacBookProを全部入りで50万近くで買われた方。今回の10万円のMacBookAirの性能が近づいてしまい、一晩で40万円近く目減りしてしまうことになります。まだ性能差はありますが、Appleでカスタムしてどんどん金額が膨れ上がる怖さ痛感しました。仕事で使うからという暗示でどえらい金額になってます。

そんな状況ですが、 iPhone 12 ProMaxよりも安い MacBook Airです。せっかく届いたのでレビューさせてください。

adobe 非ネイティブでの性能差

ネイティブ  そのCPUに使われることを前提として設計されたソフト

非ネイティブ 今回の場合はAppleシリコン(新CPU)の上でインテルCPU用に開発されたソフトを動かす事

Appleシリコンを躊躇する最大の理由がこれです。 インテル用に開発されたアプリが遅かったら今買うべきではありません。

今回のAppleシリコンに対してadobeのソフトウエアは新OS Big Serの上でRosetta2を通して動いています。なのでネイティブ対応(インテルのCPU向けにデザインされたソフト)したadobe製品はまだワンクッションあり、インテルMacより遅く動くはずです、その状態で例のtalbot oneの12分のムービーをプレミアでレンダリングしてみました。

その結果がこちらです。

アフターエフェクトとプレミアのミックスデータなのですが、様々なデータによって速度差は出ると思います。分かったことはAppleシリコン 非ネイティブADOBEプレミアでは、10万円のゲーミングノートには負けました。ただこれRosetta2を挟んでこの性能です。

2-3ヶ月前に発売されたmacbook airの3倍近い時間短縮を安い価格で出してしまうというのは涙しかないのですが….

Appleシリコンのネイティブ対応のファイナルカットの動画編集ではとんでもない差が出てるみたいなので是非youtubeや他の人柱様のご意見ご参考ください。

ネイティブの2020年のインテルiMacには負けていますが、その差1分なのでadobeがネイティブ対応した日には抜かされそうな差です。

正直1GBのphotoshopファイルを開いたところRosetta2上で動いているのにも関わらず、2020年iMacより早く開けました。イラストレーターも今の所非ネイティブで問題ございません。サクサクという言葉が似合う感じです。

Appleシリコンに関してはまだまだ不具合出てくるかもなので、ご購入に際しては他の人柱様の意見も参考にしてください。

何故この機種を選んだのか?

GPUについて

一番安いMacBookAirなのですが、8コアCPUに7コアGPUです。

普通のM1が8コアGPUなのになんで一つだけ少ない7コアという中途半端な仕様なのか…..

これは多分予想なのですが、不良品なんです。 一つだけGPUにエラーがある不良品を製品化するために一つ殺して7コアGPUとして一番安いMacBookAirに実装したんではないのかと….

わからないですが…. ただ GPUの性能が1/8減るだけで、本体価格が25000円も下がるので、人柱にはピッタリの機種だと思いました。

モニタについて

あとMacBookAirのモニターがMacBookProと同じtrue toneが搭載され同じになりました。輝度がair 400ニトに対して、Pro500ニトと少し下がるのですが、Proも使用していますが全く問題ありません。違いがわかりません。

キーボードについて

インテル2020AirでついていなかったTouchIDのボタンもキーボード右上についています。 クレジットカードや起動など指紋認証で行えます。

消費電力とアダプターについて

Appleシリコンの消費電力のいちばんおいしいところがMacBookAirの10から15ワットあたりを多用するみたいなので、Airの30ワット丁度いいのではと思います。 つまりProよりアダプターが小さくなる。

このようなことから今回の機種はAir推しになります。

あとがき

一番下のモデルですが、正直すごすぎてなんだか切なくなります。

AppleはゲーミングPC出さないのかという意見がありましたがwindowsとの性能差がこの機種で一気に縮まった感じがします。多分ネイティブアプリだと完全にゲーミングノート以上の性能になるかと思います。

今までのゲーミングPCのハイスペック路線をオリンピックに例えるとMacBookAirだとインターハイレベルなのですが、今度のAirはインターハイレベルの大会に、ウサインボルトとマラソンの大迫 傑が「合体」(©トム・ブラウン)したような選手がいきなり登場した感があり、中古市場は大変になるだろうなと思います。 2020年11月17日は後に歴史の転換期として忘れられない日になりそうです。

取り急ぎ本日の実験結果でした、

Appleシリコンの人柱の一人として報告させていただきます。

サブPCとしてオススメの品番は最もコストパフォーマンスが高いMacBookAir MGN63 J/A Appleストアでも一番安いやつです。メインPCとして使用される方は ハードディスクが256GB メモリが8GBなのでカスタムして増やされるといいかと思います。