地デジになったのはいつの話でしょうか?
2012年3月31日にアナログ放送が終了しました。
我が家ではアナログ放送終了を見越して
SONY BRAVIA KDL-40X1というモデルを2009年に購入しました。
こんなやつ
その当時も家電量販店の展示で、かなり省電力になったと騒がれていて、プラズマか液晶がいいか論争など、いろいろ繰り広げられていました。このモデルも消費電力が小さいことも売りの一つでした。
今から5年前の話。たしか17万ぐらいだったと思います。
今振り返ると、とても高いですよね。よくこんなの買ったんだなーと思います。
このテレビの消費電力はカタログでは235Wです。
5年使用していて、テレビに不具合が出て、結局SONYの修理が高額になるため、別のテレビを検討してみました。まだ4Kは高いのと40インチのラインナップが殆ど無いため今までと同じ液晶で検討してみました。
量販店で画質を見て見ると、一番安い売れ筋タイプでも全く問題ない感じで、
買うならこの2機種かな~と考えていました。
今だと同じ40インチでもこんなにお安く買えてしまいます。さらに外付けハードディスクを用意するだけで録画もできてしまいます。なんていい時代なんでしょうか。
で値段もさることながら消費電力びっくりしました。
SONY 79W (BRAVIA KDL-40W600B)
東芝 82W (REGZA 40G9)
40インチで です。
いつもの間にこんなに低電力実現できていたんでしょうか? 5年前にもう完成の域と勝手に考えていた液晶テレビ。次は4Kなのでと考えていたのですが、その前に現行製品も技術は大きく進んでおりました。
で我が家の電気代を計算してみます。
5年前のBRAVIA 235W 40インチ 基準で考えると
1日朝から12時間 使用すると考え、1kWhの単価がだいたい30.5円(都内)で計算してみます。
1ヶ月=2580円 1年 30960円になります。
新しいBRAVIA 79W 40インチ基準で考えると
1ヶ月=867円 1年 10404円になります。
テレビだけの電気代でなんと年間2万円の差。
それも2008年の商品と比べてです!
新しいテレビの本体価格が下がっているので電気代3年で本体が買えてしまうことになります。
奥様が主婦されて朝から夜まで結構テレビをONにされている家庭はとんでもない電気代差になると思います。
18時間テレビをつけっぱなしのご家庭の場合
1ヶ月=3870円 1年 46440円 (235W)
1ヶ月=1301円 1年 15612円 (79W)
その差 年間3万1000円
テレビの電気代だけでちょっとした旅行に行けます。
十分省電力になっていたはずの2008年の液晶テレビと比べてもこんなに変るんです。
昔液晶が高い時代に購入し、頑張って使用している方是非、買い替えご検討されてもいいかと思います。235wのBRAVIAでこの差なので特に注意です。
もう少し発売された製品の年代をさかのぼってみましょう
ちなみに同じ40インチ
2005年製のBRAVIA KDL-40X だと285W までふえます。
こんなの
約10年前のこのあたりの液晶テレビの方は1日12時間として
1ヶ月=3129円 1年 37548円 (285W)
現在の40インチに買い換えることで年間27000円変わってきます。
更にさかのぼって、
2002年のAQUOS LC-37BD5 だと37インチで335W
こんなの
1ヶ月=3678円 1年 44136円 (335W)
現在の40インチに買い換えることで年間33700円変わってきます。
メーカー、グレードが違うので一概にいえないのですが、
各社横並びとして
まとめると
2002年 335W
2005年 285W
2008年 235W
…….
2014年 79W
すごい。
大切に長く使うという考え方はとてもいいことなのですが、
ここまで差が出ると考えてみる価値ありです。
「まだまだ使える」という考え方を一度外し、
自宅のテレビの消費電力調べられることおすすめします。
電気料金はこのサイトで簡単に計算できるので是非やってみてください!