もうすっかり12月も終わりになってしまいました。
師走の忙しさの中あっという間に年末です。
年末といえば年賀状。
メールで添付して送るというのが簡単ですが、やっぱり手書きの年賀状はいいものですね。
大変ですが、日本独自の年賀状と言うシステムは残したいです。
私は字が汚いので、あまり手書きが苦手なのですが、ちょっとでもうまく見せようと
万年筆をよく使います。
ボールペンで書いたものより120%w 字がうまくなった気がします。
そんな中入門用万年筆なのに驚異的な売上を記録している万年筆がニュースで取り上げられておりました。もうすでに発売からまもなくして50万本です。
今までペリカン等 今まで入門用のキッズ万年筆が各社から色々出ていました。
無印良品の万年筆や出る度に出ては買い使っておりました。
結局のところインクの漏れが少ないことからLAMYのsafariをづっと使い続けているのですが、何だかペン先が固い。
モンブラン等の18金のペン先などきっと書きやすいんだろうなーと思いつつ、あんな重たい万年筆もいらないし等いろいろいまいちこれというものが出会えていないのが現状でした。
しかしこのkakuno。
50万本も売れるというのはすこし異様です。 なにか直感的にいい
ということが起こらない限りこんな爆発ヒットは生まれないはず。
早速買ってみました。買ったのは中字のMと細字のF
ペン先が可愛いです。
横から見ると
こんな感じ。
一見普通の万年筆。ペン先の可愛さだけでこんなに売れるはずがありません。
何がこんなに売れているのか?
いつも使っているツバメノートに書いてみました。
このツバメノート あまり知られていないですが罫線が水性インクで引かれているため
万年筆インクが線ではじかないと言う特徴があります。
この罫線が水性インクのノートなのです。これは万年筆のユーザーにとって重要なこと。 是非ツバメノートをお勧めします。
LAMY safariと書き比べてみました。
字が汚いのはお許し下さい。 LAMY safariとの線幅の参考になるかと思います。
書いてみて売れている理由が瞬間に分かりました。
それは、
とにかくペン先がノートの上を滑る。
価格の高い万年筆ユーザーではないため、比べることは出来ないのですが、
皆様の書き込み評価を見ていると、高級万年筆に近い書き味を実現しているみたいです。モンブランよりいいという評価もちらほら….
そりゃ売れる。
LAMY safariでは紙の上をすこし引っかかる感じが残っていたのですが、
このkakuno。
滑ります。紙の上を。Mの方の滑り具合はホントに信じられない感じ。
気持ちよすぎて書くのが楽しくなります。
よくもまあこんななめらかな万年筆をこの価格で出したものだと思います。
価格帯の高い万年筆が売れなくなるのではと心配してしまいますが、
万年筆を使うユーザーが増えるということはとてもいいこと。
50万本も売れる理由はとにかく書きやすいことになりました。
LAMY safariで気になっていた引っ掛かりが解消され、当分この万年筆で大丈夫そうです。何だか得した気分。
年賀状の手書きに是非ご活用ください!
※追記)
kakunoにlamyのボトルインクは細いFになると、
インクの出が悪くなります。 パイロット純正インクをおすすめします。
パイロットのブルーブラックは青に近いのでlamyのブルーブラックが好きな方は
月夜という色が近いです。
ピンクや ブルー オレンジも
インクコンバーターもマストです。