ジャックパーセルとの出会い
あまりにもガジェット系がつづいたので、今日は靴のお話です。
あれは7年前。アメリカで何気なく直感的にカッコ良いと思って買った靴がありました。
それがジャックパーセルの黒レザーモデルでした。
大切に履いていたのですが、底がすり減り、新しいモデルを買おうと探していました。
でも同じものがない….なんだか違う….
そう日本で売られている、黒皮のジャックパーセルはぬい糸が白なんです。
厳密に言うと、USジャックパーセルはベロが長くロゴがはいっていたり、ヒールの縫い目があったり、はと目の穴が小さかったり、USのジャックパーセルには魅力満載なのですが、残念ながら日本では購入できません。
現行の日本のジャックパーセルレザーはこんな感じ
日本のもので、黒い糸の物が出ないかなーと待っていたところ、
やっと出ました。糸が黒+黒皮のジャックパーセル。
さらに何だか皮がクロムエクセルレザーという上質の皮。
CONVERSE JACK PURCELL CHROMEXCEL LEATHER
早速amazonで購入しました。 今なら楽天スーパーセールで楽天がかなりお安いですね。サイズがある人は急いだほうがいいです。私の購入金額より3000円も安い。そうこのシンプルな感じがたまらないんです。
(追記→残念ながら現在購入できません。)
ちょっと悔しいですがともあれ、やっぱり黒糸はかっこいい。
何だかまとまった感じがします。スーツにも合わせられそうな上品さもあります。
ほんのちょっとのさが、大きな差になります。やっぱりかっこいい黒糸。
1年間履き替えるジャックパーセルが見つからず、ようやく買えました。ありがとうコンバースさん。
で
ふと思いました。
せっかく購入した限定のジャックパーセルなのに、靴底はスニーカーの耐久性。
上質な革にバランスが悪すぎます。
もう一つ気になることが、ジャックパーセルは特有の波波ソールがキュキュと音をたててうるさい時があります。
うっすらと入った波波分かりますでしょうか? 曲げるとよく見えるようになります。
これが音の原因。
この2つを解消するものはないものかと…
探してみました。
じゃん。
4mmのvibramソール新品の状態で張ってもらいました。
ちょうどいいのがスカルパターンしかなかったのですが、スカルが苦手な人も裏面ならほとんど気になりません。ジャックパーセル+vibramソールってなんだかADDICTみたいです。
かかとも職人技
最初のソールと一体化。
ほぼわかりません。
さらに…
サイドから数ミリ内側で仕上げて頂いています。
さらにフロントの仕上げは3mmぐらい内側に。
完璧に黒のソールの部分だけをトレースして頂いています。
素晴らしい仕上げです。
ここまで綺麗に仕上げていただけるとvibramソールとのダブルネームのようです。
こうやって新品の状態でソールを張っておくと、かかとだけの修繕も簡単に出来てしまう。
なかなか出ない次の黒糸のレザーに出会うまでこれを履き潰せます。あとvibramソールなので耐久性は抜群。
例のキュッキュという音もなくなる。
一石二鳥です。
やっていただいたのは大阪の靴修理なかじまさん
ブランド物やニューバランスのシューズ修理も手がけられているお店。ほんとに綺麗に仕上げていただいた嬉しい限りです。
白ひももいいんですが、
やっぱり黒ひも。
あとジャックパーセルはワンサイズ大きくかって紐をきつくしばったほうが可愛い感じになります。
これでこのジャックパーセルもなが~く履けそうです。ゴムの劣化にはこれを塗っておくことも長持ちの秘訣。
表面にコーティングの膜を作ってくれるため、汚れも簡単に落ちるようになります。
あともう一つ今のジャックパーセル昔のに比べてかなり履き心地良くなっているので、長い間ローテクスニーカーから離れている方も是非お試しされることお勧めします。
現在黒糸の現行品がないので是非過去モデル検索してみてください。 結構あります。
クロムエクセルレザーが購入できない2020年の今どうするべきかとっておきの方法….. 追記
この記事を書いたときは黒糸のクロムエクセルレザーが売っていたのですが、現在白いとの現行品しか購入できません。 でも安心してください。
現行品をかって糸を黒に塗る方法があります。 ブログにまとめましたのでぜひご覧ください。 これで格安で理想のジャックパーセルが作れます。