東プレで文章書くのは楽しい….
さて今日は例の新型iMacの話。
とうとうヤマダBTOから納品され2週間使ってみました。
7年使ったマシンを買い換えるのは本来ならとてもエキサイティングな出来事なのですが、この写真のように外観特に正面からみた感じは何も変わりません。
変わるのは当たり前ですが厚みと重さ。
とは言ってもおなじみの薄型デザインですが、
同じ27インチでも2010年に比べて相当軽くなっています。
懐かしいDVDスロットは 当然ながらなくなりました。
上部の放熱用のラインもないです。
2010年製の良いところはSDカードリーダーが横についていた事
これがなくなり地味に使いにくい。
新しいSDカードリーダーは背面になりました。
美しさを取るとしょうがないのかもしれませんが….
thunderbolt3 ポートが2たつ追加されました。
thunderbolt 3 = USB-C になります。
こちら2010年製の背面
ディスプレーポートやfirewireポート、マイクポートも残っています。
2017年のメモリーはここから交換できます。
さて ここから色々 検証してみたいと思います。
1.ディスプレー
当たり前ですが、これは圧倒的に美しくなりました。
appleストアでは使ってみてわかっているつもりだったのですが、
Retinaディスプレーを実際家で使ってみると、まーこんなにも違うものかと….
スクリーンショットだとわからないので
モニタをカメラのEOS 6Dで撮影してみました。
2010年iMacで 名称未設定フォルダを作ってみると
こんな感じ。
それが新型iMacでみると
解像度が倍の144dpiです。
これが全てに当てはまるのですから、素晴らしいです。
iPhoneでretinaディスプレー見慣れているのに不思議な感じです。
パソコンのモニタはあまり気にならなかったのに、こんなにも違うなんて….
とにかく美しさが違う。
するとどういうことが起こるかというと、
mac book air のモニタが なんだかザラザラした感じに見えるようになってしまいました。
また新しいノートが欲しくなる。
retinaディスプレーはかなり危険です。
ディスプレーの弊害
ディスプレーがよくなったせいで、解像度が低い画像のアラが見えてくるようになりました。webなんか特に…. 今までは全体的に綺麗にみてていた写真も、ボケて見えてきます。 macで雑誌をよくみるのですがd magazinなどを閲覧すると小さな文章文字が解像度が足りてない感じに表示されてしまいます。
appleのサイトを見ると画像は全て倍の144dpiで作られて
72dpiの時代は終わろうとしています。
retinaから進化してさらに倍の288dpiになると、ほぼ紙の印刷物と見分けがつかなくなるでしょう。
ただ正直72dpiから144dpiはかなり差が出ますが、144dpiの時点でドットが見えなくなってるので。144dpiからの288dpiはあまり変わらない感じだと思います。
追記
とうとうVRの世界では人間の目と同じ解像度のVRディスプレー 20|20 が開発されたみたいです。 なんだかもうモニターとか言ってる場合ではなさそうですね。
70MEGAピクセルなので 1メガピクセル 100万画素とすると
7000万画素になります。
Oculusはテストで使ってみたことがあるんですが、あれはまだザラザラした感じです。
1.2メガピクセル。 それの70倍になります。
そんなVRディスプレー 意外と早く2017年です。 現実との境界が曖昧になってきますね。
2. 起動スピード
これはfusion driveのおかげかもしれませんが、
同じ最新のSierraOSで比べても恐ろしく変わりました。
2010 iMac (core i7 2.93GHz メモリ 24Gb) 1分27秒
2017 iMac (core i7 4.2GHz メモリ 8Gb) 20秒
起動スピードが1/4になりました。
これは驚くべきこと。
ただphotoshopなどの起動時間はさほど変わりません。
その他スピードに関して
これに関しては高負荷のかかる作業をまだやらせていたないのでなんとも言えませんが、イラストレーターやフォトショップなどの使用に関しては若干快適になった程度です。 7年前のcore i7でも十分活躍してくれます。
ただディスプレーに関しての進化を感じてしまうと、最新のiMacは素晴らしいです。
3. ディアルディスプレーに関して
うちではこんな感じに縦に使っています。
そうするとUSB-Cからディスプレーポートを出す必要があるのですが、
以前はamazonで買ったサードパーティーのケーブル (2000円ぐらい)を使用していました。 ディスプレー to HDMI です。
今回もそんな感じでいけると思いamazonで これを購入
usb-C to HDMI ケーブル
残念ながら認識しませんでした…..
他のも同じ状況と考えると 答えはこんな感じになってしまいます。
そう純正….
usb-C から (usb-C、HDMI、USB)と3つ取れる優れものなのですが、
これ….
お値段が全然可愛くない…
コネクターなのに7400円もします。
macbook購入しようにも電源がマグセーフではなくusb-Cがかなりネックで、
iMacでもusb-C こんな感じです。 なかなか好きになれない規格ですね。
4. 消費電力について
あまり知られていないですが、このページでお使いのiMacの消費電力と熱出力がわかります。
2010 midのCore i7 のデータがなかったので core i5 で見て見ます。
こちらが2017 core i7
これは面白い。 2010年のcore i5 よりCPU最大稼働時の消費電力、熱量共に減ってます。 core i7 同士で比べると100w は確実に差があるので、
1日 8時間 100w の差を1ヶ月続けると1kWh 22円 として一月 500円
1年間で6000円電気代に差が出ます。 さらに夏場 iMac 2010の発熱量が多いため
クーラーが稼働します。 相互作用でかなり安くなるのではないでしょうか?
7月に入り暑い日が続いていますが、 2010年モデルより全く熱くならないです。
これはあまり考えていなかった。 5Kディスプレーだから より電気使うんだと思っていました。
5.その他の影響
多分あまり使っている人は少ないかもなのですが
なぜかoffice mac 2011がインストールできなくなり、office mac 2016をネットで買いました。
2010年モデルのiMacはair playに対応していない時期。
新しいmacでiPhoneからサクサク画像を転送できるようになりました。
今回のmacのみの導入金額を算出して見ると
本体 299234円(税込) (core i7 4.2GHz / fusion drive 3T/ メモリ8Gb)
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ヤマダポイント -29966円
キーボード(magic keyboardテンキー付き) ヤフオク売却 -13000円
マウス (magic mouse 2) ヤフオク売却 -7000円
旧 iMac 27 ヤフオク売却 -40000円
旧macメモリ売却8GB 2枚 ヤフオク売却 -10000円
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199,268円
最新のmax性能のBTO iMacをこれぐらいの金額で導入できました。
キーボードやマウス、さほど使いたいと思わず売ってしまいました。
代わりに、
東プレ キーボードやコネクターなど出費が出てます。
今ままでのmac歴の中でももっとも長い7年間使用し、やっと変更した新型iMacですが、ディスプレー以外あまり感動がありません。 メモリは8Gbでもサクサクなので、しばらくこのままで使用してみようと思います。
ここ10年のパソコンはあまり進化しなかったですが、
ゲームのCGと映像のCGの境界が曖昧になってきているので、
リアルタイムレンダリングの領域やVRが入ってくると一気に加速しそうな気がします。
次の10年は今までの10年と全く違うでしょうね。
iMac 2007 追記増設メモリはこちらになります。
PC4-2400 2400 MHz DDR4 SDRAM になります。
8G 2枚の場合
16GB 1枚の場合
2018/11/10 追記
なんとamazonでappleの販売がスタートしました。販売元事態がappleです。
購入をお考えの方はヤマダ電機で店頭購入オススメします。
こちらの記事も是非。