今年もやってきましたというか…
毎年行ってるんですがブログで全く紹介できてなかったイベントです。
千代田区北の丸 日本武道館のお隣 科学技術館で開催されてる
「青少年のための科学の祭典」
チームラボとかお台場の未来科学館とかデザイン「あ」展とか科学系の素敵な場所はたくさんあるんですが、多分一番おすすめはと言われると迷わずこのイベントを選びます。
子供たちが一番楽しんでるのがこのイベントです。
1年で全国大会はこの2日(今年は今日と明日7/27-7/28)だけなのでもし読んでみて面白そうと思われたら是非明日子供たちを連れて行ってあげてください。
このイベントを一言で表すと
実験 体験の文化祭
個人出店から学校 研究室 企業 様々な方々が子供達に面白い実験や体験を紹介するブースを出されてます。
その数70ブース以上
8角形の科学技術館の中をぐるぐる 体験していきます。
この真ん中に動線がある8角形の会場は素晴らしすぎで、
例えば3号館でやってるイベントから9号館へやってるイベントに移動するにも直線なのでものすごく効率的。
幕張メッセやビックサイト等の展示会と違って様々なブースに効率よくショートカットできます。
内容はこんな感じ
● 火薬を使わない 新・線香花火を作ろう
● 汽笛の音がする 「ゴム手袋ホーン」をつくろう!
● ウミホタルを光らせてみよう
● シロアリの不思議
● 水の電気分解と水素の小さな爆発を体験してみよう!
● 台風はなぜ渦を巻く?―コリオリの力を体感してみよう!
● 夕焼けが赤いのはどうして?
● コラーゲンが作る不思議な世界
一つのブースに1テーマで 70以上….. 1日で回りきれません。
是非他の出店内容も見てください。
タイトルだけでおわかりと思うのですが、企業、学校様々なプロフェッショナルの方々が子供が興味持つような内容で出店されています。
当たり前ですが付添の大人も面白い。
整理券を取らないとできないブースもありますが、
ほとんどのブースが整理券なく参加できるので、すいているブースに人がうまく流れいつまでも楽しめます。
入口で200円でこれを購入しましょう。
中は各ブースの出展内容がまとめられてるので
夏休みの自由研究に困られたらこれがバイブルになります。
正直言いまして、これだけたくさんあるブースの一つで体験したことをまとめるだけで
夏休みの自由研究が完成します。
そんなのを1日に何個も体験できてしまう。
小学校5年の長男は要領がわかっているため今年もひとりで勝手にいろんなブース回ってました。私は小2の次男と一緒に回りながら、整理券をとったイベントは長男も合流という形です。
では少し体験した話を…..
最初にやったのが土の中の生き物探し
土の中にいる生物を探し
顕微鏡で生態観察
どんな生物がいて 特徴はどんなだったか
カードに書いていきます。
こちらのブースでは ストローを使った双曲立方体制作
モールとストローと 輪ゴムをつかって
双曲立方体が完成します。
こちらのブースは市販されている水を導電率計を使用して水の中に溶けているものの分量を調べる実験。 (こちら整理券が必要です。)
それにより味が変わるそうで表に記載して行きます。
●クリスタルガイザー
●南アルプス天然水
●東京水道水
●エビアン
●コントレックス
●温泉水マグナ
どれに一番鉱物が入ってるでしょうか?
こんなの大人も知りたい
コントレックス1.5リットル煮沸すると
こんなにも出てきます
最後は含まれているものを知った上で 味比べ
この超硬水 マグナ
大地を感じました。
クリスタルガイザー 南アルプスの天然水 エビアンなど それぞれどんな石に濾過されたものなのか? 玄武岩、花崗岩、石灰岩など 大人も唸る内容でした。
面白い。
こちら シロアリの不思議
ちょっと実物はグロテスクなので写真は避けますが
シロアリ あり ではなく ゴキブリに近い仲間って知りませんでした。
今日の衝撃です。 実際に木の中にいるシロアリや
シロアリが反応する成分の入ったボールペンの軌跡でシロアリをラジコンみたいに自由にコントロールできたり、面白いです。
こちらは楕円おはじき
楕円形状のおはじきスタジアムを作ることで反射したおはじきが焦点に集まります。
これも面白かったです。
こちら業務用フィルターでオレンジジュースが…..
透明になります。
こちらのブースでは 単極モーターの制作
鉱物関連のブースもたくさんあり (整理券必要)
金属の性質を実験してみたり
実験した金属片をこんな素敵なキットとしていただけました。
そのとなりでは鉱山VRです。
もうカオス…..
音響学会さんからは
振動で回転するプロペラ制作
木に切込みを入れて ギコギコ振動させるとプロペラが回りだします。
木の振動を指で抑えてコントロールするだけで位相がずれて逆回転も制御できます。
ステージではサイエンスショーなども
女の子には資生堂のブースがおすすめ
資生堂の研究員となってオリジナルリップカラーの制作です。
こんなのが70以上
どのブースも10−30分ぐらいで体験できるものばかりなので興味のあるものはとにかくやってみましょう。
明日行ける方は朝から連れて行ってあげてください。
今年都合がつかない方は来年 再来年とずっとやってます。
我が家はもう3年目なのですが、毎回楽しいです。
これだけ遊んで色々いただけて
なんと無料です。入場料もいりません。
行くだけで夏休みの研究も終わってしまう。
子供連れのご家庭には神イベントと言っていいでしょう。
行く際はコンビニなどでお昼ごはん、おにぎり等購入されていくと安心かと思います。お昼を食べるスペースがあるので大丈夫。行ってからコンビニは少し遠いです。中のレストランもあるのでそちらを利用されてもいいかと。ただし若干高いです。飲み物は中の自販機で購入できます。
残念ながら東京の科学の祭典は今日紹介して 明日が終了日なのですが、
万が一遊びに行けるタイミングの方はほんとにおすすめイベントです。
東京以外でも日本各所で科学の祭典はやられていますので
是非こちらのホームページご参考ください。