先日は思わず
おしゃれな曲を聞いています感を
だしてしまったのですが…..
ここからは全く別の要素を…
音楽っていろいろありますね。
いろんな音楽を聞いてきたつもりですが、この歳になって
衝撃をうけることができるのは、ある意味ありがたい事件でした。
まだ自分の中にも新しいモノに反応する要素が残っていた…
とちょっと安心しました。
写真でお気づきかと思うのですが
全く聞いてこなかったジャンルにハマってしまいました。
そう…….BABYMETAL
決してAKBやアイドル好きではありません。
音楽として素晴らしいと思います。
私自身、昔からダンスミュージックを含めいろんな音楽を聞いてきたのですが、
最近のEDMシーンももちろん否定はしませんし、すごくいいと思います。
ただまったくもって聞いてこなかった音楽がありました。
それがメタル。
ハウスやクラブミュージックの対極にあったジャンルです。
ここへのアプローチはブラジルに行くぐらい距離がありました。
正直メタルをバカにしていました。
あんなださいのいやとw なんであんな声で歌う必要があるの?とか
世間一般の認識と同じような感じです。
30代後半になり最近のダンスミュージックのEDMブームもあいまって
メタルがすんなり聞けるようになっているのかもしれません。
EDMにはメタルの持つ要素が入っているような気がします。
しかし、まだ純粋にメタルを聞くというまでには、はるかに遠い道のり。
BABYMETALという物を通して
ようやくメタルの入り口に立ったような気がします。
これ日本じゃないです外国。イギリス。
Reading and Leeds Festivals 2015 です。
先月末(8月末)の写真。ほんの一週間ちょっと前の出来事。
フェスのメインステージの写真です。
BABYMETALを知らない方もいらっしゃるので
簡単に書くと、
アイドル(ダンサー)+本物のバックバンド(神バンド)の組み合わせなのですが、
どちらもプロフェッショナル。 1+1が3にも4にも化けています。
popミュージックとメタルの融合という言葉では片付けられない
とても不思議なバンド。
ファッションで片付けられそうですが、ライブを見ると本気が伝わってきます。
日本ではあまり報道されていないため、
アイドルとして認識されているかと思うのですが、
ソニスフィア、先月末のREADING フェス等
海外のフェスでメインステージに大抜擢中です。
サブではなくお客が何万人もいるメインステージです。
海外ではアーティストとして認められているということ。
私も最初はいちアイドルとして見てました。
まさかこんな角度から刺客がくるとは…..
※ 必ず3回は聞いてみてください。
最初聞いた時は
1回目 なんだこれ?
2回目 意外に聞ける…
3回目 好きかも….
まるで神座(かむくら)のラーメンみたいです。
気がつけば…..
かたっぱしから他の動画を再生している自分がいました。
民放各社が、ちょっとしたニュースで伝えているのに対して、NHKはしっかり特別番組作ってます。社会現象として捉えようと…..
大体これを見れば今起こっている事態がお分かり頂けるかと…
きゃりーやPerfume等 世界進出していますが、音楽として、
日本人アーティストとしては坂本九 (上を向いて歩こう) 以来の
成功を収めるかもしれません。
それぐらい海外で話題になっています。
この事件は….
いろんなミラクルが起こっているんだと思います。
プロデューサーのメタルに対する愛とリスペクト
ボーカルの鼻腔共鳴で発声する、バックバンドの重音に負けない特殊な歌声
ダンスの質 振付の質 音楽の質 バンドの質
メタルシーンになかった純粋無垢な要素とダークサイド
どれか一つを実現することはできても、ここまで高次元にミックスできるなんて
素晴らしと思います。プロデューサーのメタルに対するリスペクトがなければ、メタルシーンにも受け入れられることはなかっただろうし、
さじ加減ひとつで色物として扱われてしまいます。
現実は世界で認められた。
いいものが評価されるのはほんとに嬉しいですね。
設定として狐の神様がいるのですが、
ここまで神がかっていると、
本当にいるような気がしてきます。
鼻腔共鳴という言葉をこちらから引用させていただきました。
とても興味深い記事です。
youtubeをみていたら雑誌 Metal Hammerのドンローソンさんの
レヴューがが出ていました。
海外での評価はこれを見ると本物ということがわかります。
賛否両論ある中で、こんな的確なレビューとても参考になります。
このレビューを聞いて買わないほうがおかしいです。
アルバムを買ってみました……
すさまじい完成度です。
なんていうのか…. 構成からすべてまとまっていて、
いいDJのMIX CDを聞いている感じでもあります。
一曲一曲も素晴らしいのですが、全体としてもすばらしい。
勢いでブルーレイも買ってしまいました。
特にこのロンドン公演が素晴らしいです。
こちらはロンドン公演の映像。
日本人アーティストの海外公演にありがちな現地日本人ではなく
ほぼ外人です。とにかくみんな楽しんでる。
いままで毛嫌いしていた音楽でしたが、
BABYMETALを通してメタルと言うジャンルの
一部を見せてもらえたような気がしました。
人が思わず引き込まれてしまうものには
必ずダークな要素があります。
シルクドゥソレイユのショーやオペラ、ミュージカル
NYの大箱で聞く海外DJのplayにも
人を不安にさせる不協和音のような時間帯を入れてきます。
映画で言うと時計じかけのオレンジや
スターウォーズにもダースベイダー….
クリストファー・ノーランが描くバッドマンしかり….
Jpopにありがちなポジティブな側面だけを押し付けた感じではなく、
BABYMETALのライブに、エンターテイメント性を感じるのは
そのへんなのかもしれません。
ものすごくポジティブなアイドルと言う要素に、
ダークサイドなメタルが合わさることによって
ドラマが生まれてると思いました。
是非まだ聞いて無い方は
アイドルという先入観を外して、音楽として聞いてみてください。
おすすめします。
なんだかこれからが楽しみですね。
2016年4月2日にはワンマンでLONDON WEMBLY ARENAです。
最後に新曲Adawama Fever
追記)
出たー!!!
新譜!!!
こちらiTunes
こちらamazon
オフィシャルも来ましたね。