さて、今日は久しぶりにパソコンの話です。
macが大好きでwindowsなんて、目もくれていなかったんですが、最近少し変わってきました。一番の原因はwindows 10が意外と使いやすくなった、
もう一つはゲーミングパソコンです。
windows派の方からすればmacなんて割高だー!MACでスタバ行ってんじゃねえ!とか色々鼻につくところもあると思いますが、macの良いところは最低限の使える性能が担保されている部分です。
ゲーミングノートを選んでみる
というのはパソコンの知識がない人でも最新の一番安いものを買ってもかなりハードな操作をしない限りインターネットなど最低限のやりたいことは快適にサクサク使える性能があります。 iPhoneのサクサク感を体感された方ならわかると思うのですが、操作性の良いぬるっとした感じが、すべてのハードウェアで体験できます。
スペックの性能よりも感覚的に気持ちよく動くというのがパソコンにおいても最低条件なのがapple製品です。
一方 windows これは見極めが大変です。
あまりに格安をうたうPCに手を出してしまえば 中にはwindows 10もまともに走らなかったり、普通のことができないという状態になってしまう。
せっかくのお金を使えないものに出してしまう危険性があります。
玉石混交といいますか…. 見極める力がないと ちゃんとしたものを選べないのです。
今一番心配している事は、例えばzoomなどでリモート授業が始まった場合に、とりあえず安いからと一番格安のwindows PCを与えられたお子さんは授業よりもそのPCを使いこなすのに苦労されて授業どころではないことが想像がつきます。
macだと最新の安いやつさえ抑えておけば、ブランドという枠組みによって最低限保証されて、こういう状況はおこりませんが、windowsだとお父様お母様のPCのリテラシーによってかなり差が出てしまう。
いままで可視化されてこなかった部分が顕著に出てきます。
うちは最近3年の次男もローマ字入力を覚えてきて、macbookを長男と取り合いになって来てました。5人家族なので、助成金も出そうだし、5月末まで学校も伸びてしまったし、この機会にパソコン追加は良いんじゃないかと思ったわけです。
最初、予算は10万円前後なのでやっぱりmacbook airが無難かなーと思っていたのですが、学校ではwindows 10をつかっていますし、windowsには高性能をうたうゲーミングノートPCというジャンルがあります。
家にwindowsとMac両方ある環境良いじゃないと思ったわけです。 子どもたちにしてはゲーミングPCでフォートナイトできるなんて最高なんですが…..
父としてもラジコンプロポでvrc(ラジコンのリアルシミュレーター)できるわけです。
mac使いとしてもwindows その中でもスペックが良く置く場所も困らない、ゲーミングノートPC良いじゃないかと思ったわけです。 子どもたちが動画編集やりたいと言い出してもゲーミングPCなら耐えれます。
これに決定
そんな中から選んで今回購入したのが
ドスパラさんの GALLERIA (ガレリア)GCR1650GF7になります。
本体価格99800円なのですが 我が家の機種はメモリを16GBに増強したので少しそこよりは上がってますが、ベース価格としてはかなりお安い部類です。
例えば 同じ104800円で購入できる最新の2020年のmac book airのグラフィックと今回候補に上がったゲーミングノートPC GALLERIA GCR 1650GF7(99800円)
比べてみました。
これGALLERIA GCR 1650GF7 99800円ですが CPUはcore i7-9750Hとグラフィックカード GTX1650というマックユーザーからすると信じられない仕様です。
最初見て目を疑いました。
ちなみに同じ価格帯のmac book airに入っているグラフィックカードIris Plus Graphics G4 とGTX1650を比べるとこんなに差があります。
GeForce GTX 1650 (モバイル)対Iris Plus Graphics G4 (Ice Lake 48 EU) [4ベンチマークに]
上 GALLERIA GCR 1650GF7(99800円)ゲーミングノートPC
下 Mac book air 13 2020モデル(104800円)
2020年のmac book airに関して言えば
core i3のモデルはIris Plus Graphics G4(2コア)で core i5 core i7のモデルはIris Plus Graphics G7(4コア)を積んでるらしいので、あくまで最安値の同価格帯のmac book airとの比較になりますが、驚きの性能差です。
windowの皆様が mac情弱か! とおっしゃる理由もわかります。
実際レンダリングするとこの性能差ですがエクセルやワード、webなどではmacサクサクなのでこの差は可視化されません。
ゲームや動画編集など高負荷で初めて体感できる差です。
じゃあGeForece GTX 1650がどれぐらいの性能なのかというと
ちなみに13インチではなく16インチのmac book proのグラフィックカードRadeon Pro 5300Mの性能差でやっと同等近くになりますです。
右 mac book pro 16インチ (248800円)
右Radeon Pro 5300M 636製品中94位
左 GALLERIA GCR 1650GF7(99800円)ゲーミングノートPC
GTX1650 636製品中97位
つまり普通のmac book pro 16インチと同等クラスのグラフィックカードが99980円のPCに入っています。
CPUを見てみましょう
今回購入したゲーミングノートPCには
9ジェネレーションのcore i7 -9750H のCPUが入っています。
最新のMac Book Airは一番下のクラスで1.1Ghz 2コア4スレッドのCore i3 1000NG4 (10世代)
今回購入したものは6コア12スレッドの Core i7 (9世代) です。
最新作といえども一世代古いですが6コア12スレッドに Core i3が勝てません。
左 GALLERIA GCR 1650GF7(99800円) ゲーミングノートPC
右 Mac book air 13(104800円)
インテルサイトで比較してみました。 左がゲーミングノートPCのCore i7 右が新しいmac book airの安いモデルのCore i3です。 クロック数でもコア数でも勝負になりません。
ただここで10万円のPCとしてappleの方に勝算が出てきます。
消費電力がゲーミングノートPC 45Wに対してたったの9Wです。
appleのmac book airのほうが圧倒的に長く使えます。
我が家の現在の状況にゲーミングノートPCがぴったりだったのは
高性能でとにかく安いそして、外に持ち出さない。
これが決め手でした。
今回購入したゲーミングノートPCのバッテリー稼働時間は5.8時間です。
ゲーミングノートPCは我が家のような持ち出さない子供用途にはピッタリで、
外でバリバリ動画編集するけど電源確保できなおかつ安いものを探している人にはいい商品です。
軽く持ちたい、長く使いたい、インターネット、ワード、エクセル、イラストレーター、フォトショップの方はmacのラップトップのほうが軽くて良いです。
子どもたちにゲーミングを許可するならゲーミングPCを選ぶべきだと思いますし、あえてゲームをさせないスペックのものを選ぶのもありかと思います。
各家庭の考え方にもよるのでなんとも言えないですが、
とにかく昨今のゲーミングノートPCの性能と価格にびっくりしたのでした。
拡張性も問題ございません。
ゲーミングノートPCの流れとしては大手 DELLやHPが大量仕入れで価格を下げているのに対して、他のメーカーさんも頑張っています。
特にドスパラさんはe sportsにも熱心で、ゲーミングノートPCとしてリリースするには最低でもこれぐらい、という専門パソコンメーカーとしての心意気も感じます。
なので一番安い価格帯でも、macbook airの性能の比にならないぐらいのものを出しています。
特に電源をつないでよく使うビジネスマンの方にはこういうゲーミングノートPCも選択肢の一つ何じゃないかと思います。
ドスパラさんはそのビジネス利用も考えてか、一番安い価格帯のゲーミングノートにはロゴが控えめに入っています。
キーボードの照明も消せますし、
ゲーミングPCの性能でも今なら5.8時間外で動きますので使えるのではないでしょうか。
ゲーム嫌いのお父様お母様方には
ゲーミングノートPCなんてもってのほか と思われるかもしれませんが
性能の遅さでパソコン嫌いになったり、思考を邪魔しない課題をこなす道具としては、最もおすすめすべきパソコンジャンルなのかもしれません。
すこし、MACと比較してみて思うところを….
ディスプレー はどうなの?
これはAir Mac retinaの精細と比べると多少見劣りしますが、見比べなければ全く問題ないです。現在ついているものもものすごく美し良いです。
画面サイズはこんな感じ
13.3インチ macbook air 2560*1600解像度
15インチ GALLERIA GCR 1650GF7 1920*1080 解像度
画面と比較してみます。
こちらが今回買ったゲーミングノートの拡大
タグの「ファッション」という文字見ていただくと違いがわかるかと思います。
こちらがMAC BOOKのretinaディスプレー
ここまで拡大すると差がありますが、ゲーミングノートのほうも十分綺麗です。
スピーカー
これはゲーミングPCの特性上 ヘッドセットつけることが多いので少し音質が弱い気がします。
バッテリー
これは5.8時間しか持ちません。 Mac Book Airは 11時間 駆動します。
重量
1.29kg macbook air
2.03kg GALLERIA GCR 1650GF7
これはゲーミングノートにしては頑張っている方かと思います。
サイズ感はかなり違うかと思います。15インチのゲーミングノートと手持ちの12インチmacbookとレベルとこんな差になります。
オペレーティングシステム
これはwindowsかmac これだけで分岐点です。
トラックバッド
これに関してはmacのほうが感度が良く完成度が高いです。
このパソコンのも実用上全く問題ございません。
ゲーミングの操作を邪魔しないように左にトラックパッドがずれているのもポイント。
ハードディスク
Mac Book Airが256GBのSSDなのに対して
Galleriaは500GBのSSD です。 500GBないと動画編集やゲーミングは難しいと思います。
キーボード
一世代前のmacのようなある程度ストロークのあるキーボードです。
打ちやすくて問題ないです。 キータッチの面積はmacのほうが有利かなーという感じ。 あとテンキーが付いているのは嬉しいです。
カメラ マイク
家庭内zoomで子どもたち3人と遊んでみましたが、マイクとカメラの性能も十分でした。 HD画質のカメラはついています。
なので使い方として
ゲームや動画編集などを安いパソコンでやりたい人はこのようなゲーミング系PC
ウェブのブラウジングやワード・エクセル、イラストレーター、フォトショップを快適に使えればいいと言う人はmacをおすすめします。
ただmac OS、WINDOWS 好き嫌いはあると思いますので、あくまで私個人的な意見です。
我が家での使い方
ちょっとパソコンから話は脱線してしまいますが、
子どもたちにカッコつけてPCとか言ってますがますが 今までiMacにfusion乗せて動かしていたwindows 10ですが、父ちゃんも windowsで動くRCシミュレーター(vrc pro)がやりたいので、とにかくみんなハッピーになった1台でした。
父ちゃんはもちろんRCシュミレーターで 世界中のコースで遊んでます。
パソコンにプロポつないで 1/8バギーで
アメリカのPSYCHO NITORO BLAST で練習中です。
フォートナイトがすべての項目max画質でサクサクなので、VRCぐらいなら簡単に動きます。
めちゃくちゃ面白い。大分タイム上がってきました。
vrcで練習するとリアルのラジコンもうまくなります。 リアルのラジコンがうまくなるとVRCのタイムも上がります。 面白い。
休みの日はHDMIケーブルで家のテレビに繋いで、室内コースを選んで
家族でタミヤグランプリです。
オフロードカーゲームのOverpassもサクサク動きました。
ちなみにOverpassは2017年の5K iMac corei7 クワッドコア4.2GHz の上でfusioin+win10 でインストールしてみたのですが、全くゲームできませんでした。
www.youtube.com長男は毎日の塾をzoomで受けているんですが、私のmacbookが12インチだったのでこちらの15インチのほうが画面が大きく調子いいみたいです。
更に塾がない明日フォートナイト上でsteve aokiのパーティーに参加するみたいで。このパーティーに行くと画面見せられたときは、小6でフェスか! とびっくりしたのですが、本人はこの人達が誰かも知らず、ただ遊びに行くだけ。
参加方法がswitchからアンドロイドまでマルチプラットフォームなわけで
どうぶつの森しかり、父ちゃんの知らないところでデジタルカルチャーはどえらいとこまでいってるなーと思うわけです。
ちなみにこのPCフォートナイトは画質最高でもサクサクです。
これからのエンタメ業界は一気にこっちの方向性にいける人たちと2分化してしまうかもしれません。
今日のニュースで知ったのですが、フォートナイトの人口は3億5000万人を超えています。とうとうアメリカの人口を超えたらしい。
一時期話題になったセカンドライフの登録者数は2008年に1300万人ぐらいがピークとして、今のフォートナイトの数字のすごさ、おわかりいただけるかと思います。
ここ10年のスマホの進化が仮想空間の中の人口を広げています。
昔と明らかに参加する人数が桁違いになっています。さらにこのタイミングで5Gが来ます。
5Gって映画が速くダウンロードできても….
とピンときていませんでしたがzoom等を通してオンラインコミュニケーションの同時接続の画質、音声の解像度がどんどん上がっていく世界を想像するとワクワクしかありません。
デジタルデータに付加価値を与えれるかという切り口で見れば、オンワード樫山が店舗を閉鎖する中で、ファッション・ビジネスが衰退していってもフォートナイト上にヨウジヤマモトやマルタン・マルジェラなどが 黒と白の戦闘服をそれぞれ作ったら父ちゃんでも課金してしまいます。 若い人は買わないでしょうが….
3億5000万のユーザーが買いだしたらどんなことになるなんて想像がつきません。
フラグメントデザインやSupreme、オフホワイトなど可能性を考えるだけでもう怖いです。おっさんホイホイです。
リアル店舗が衰退してもオンラインでの可能性が無限に広がっています。
これはセカンドライフのときの確実に違う。
デジタルデータとして価値を与えれるかという切り口で考えるとコロナ以降の世界でも、有利なものと、そうでないものの明確な線引ができそうです。
この流れはCGのレンダリングの解像度が上がれば上がるほどリアルで価値があるもののがデジタル上でも価値がある事につながるのではと思います。
現在の解像度だとジーンズのディテール違いはわかりませんがCGの解像度が上がるとユニクロのジーンズをキャラクターに履かせたいか、ビンテージジーンズを履かせたいかそのままの価値が価格差になります。
このへんの感覚はおっさんだけかもしれませんが….
追記 最新のM1 Mac Book Airとくらべて…
これが答えです。
full HDの12分の動画をプレミアで書き出ししてみました。プレミアはM1CPU Mac Book Air非対応なので、エミュレーションした状態ですが、5分30秒かかっています。それに対してゲーミングノートだと3分41秒で書き出しが終わっています。 なのでアドビがネイティブ対応すればこの差がどこまで縮むか見ものですが、現状ではまだゲーミングノートにアドバンテージが有る状態です。 CPUがM1になる前のノート型MACとの性能差はもう別物と言えるレベルです。
是非ご参考ください。
デスクトップを選ぶならこれ
ノートパソコンの話ばかりしてきましたが、もし最小デスクトップ機がほしい方には決定的な商品が発売されました。mac miniのようなサイズです。
それがこちらLENOVO ThinkCenter m75 Gen2です。特におすすめはAMDのRyzen5か7が搭載された機種で、CUPにほんの少しの値段出せばパソコンが購入できてしまう異常事態が発生しています。
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