今日はdysonのバッテリー交換の話です。
このブログでDyson DC61を紹介したのが4年前。
ノズルを継ぎ足したり、ヘッドのモーターを修理したり延命治療を施してきました。
ヘッドのモーターはブラシモーターなのですが、dysonの吸引に使われるモーターはブラシレスDCモーター。
つまりブラシが内部構造にないため基本的にへたりません。
ラジコンでもハイエンドの世界ではブラシレスモーターになっているのですが、性能がほんとに落ちない。
こちらブラシモーターの内部構造
この右のブラシが削れていくことで接点不良を起こします。
dysonのメインモーターはこのブラシがありません。
なのでモーターの寿命はかなり長くなります。
それに対して必ず寿命が来るのがバッテリー
4年間の使用でとうとうお亡くなりになりました。
お亡くなりの合図は
このようにランプが点滅します。
いきなり使えなくなります。
毎日使用してこんなにも使えるというのは内部電池が素晴らしい。よくできた電池だなーと思うわけです。
純正の電池に交換するのはもちろん大賛成なのですが、お値段が
8460円になります。
さてここで2択。
信頼性を取るか 容量をUPさせるかです。
サードパーティーからたくさんの互換性のあるバッテリーが出ているのがわかるのですが、しっかり見ないといけないのが外側ではなく中の電池がどこ製造?ということです。 中華バッテリーは粗悪品も多く、容量偽装もあります。
このような3000円台の商品もありますが、レビューを読むとかなり危険。
内部電池が安定してません。
うちが購入したのはこれです。
電池がサムソンセルで3000mAhなので
純正 左が2200mAhからの1.5倍(厳密には1.4)の容量になります。
1年間の品質保証もついてます。
ただ気をつけないと行けない点が…
商品写真ではメタリックぽい塗装ですが、実物はグレーです。
右が今回買ったやつです。
取り付けてみましょう。DC61の場合はネジは2箇所
一つだけ背中のネジが トルクスという星型ネジなので工具が必要です。
ここは少しハードル高い
チョット豆知識なのですが このトルクスレンチの規格は六角より力が分散するためネジ頭が飛びにくいです。 もしかしたら今後主流になっていくのかもしれません。
KTC さんホームページより
ネジを回す時にネジとドライバーが離れようとするカムアウト現象が起こりにくいことからヨーロッパではプラスよりシェアを伸ばしています。
さすがのAppleはすぐにこの規格を採用しました。
日本だとこのことがあまり認知されておらず、いたずら防止ネジ的な扱いなので
ちょっと書いてみました。
こんなセット工具に入っているのでお家にあれば必要ないのですが…
分解に必要だったのはT6 というサイズです。
もう一つはここ。
こちらはプラス。
なんで規格を揃えなかったんだと、dysonさんのちょっと意地悪を見ました。
今のモデルでは変わっているかもしれないので確認してください。
この2本を外すと簡単に引っこ抜けます。
後は新しいバッテリーを挿してネジを締めるだけ。
どうでしょうか? 取り付けてみるとメタリック感が無いことが全く気になりませんでした。ほぼ違和感ありません。
これでまた新品以上の性能に戻ってしまったのですが、
今度どこか壊れたら最新のdysonに買い換えようと思います。
是非ご参考ください。
※スイッチの接触が悪いタイプもあるみたいなのでその場合は返品交換おすすめします。