多分ですが….
世の中的にさらりと扱われているものの一つに挙げられるであろう
コピー用紙。
今日はそんなコピー用紙にスポットを当てさせてください。
毎日会社などで触れているものなのに、
コピー用紙と向き合った方いらっしゃいますか?
中に詰め込むものはパワーポイント使って大切に考え抜くのに
それを印字するもの適当にしていませんか?
ペーパーレス化が進む中。
コピー用紙なんてなんでもいいじゃん
確かにおっしゃる通り。
ただ世の中には 魚沼産のコシヒカリ のような
コピー用紙が存在します。
せっかくなので
コピー用紙にもう一度目を向けさせてください。
小さい企業でも大きな企業でも、いいものは勝手に宣伝するこのブログですが、今回は大企業の努力。
声を大にして言いたい。
もしレーザープリンターをお使いで 少しでも予算が許すなら…
アスクルのフルカラーペーパー
買ってください。
アスクルに様々なコピー用紙がありますが
選ぶのはフルカラーペーパーです。
(インクジェットプリンターをお使いの方は後ほど紹介するカラーレーザーの部分も読んでほしいです。)
量販店で買ったりamazonで売れているやつ買ったり
色々右往左往した結果
たどり着きました。
これを使い出すと量販店で適当なコピー用紙を買っていた自分に
一喝したくなります。
それほど物が違う。
これ左 amazonで一番売れているコピー用紙 コクヨ KB用紙です。
amazonで一番売れているということは紙質とお値段が最大公約数的に成功した商品です。
最初に言っておきますが、コクヨのコピー用紙が悪いのではなく、この価格帯ではベストな選択だと思います。
ただお伝えしたいのは金額をプラスすることで
コピー用紙の向こう側の世界が待っています。
比べてみましょう。
上がアスクル 下がKOKUYO
もちろんKOKUYOの紙は売れている商品だけあって トナーのノリも良いんですが、
比べてみると…
手前のKOKUYOの方は若干マダラ感があります。
後ろのアスクル フルカラーペーパーは パキッと 印刷されているのがわかるでしょうか? 黒の箔押ししたみたいな感じです。全く表面に下のペーパーテクスチャーが出て来てません。
拡大しても紙の平滑度の違いがわかります。
あと注目すべきポイントは紙の白とトナーの黒のコントラスト….
同じ内容の企画書、レポートがありました。
どちらのものを読みたくなるでしょうか?
絶対 上です。
まるでオフセット印刷のようです。
そうアスクルのフルカラーペーパーは平滑度+白とのコントラストも素晴らしい。
黒のトナーと白の紙のコントラストが視認性をあげてくれます。
気持ちいいぐらいです。
フルカラーペーパーというだけあってカラーを検証してみたいと思います。
このブログで使用した写真を出力してみました。
左 アスクル 右KOKUYOです。
一見違いがわかりませんが….
拡大してました。
左 アスクル 右 KOKUYO
左がボケて見えるのはカメラのピントのせいなのですが、実物は圧倒的にアスクルの方が解像度が上がったような感じ。平滑度も素晴らしいです。右のほうの紙のマダラ感がそのまま出ています。
左 アスクル 右 KOKUYO
こちらもしかり。
全体的にみると 右ほうは紙のマダラ感が全体的にあり、ザラザラした印象になります。
600dpiのカラーレーザー +アスクルフルカラーペーパー+ リサイクルトナーで
ここまで出力できます。 (はてなフォトライフの設定変更してオリジナルを貼り付けています。クリックすると画像拡大。)
フルカラーペーパーはASKULで購入できるのですが、法人契約ができない場合はLOHACOで購入可能です。
同じ系列ですが法人向けのASKULのほうが多少安いです。
アスクル フルカラーペーパー で検索して見てください。
狙い目はたまにですが、アウトレットで型落ちのフルカラーペーパー買えます。
うちでは外側の印刷違いで昔のモデルを購入しました。
今回は81gの厚みを買ったのですが、
企画書とかもう少しリッチに見せたいなら少し分厚い105gオススメします。
さらにリッチに見せたいなら128gまでバリエーションがあります。
128gの紙はなんじゃこの高級紙という感じなので
ここぞという時の書類にはおすすめです。
もちろん多少高いので普段使いは安い紙、お客様に提案するときなどこちらの紙に変更もありだともいます。
ただうちの場合はこの価格差なら入れ替えるのがめんどくさいので全てアスクル フルカラーペーパーにしています。
ちょっとついでにプリンターの話。
今回全て出力はこのプリンターで行いました。
何度もこのブログでプッシュしているためおなじみのプリンターですが、
これの写真モードだとここまで綺麗にプリントできます。
定価96000円のプリンターがずっと15000円から18000円ぐらいで購入できる状態が続いています。
さらにこの出力は全てリサイクルトナーです。
嘘かと思われますが 4色のトナーセットが2800円です
CMYKそれぞれ1本づつの4本セットの値段です。1本 700円です。 ガンガン出力しても1年ぐらいはトナー切れません。
今3回このリサイクルトナー交換しているんですが、先ほどの出力見てもらえるとお分かりのように全く問題ありません。
この一年の使い方でインクジェットだと一体どれだけインク代かかったのでしょうか?
怖いです。
amazonの売上ランキングに、高いインクジェットプリンターのインクが上位を独占している光景を見ると悲しくなります。
なぜみなさんこのレーザーを買わないのかと….
このプリンター実はみなさん買われていても、70パーセントぐらいの実力しか使っていません。それでも高評価なのですが、モードを写真モードにするだけで別次元のプリンターになります。この設定がプリンター側のソフトウェアの設定になるのでみなさん設定の階層が深すぎて設定できていないと思います。 もし私がNECの担当ならばこの設定を標準設定にして出荷します。それぐらい勿体無い。
写真モードの設定の仕方、このプリンターの詳細は過去ブログ読んで見てください。
おすすめのA4カラーレーザープリンター 買うならこの機種です。NEC MultiWriter 5750C PR-L5750C – talblo 良いもの+ひとりごと
今ならOEM先のはずのゼロックス(同じ商品)のほうが価格お安いです。謎の逆転現象が起きてます。
なのでこの二つは基本的に同じものなので
家で文章などプリントする方には本当にオススメします。
追記
NECに新製品が出ました。 今から購入するならこっちかもです。
我が家でのプリンターの使い方をお話すると….
せっかくなのでうちのプリンター使用状況を簡単に説明させてください。
A3プリント → 近所のコンビニ
A4プリント → NEC MultiWriter 5750C
写真プリント → ネットプリント
年賀状 → グラフィック(ネット印刷屋さん 紙の種類が圧倒的に多い)入稿
プリンターの話
実は以前A3カラーレーザー持ってました。
でも気が変わりました。 なぜなら近所のセブンイレブンのゼロックスのほうが印刷が良かったから。
ポストスクリプト云々の話はありますが、許容できるレベルでした。
あとはトナー代金、ドラム代金を考えると全くコストパフォーマンスが悪い。
仕事でA3プリントが必要な時はUSBメモリーにPDFデータ入れてコンビニで出力します。 ゼロックス大好きなので、コンビニの出力の見分け方としてプリンターがゼロックスなら間違いないです。 黒のノリがいいです。
以前うちでやってたことはA3レーザープリンターでA4をガンガン出力していたこと。
レーザープリンターの消耗品の一つにドラムがありますが、A3プリンター用のドラムはものすごく高い。ドラムは紙の送りによって消耗するんですが、A4を横挿しの場合はA3に比べ距離が1/2になるので、同じなのですが、縦にさす場合はA4 1枚でも2/3ぐらい消耗してしまいます。
つまりA4を向きを変えてプリントすることが多いならA4プリンターで印刷した方がドラム代を考慮すると圧倒的に安くなります。
普通は用紙トレイに 左2つのようにドラムを使用するように紙が入っているので大丈夫なのですが、A3プリンターで手差しで一番右のパターンをよくやる場合はドラムを消耗していることになります。 とにかく同じ距離をドラム走らせるにもA3プリンターのドラムは高いです。
A3プリンターで一本1万のトナーCMYKで4万円一気に吹っ飛びます。さらに定期的にもっと高いドラム交換が必要になります。
是非簡単なA4文章は今回紹介したような安価なA4プリンター導入してランニングコスト下げるべきでです。 安価と言ってもコピー用紙を今回のように考えるだけで
かなり戦闘力をあげれます。
ここまで綺麗に出力できるんですから…
さらに印刷安く済ませたいというなら孔版(こうはん)印刷 (リソグラフ)が良いでしょう。 プリントゴッコの会社RISOが作っている印刷方法で単色印刷ですが1枚1円以下のコストになります。レーザープリンターには熱で定着させるという宿命があるためランニングコストがかかりますが、リソグラフにはその作業がないため、低価格かつ高速でプリントできます。
単色印刷 +目が粗いのでものすごく綺麗にというわけではないですが、大量の配布物には向いています。 学校で配られる資料などリソグラフを使っているところは多いと思います。
リソグラフ 印刷で いろんな外注業者がたくさん出てくるので大量で品質を要求しない場合かなり使えるかと。
孔版印刷 使い方によってはこんな可愛い感じにも
写真プリントの話
A3のことだけで熱く語りすぎました。
次 写真をプリントする場合の話
我が家では割り切って全てインターネットの写真出力サービスを使っています。
高級な業務用の機械で安価にプリントしてくれる時代に、なぜ高いインク買ってインクジェットでプリントする必要があるのでしょうか?
A4レーザーはフチなし印刷ができないのでL版など写真をプリントしたい方には不向きですが、ネットでは L版5円から15円で印刷してくれます。
※のんびり旅カメラさんが5円プリント比較されていました。
これは参考になるかも。
【比較】5円ネットプリントサービス6社徹底比較!おすすめはどれ!? | のんびり旅カメラ
なので自宅のインクジェットプリンターで写真をプリントするなんてやめてください。
お金がもったいない。
もちろん趣味で写真をやられていて高級インクジェット+特殊写真容姿で出力される方は別の話ですが….
年賀状の話
年賀状なのですが、あれに関しては縁ギリギリまで印刷できるインクジェットが使いやすいかもですが、インクのお値段を考えると、表面はプリントパックやグラフィックなどのサービスにデータを入稿してしまったほうが早いです。 入稿は少し難しいかもですが、最初さえ慣れればいけます。
100枚200枚カラー写真を家庭用プリンターで行うのは 大抵かすれやインク切れと向き合うことになります。
量販店に5000円ぐらいかけてインクを何度も買いに行く羽目になります。
なので印刷業者にお願いした方が案外安い。
うちでは表部分を印刷会社裏部分の
住所部分はシールを住所印刷して手ばりしています。 あとメッセージを手書き。
住所部分に関しては
これに関しては住所を自動でプリントしてくれるソフトもある+レーザープリンターでは厚紙が苦手な場合もあるので、インクジェットで住所面だけ印刷するのはありかと思います。 年賀状宛名面だけはインクジェットを使う利点があります。
年賀状裏面宛名用だけにこれでいいです。たった3800円
これをメインで使うとまたインク代の罠、リサイクルインクを使ってもノズルの詰まりに陥ります。
コピー用紙の話から、多分今日本で考えられる中で最もコストパフォーマンスの高く、印刷物をあげる方法を話してみました。
今回ご紹介した A4カラーレーザー+良い紙+リサイクルトナーの組み合わせは
最近話題の大容量インクジェットプリンターと比べてものランニングコストは比じゃないです。 さらに良い印刷物ができる。
あと壊れない、かすれないです。3年使ってますが全く問題ない。
これがインクジェットだとヘッドのかすれ インク詰まりなど色々問題起きていたでしょう。トナーのノリが薄くなって来たらヘッド部分を柔らかい紙で拭いてやるだけです。 それ以外のメンテナンスは全く必要ないです。
大企業だと備品購入にはいくつも関所がありなかなか難しいと思いますが、
自営業者の方、小規模オフィスの方、 特にSOHOの方にはおすすめします。
是非お役立てください。