今日はベビーカーの話です。
4月に3人目が生まれそろそろ必要になってきました。
自分の人生においてベビーカーを4つも買うことになるなんて、想像できなかった出来事です。
長男 次男で 3回 そして離れた3男で4つ目です。
ベビーカーを4つ買うことでもうすぐベビーカー界から解脱しかかってます。
そんな我家のベビーカー選びお付き合いください。
基本的にこれに関しては奥さんに任せっきりなのですが、
うちの奥さんも横から見ていて商品選びや買い方に長けていて、ハードオフでまさかのNUNAのleaf(バウンサー)をゲットしてきたり、驚かされることが多いです。
こんな商品がハードオフにあったのもびっくりですが….
今回も我が家4つ目のベビーカー選び 楽しんでました。
日本のメーカーも含めた数あるベビーカートーナメントで最終候補に上がったのがこの2たつ
決勝戦です。 決勝戦はフランス 対 ドイツです。
BABYZEN の YOYO (フランス)
もう一つが
cybex の EEZY S (ドイツ)
なんかワールドカップみたい。
ベビーカーの使い方の違いについて
ベビーカー選びは2つに分けれられます。
● 郊外の車を中心とした生活の方
● 都市型の電車を中心とした生活の方
最初の郊外型は車での生活が中心になるためベビーカーを運ぶということがあまりない。つまりそこまで重さは気にしなくても大丈夫です。
しかし、我が家のような電車を中心生活では、電車内で折り畳めることも重要になってきます。
最悪階段しかない駅なんてのもまだあるので機能として手軽に持ち運べることが必要です。
もう9年前の話になるのですが、最初のベビーカー選びで失敗したことは、重さを考えていなかった。高級なものほど重い傾向にありました。
最初は良いものをと言う考えが失敗でした。9kgのベビーカーは畳んで運ぶ場合9kgのおもりを持ってるのと一緒。また重たく取り回しが悪かった。
それから軽量のベビーカーを購入し、最後はamazon USのベストセラーを購入して使ってました。
amazon USでの買い方、送料さえ安ければおすすめします。Kolocraftとかほんとに使いやすいです。本体51ドルです。 stroller で検索してみてください。日本では見れない面白いものたくさんです。
そう考えるとベビーカー パソコンのマウスと同じ様に軽くて安いものが案外使いやすかったりするんです。
またKolocraftでも良かったんですが、次は新しいものを探したいのが人間です。
高級志向のstokkeや軽いのが特徴のmaclaren、エアチューブタイヤのairbuggyなど様々なメーカーが乱立する中
ここに来て軽くて、コンパクトになり更にデザインも良いと
三秒子揃ったベビーカーが出てきました。
それが今回選んだ
BABYZEN の YOYO (フランス)と
cybex の EEZY S (ドイツ)
になります。
いろいろ触ってみたのですが何なんでしょうか、この感じ国民性というかものづくりに対するアプローチがそのままベビーカーまで出ています。
まるでシトロエンを選ぶかフォルクスワーゲンを選ぶかという感覚です。
片方はデザインを楽しみ片方は質実剛健。全く車と同じ。 国民性はプロダクト違えどベビーカーまで浸透する。
触ってみれば見るほど不思議な体験でした。
フランスとドイツの対決なのですが、
4つ目のベビーカー選びにで重要視したことは
1.下に荷物がたくさん入る
2. 取り回しが軽くハンドルが上でつながってる
3. 本体重量が軽く小さく折り畳める
この3つです。
海外かぶれとかではなく、日本製のものも探したんですが、日本メーカーは贅沢にタイヤ周りハンドル周り作り込まれていたり….これがかえって本体重量をあげていました。車生活だと問題ないのですが、電車生活だとベビーカー持ち出したくなくなります。
もちろん日本メーカーでも移動用の軽いモデルも発売されているんですが、海外製と見比べるとデザイン、コンパクトさ、合理性などから見劣りしてしまいます。
いいものは高すぎるし重たくなる。 赤ちゃんの顔を見れるように180度回転するモデル等色々あるのですが、様々な経験から消去していきました。
では最終候補に上がった
BABYZEN のYOYOとcybex のEEZY S 比較してみたいと思います。
BABEYZEN YOYOとcybex EEZY Sの比較
1. 下に荷物がたくさん入る
どちらも素晴らしく収納スペースを確保してます。yoyoが広く、EEZY Sが深くという感じでしょうか?
ただ前後からのアプローチで差があります。
yoyoのほうが青丸つけたように2本フレームがあり、前からの荷物の取り出しがフレーム引っかかる可能性があります。ただし後ろから入れるとこれがストッパーになる。EEZY Sの方は前後貫通しているので、前からも後ろからも荷物の取り出しはスムーズです。
日本メーカーの軽量モデルは、容量が入るものが少なく、ホコリを気にしてか下の収納スペースの位置が高いです。
2. 取り回しが軽くハンドルが上でつながってる
いろんな店舗を回って実際に赤ちゃんを乗せてみたんですが、乗せたあとの取り回しはどちらも同じ。後輪のタイヤとタイヤの間隔が狭く、フロントが開いています。後輪を軸にして左右転回できる仕組みです。
なぜハンドルが上でつながっている必要があるのかというと、片手で押せる。
セパレートのハンドルだと左のグリップもしくは右のグリップだけを片手で押すことになり、片手操作に力が必要です。
両方タイヤにサスペンションが付いているため、小さな凸凹は拾えます。
yoyoはリアのみサスペンション。
cybexは前後サスペンションです。
3. 本体重量が軽く小さく折り畳める
畳んだ感じは圧倒的にyoyo 、cybex EEZY Sより厚みで7cm違うのは大きい。 電車に載せた時にこの7cmはかなり違います。
電車に乗った時 上の棚に置けるベビーカーが出てくるなんて、想像できなかった。
ただ女性でベビーカーを棚に上げるのは一苦労だと思います。
その場合この7cm薄いがきいてくる、例えば新幹線での帰省。
足元にベニーカーを置けます。
7cmはそんなに差がないように思いますが、
足元に置いた時の厚み7cmは大きいと思いませんか?
立てた時の安定感はcybexEEZY Sです。
電車の中、多少混雑していても
ここまで小さくなるなら全く気になりません。
cybexが大きいというわけではなくyoyoが薄すぎ。
どちらも素晴らしくコンパクトになることは間違いないです。
4.開閉のしやすさについて
どちらの製品も開く時はワンアクションなのですが問題は折りたたむ時
cybexのハンドルについてるスイッチのおかげでワンアクションで畳めます。
下のmovieを見ていただけるとわかるのですが、バーの折りたたみ+本体の折りたたみとyoyoは2アクション必要です。
エルゴで抱っこしながら片手で操作を考えるとcybexに軍配です。
www.youtube.com www.youtube.comyoyoの場合はこんな感じ ストラップもついてきます。機内持ち込みも可能、飛行機の上のboxに入ります。
5.立てた時の地面の接地性について
この写真を見ていただきたいんですが
畳んで立てた時フレームのどこが地面につくのか…
yoyoは少し開き気味で置くとタイヤが地面に設置せずに置けます。
なので等絨毯の上でも保管可能。 友人の家の玄関の上にあげてもタイヤがつかないので衛生的です。
しかし電車の中ではこれが逆になる。 斜めにすればタイヤ部分を下に置くことも可能なんですが、少し不安定です。
電車などで立てかけるの場合、軍配があがるのがcybex。タイヤとフレームが地面にしっかり接地します。
折りたたみ方法でこんな違いがあります。
5.どちらがシート平らに近くなるか?
これはどちらも実験してみたのですが、リクライニングが平らに近くなる方が赤ちゃんは寝やすいです。この2つで比べたところ5度ぐらいyoyoのほうがまだ少し斜めですが、リクライニング平らに近くなりました。
どうしてもフルフラットがいい!という方はcybexのtwistや yoyo 0+などはフルフラットになると思います。
6.シートについて
シートの通気性について
これはcybex EEZY Sに軍配が上がります。ヘッド部分がメッシュにすることが可能なので風通しはcybexです。(日本仕様のみです。)
シートのクッション性について
これに関してはyoyo。 cybexは少し硬い感じがしました。
cybexはシートが一体構造なのですが
yoyoはクッション部分だけ取り外し可能。 これは敷きパッドのようにこまめに洗える。
シートが洗えるかについて
これはyoyo 下のハーネスのベースとクッションが2ピースなので別々に洗えます。
敷きパッドのようにクッションのみ洗えばそれだけですみます。
cybexはハーネス部分と一体成型なのですがこれもまた取り外して洗うことが可能なのですが大きいものを洗う感じになります。
どちらも洗えます。
cybexのカバーはUVカット加工もしてあります。UPF50+です。
7. お値段について
肝心のお値段
これは実はかなり違う。
BABYZEN yoyoが 6+ タイプで 65000円+tax (レインカバーと収納バッグ付き)
cybex EEZY Sが 33000円+tax
cybex かなり良心的なお値段です。
値段で選ぶなら圧倒的にcybexです。
このブログ的 結論は……
この2つならどちらでも好きな方買ってください…..
9年前の長男の時には想像もしなかった素晴らしい商品です。
流石に決勝戦は高次元での戦いでした。
両者スキがない。 すきがあってもそれが別の意味で長所になったり
おもしろい。
長年の経験を持って
数あるbebycarの中で特にこの2つはオススメします。
値段ではcybex デザインファッション性ではyoyoでしょうか? cybexのデザインも素晴らしいので迷う。 cybex EEZY sのグレーのカラーがほしい方はisetan限定なのでisetanで買ってください。
あとcybex赤ちゃんと対面仕様が可能なツイストタイプがあります。ツイストタイプでもyoyoと同じ値段ぐらいになるので、ツイストタイプがほしい方はcybexを断然オススメします。
ここで少しフルフラット型を選ばない意見を言わせてください。
何故、対面型 フルフラットを選ばないのか?
これにはいろんな考え方があると思うのですが、
cybexでいうとフルフラットのツイストにすると若干重たくなり5.9kg→7.3kgになります。
フルフラットにして使う場合正直1年です。そうすると2歳から4歳まで7.3kgのベビーカーを持って移動することになります。 電車生活だとこれが大きい。
我が家は赤ちゃんが反対に向くタイプが使う期間が短いのと、急に値段が高くなるため必要ないと判断しました。
yoyoの場合は+0タイプとなりこれまたお値段がさらにアップします。
イームズにインスパイアーされたcybex MIOSも美しいですが9万円コースです。
topの写真でおわかりになったと思うのですが、
私があーだこーだ言ってもやっぱりいちばん使う人が決めるのが一番なので、
我が家は結局yoyoになりました。
お値段的にはcybexのisetanグレーに傾いていたのですが、楽天ポイントが合ったのと、楽天でyoyoが並行輸入品でフレームカラーも選るタイプが売り出されたのでyoyo買いました。
グレーに黒フレームにしました。
この並行輸入品は注意点が一つ
ハーネスの取り付け部分がこういう形になっています。
日本の正規代理店のものは一つの赤ボタンでハーネスが外れるようになっています。
ここだけ注意してください。
cybexのEEZY Sに関しては
特にグレーが可愛いんですが、ISETAN限定でした。
赤ちゃんと対面するのを重視される方の場合 cybexの twistを間違いなく一番に進めます。
cybex EEZY S はグレー以外だと楽天でも買えます。
twistだと楽天でもグレーが買えます。
2020年の現在 追記 追記
BABYZENはYOYO2 へと進化しました。
フレームとタイヤをサポートするサスペンションが強化され、ハンドルがレザー調のカバーが付きました。 なのでそこまで劇的な進化ではないですが、バージョンアップされています。
cybex イージーS B2
リクライニングが121度から136度 生後6ヶ月からOK
cybex イージー S2
リクライニングが121度から160度 生後1ヶ月からOK
こちらのほうがフラットに近くなります。
価格差が4000円ほどでほんとに微妙な選択になってきたのですが、なぜメーカーはこんな分け方をしてきたのか不明です。 ただ剛性がかなり上がっているためこちらも見逃せません。cybexはbabyzenにくらべて大幅進化している印象です。
BABYZEN YOYO 開封編です
うちはデザインで選びyoyoを購入しました。
ここからは購入者向けのレポートを書きたいと思います。
購入先は楽天で買ったのは6+
フレームは黒で ボディーカラーはグレーです。
カバーとフレームが別で送られてきます。
ここから組み立てというかカバーの取り付けが必要なんですが、
引っ張り出すとこの様にカバーに入っています。
カバーから取り出し、このフックを外すと開閉できます。
この様に下の荷物置きしかついておりません。
プラスチックの板を取り付け
これがハーネスのついたインナーになります。
これの上に更にクッション機能があるグレーのシートを取り付けていく流れです。
まずこれをフレームに固定します。
先ほど取り付けた板に滑らせていいく感じ。
適所にあるベルクロで固定していく感じです。
簡単に取り付けれました。
これがyoyo 6+ の赤ちゃんを最大に横に寝かせる角度になります。
cybex EEZY s はこれに5度ぐらい更に角度が付く感じ。
後ろのアジャスターで簡単にリクライニングを調整できます。
次グレーのシート+カバー取り付け
これは別でついてきたものです。
まずシートの取付
このシートがクッション性がありcybexより柔らかいです。
先程取り付けたハーネスが付いているベースなのですが、このパーツのところで簡単にハーネスが外せるようになっています。
日本の代理店を遠ったものと楽天で購入するものではこのハーネスの形状が異なります。
最初戸惑うのですが上下に挟むと外れる仕組み。片方だけプッシュしても外れにくいにで上下で挟むように外してください。なれたら簡単です。
ワンプッシュで外したい方は日本の代理店を通ったものが良いと思います。
クッションシートが取り付けれたら次はカバー
最初フレームに付いていたワイヤーを通していきます。
ワイヤーを本体に挿し、紐を引っ張って固定していきます。
これで完成です。
黒フレーム グレーカバーだとこんな感じになります。
タイヤだけ白です。
後ろから見たラゲッジスペース。
しっかりと容量があり水抜けの穴がついています。
雨避けをつけてみましょう。
ベビーカーには必需品の雨除け。
いつもはamazonで適当なものを買っていたのですが、yoyoには純正がついています。
雨よけについている穴にフレームをさしたり
ベルクロで止めるだけ
足元にワイヤーフレームが入っているので
子供にまとわりつかず 足元にも空間ができてます。
なんて快適なんだ…
純正品の雨よけはやはりデザインも考えられていてすばらしいですね。
yoyoは後ろにポケットが付いてます。赤ちゃんの表情も上の透明の穴から確認できます。
yoyoは小さくたためる分少しコツが必要で
前輪のタイヤの向き
このような向きでないと
赤丸のパーツにロックできません。
yoyoはびっくりするぐらい薄くたためます。
横向きだと下にタイヤが来て汚れないのですが、
問題は縦向き
シートの膨らみ部分が下につくことになります。
なので、家置きはyoyo電車縦置きはcybexです
コンパクト性をとるのか悩ましいところ。
長々と書いてきましたが、いかがでしょうか? もしタイミングよくベビーカーを選ばれる方がいらっしゃればなにか参考になるかと思います。
ベビーカーを買う前に一つ注意があって並行輸入品と日本の代理店を通ったものが使用が違うこと。
yoyoはハーネスがワンボタンになるのが日本の代理店
cybexは高多湿の日本の機構を考えて、日本の代理店を通ったものはシート頭部分がメッシュ仕様になります。
今回は並行輸入品を買いましたがそのへん注意してください。
是非購入の参考にしてください。
長々とありがとうございました。