今日は目覚ましアプリ(Sleep Meister)の話です。
iPhoneにはいろんな機能がありますが、傾きを検知する加速度センサーがゲーム以外で役に立つなんて思っても見ませんでした。
そう…
「寝返りを検知してくれます。」
このアプリを起動し、枕元に置いて 寝るだけで、
寝返りを検知して、浅い眠り (レム睡眠)の時にアラームがなります。
今までほとんどの目覚ましは7:30に起きたければ7:30に鳴る という一方通行です。
その時こちらが浅い眠りか、深い眠りかなんて気を使ってくれません。
容赦無く7:30に起きなければならない世界が存在します。
iPhoneアプリを使っていて、これほどありがたく思った事は久しぶりかもです。
アンドロイドではあったかもしれませんが、iPhoneアプリではなかったジャンル。
そうこのアプリを使うとレム睡眠(浅い眠り)の時にアラームで起こしてくれるんです。
寝返りが多いという事は眠りが浅いという事。
このアラームを使えば 起きたい時刻の30分前ぐらいからの間で、ここだ!
というタイミングでアラームがなります。
30分の間隔かもう少し短い間隔かは設定できます。
これ3/7日の睡眠。
このように深い眠り 浅い眠りをグラフ化してくれます。
3:30に一度浅い眠りになっている事がわかります。
起きる時刻を8:30に設定していたので 眠りの浅くなった8:14分にアラームがなりました。
アラームも凝っていて 電話の音を音楽にサンプリングしています。
なので心地よい電話音というか 心地よいんだけど はっとする音に仕上がっています。
テンピュールのfutonで寝てるのですが、低反発マットレスの上でも寝返りを検知してくれています。
こちら多少アルコールが入って寝た時のグラフ。
飲める方ではないんですが、多少アルコールが入ると熟睡できます。
百薬の長といいますか….
確かにグラフを見ても 寝返りうってない。2時から4時までほぼフラット。
寝返りが少ないので赤のビックリマークが出ていますが、携帯はいつもと同じ枕元です。
この日はグラフの通りほんとに熟睡できました。
何日か使っていますが、熟睡できたーという日は
確かに深い眠りの期間が多いです。
自分の眠りを可視化できるだけで画期的。
このような感じでグラフにもしてくれます。
行動メモを記録することや、寝言を録音する機能まであります。
いろんな機能がありますが、このアプリの一番はやはり、
浅い眠りのところでのアラーム。
この機能だけで全てを超えてきます。
もう一歩のところは、
音楽再生機能はついてるのですが、
睡眠導入機能(睡眠を誘う自然の音や人口音)があれば良いなーと。
そうすれば、このアプリだけで睡眠から目覚ましまでいけるのですが、
そこが惜しいところです。
是非次のバージョンアップでつけていただきたい。
広告が入りますがliteは無料で使えるのでおすすめです。
Sleep Meister – 睡眠サイクルアラーム Lite – Naoya Araki
アンドロイド版もあります。
機械が寝返りを検知するだけなのに、
この睡眠アプリは思いやりを感じます。
ゲームやソフトウェアやアプリなど、いつも機械にはこちらが一方通行で指示していますが、向こうがこちらに気を使ってくれるだけでこの睡眠アプリのようなものができる。
せっかくiPhoneにA.I.のsiriがいるんだから、もう少し進化して、
子守唄のような睡眠導入から、寝返りを感知した思いやりのある目覚ましまで、
睡眠をA.I.でマネジメントしてほしいと思いました。
話は飛んでしまいましたが、
いろんな睡眠の問題を可視化するアプリ
是非お役立てください。