興味の無い方には全くの世界なので申し訳ないのですが…
結論から言うとあのスピーカーユニットは値段と音質が全く釣り合っていない商品でした。
面白いですねフルレンジの世界は。
いろんなダンボールを試してみたのですが、実際にあの音を録音したセットはこれになります。
ちょっとビジュアルがあれなのでトップページのイメージにはボツだったのですが…
右スピーカー
子供のおもちゃについてきたダンボール
サイズは幅13cm 奥行き29cm 高さ40cm =容積15080cm3
このスピーカーが圧倒的にバランスが良かったです。
その次に良かったのがこれ。 若干中音の伸びが低くなります。
左スピーカー
幅26cm 奥行き12cm 高さ33cm =容積10296 cm3
前回ブログの音 この上記二つを使って録音しました。
ここからボツスピーカー
幅10.6cm 奥行き19cm 高さ27cm =容積5437.8cm3
これはスピーカーユニットがついてきたダンボール。
バスレフ型に改造してみたんですが、やはり低音がぼやけます。
容積も足りない感じです。
パッシブラジエーターも取り寄せているんですが、ブログに間に合いませんでした。
また遊びで実験したいと思います。
幅17cm 奥行き25cm 高さ33cm =容積14025cm3
一番良い音が出た容積に近いんですが、スピーカーユニットを真ん中に付けたためベースラインが強調され全く気持ち良い音になりませんでした。 ボーカルが奥に引っ込んでしまう。奥が深い。
このサイズで少し上に付けたらどうなるのか? スピーカーユニット横のワイドがひろすぎるのか?など妄想が膨らみます。
幅15.5cm 奥行き31cm 高さ40cm =容積19220cm3
前回の真ん中案を反省して少し上にユニットをとりつけてみました。
容積が大きくなったのか? スピーカーサイドの余白が広いからなのか音が伸びません。 なのでボツ。
幅29cm 奥行き26cm 高さ38cm =容積28652cm3
極端に大きくしてみました。
全く響かない。 箱の外に出してスピーカーユニット単体で出している音に近づきました。
ユニット径に対して適正サイズが在ること理解しました。
なるほどおもしろい。
なのでもしこのスピーカーユニットで遊ばれる方は
この辺のサイズが良いです。
サイズは幅13cm 奥行き29cm 高さ40cm =容積15080cm3
段ボールで音質を追求される方はいないと思うのですが、
段ボールの大きなスピーカーをリビングに置くと
確実に奥さんに怒られます。
ただ、ダンボールの場合子どもたちにペイントしてもらってアートとしてリビングに置いても面白い。
OKグーグルで子どもたちがペイントしたダンボールからいい音が流れるとなんか素敵じゃないですか。
フルレンジの場合会話のじゃまにならないのでリビングに素敵なBGM空間が生まれます。それも子どもたちがペイントしたアートから。
うちの長男は謎のスプラトゥーンgoodsを作っているのですが、
カーリングボムの底にスピーカーユニットが付いていてもおもしろい。
このままでは いずれ捨てなさい案件です….
これじゃ無い系ロボットの胴体から音が出ていても面白いし、そんな変なオブジェがリビングの片隅にたたずんでる….
フルレンジが好きだとわかって検索してみた所から始まった段ボールスピーカーですが、子供の工作とセットで何か面白いことできそうです。
トップ画像の下の日本でもアンプ無双状態のCAMBRIDGE AUDIO Topaz AM5なのですが、これは凄い商品なのでまた別でレビューしたいと思います。
ありがとうございました。
追記)こんなの作ってみました。
キット販売もスタートしたった3900円です。
詳細はこちら
音質はこんな感じです。