あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
皆様新年はいかがお過ごしでしょうか?
年末年始は神戸の実家に帰省中なのですが、長男が10歳になると、すっかり神戸の名所は家族を連れて遊びに行ってしまってる状況です。
とーちゃんとしては新規開拓する必要があります。
長男10歳次男6歳三男0歳という離れた男たちを満足させる場所を探してみました。
ネット検索の結果、これは!というお店を発見。
早速行ってきたので是非紹介させてください。
それが夙川(芦屋と西宮の間)にあるtoys’ campusさんです。
toys’ campusさんは海外のボードゲーム、ピタゴラスイッチのようなクーゲルバーン、
ビー玉の流れをコントロールするキュボロ、
積み木など、なかなか手にする機会がない海外名作おもちゃが勢揃いのお店、時間制で遊べるのですが、一日中遊んでも1000円という良心的なプライスなので、直感的に行くしかないと思いました。
これだけ見れば子供のお店なのですが、
ここのお店の凄さは海外ボードゲームの品揃えです。
ボードゲームの知識はないですが、昨今のブームは一体何なんだろうかと気になっていたジャンル。大人も子供と一緒に楽しめそうなので期待大です。
問題は0歳児
大丈夫 しっかり用意してあります。
まだ早いですが… 音のなるおもちゃもたくさんなのでホントありがたい。
マンションの一室なのですが、結局昼から夕方まで家族で5時間遊び続けてしまいました。
ボードゲームだけでも6種類も遊んでしまいました。
ボードゲームは最初知ってる方に教えてもらわないと、付属のマニュアルだけではほんとに遊び方があってるのか?
わからなくなるジャンルです。
そんな中 親切に教えていただけるのが店主の赤尾さん。この日はお客さんが少なかったのでほんとに丁寧に教えていただけました。 ありがたい。
数あるボードゲームの中から参加する年齢層が楽しめるようにボードゲームを選んでもらい一つ一つやりながら説明していただけました。
完全にボードゲームコンシェルジュです。
最初にトライしたのがこれhaba社のファイアドラゴン
ドイツのhaba社で作られたボードゲームです。 haba社は「子供のための発明家」というキャッチフレーズでドイツのバイエルンで創業されたメーカー。
日本のボードゲームはドラえもんやスーパーマリオなどのキャラクターに頼りがちですが、完全にコンセプトから全て違う。運重視、テクニック重視、または頭を使うタイプなどそれぞれに全く違う要素が入っています。
これはサイコロによって左右されるドラゴンを時計回りにすすめながら、サイコロの数によって火山に宝石を入れていき、火山爆発の目が出ると一気にジュエリーがボードにばらまかれそれを集めるという単純なゲーム。 ただ ジュエリーのばらまかれる方向の不規則性や 2匹いる自分のドラゴンの進め方など、運と不確定要素のバランスが素晴らしい。
人生ゲームのような止まった場所に書いてある文字でなにか動くのではなく、
直感で遊んでいきます。
海外ボードゲームの面白さはこういうとこにあるのかと、昨今のブームに納得してしまいました。 ほんとに面白い。
次にやったのがこれ アイスクール
これはペンギン学校のペンギンになり指弾きで学校全体で鬼ごっこするゲームなのですが、
逃げたり捕まえたり、確実にテクニックが必要になります。
www.youtube.com
このコマがほんとによくできていてきっと上達するとこのyoutubeのような技が可能になり相手を捕まえにいけます。これもボードゲームの遊び方の一つです。
それ以外にもマテル社のボードゲームやペガサス社のボードゲームなど数々説明を受けて遊ばせていただきました。どれも店主よりすぐりの名作ばかりでもちろん全てあたりゲームです。
子供のためにこの場所に行ったのにすっかり自分がボードゲームにハマってました。
ボードゲームの合間にピタゴラスイッチのような装置を作ったり
www.youtube.com
コマを回して点数を競うゲーム
4人でできるホッケーのような点取ゲーム
サイコロを指で弾いて点数を取り合うゲーム。
ホッケー型点取ゲーム
脳全体をフル活用。
どれも見たことがなく単純で面白い。
マンションの一室なので1−2時間で帰る感じかなーと思ってましたが、
5時間いても遊びきれなかった….
子どもたちもすっかり海外ゲームの虜になってました。
日本はすっかりキャラクタービジネスになってますが、
ゲームの本質ってこういうことだよなーと。
大人も勉強させられたのでした。
ボードゲームは単純に点数が高い人が勝ちというのもあれば、みんなで協力しておばけから逃げるというのもあります。協力しあわないとゲームオーバーです。ほんとに多種多様。
特に感動したのがdiamondという ドイツのシュミット社のカードゲームでダイヤモンドを集めるゲームなのですが、ゲームの引き際の駆け引きとゲーム性が素晴らしく、感動しました。このゲームのバランスはアートです。
少しバージョンアップしたバージョンがインカの黄金というタイトルで発売されていて、買って帰ってきました。
ほんとに面白くてこれもう6ゲームやってます。
インカの黄金はdiamondより宝物を集めるカードが増えただけでそれを取り除くとdiamondと全く同じ楽しみ方ができます。
神殿の遺跡を探検していくゲームなのですが、カードをめくるたびにプレーヤーたちに宝石が与えられていきます。 しかしゲームを続けるか続けないかの判断で宝石を手に入れられるか手放すかが決まる単純なゲーム。
引き際の美学といいますか、
勇気を出して突き進んだほうが勝つ場合もあるし、早々とやめたほうが勝つ場合もある。負けてる人がリスクを取り出すと大逆転のチャンスもある。このゲーム性のバランスは正直しびれます。
ボードゲームは一人では遊べない領域なので、toys’ campusさんに行ってしっかり教えてもらいながら遊ばないと、こんなゲームには一生出会えなかったでしょう。
日本製の人生ゲームは子供からやろうと言われても少々めんどくさい感じがして「今忙しいなー」と思ってしまうのですが、これなら一緒に遊ぼうって気分になります。
ほんとに不思議、自分も楽しんでる。
すっかり海外ゲームの魅力にハマってしまいました。
東京だと高円寺にある「すごろく屋」さんが有名みたいで
帰ったら行ってみようかと思います。
夙川のtoys’ campusさんはほんとに素敵な場所でした。食べ物も持ち込みOK、ある程度人数がまとまれば貸し切りもできるみたいです。(日中は8名様以上 18:00以降は4名様以上 /2時間以上)
このお店、ママ友+子供の集まりなんかも最適なのではないでしょうか? ママ達はソファーでくつろいでればいいですし….
同じ場所でcafe ludensという 哲学カフェや寄席など様々なイベントも開催中なので、近所に住んでたらすっかり通いたくなる場所。
こんなに幅広い年齢層の知的好奇心を満たしてくれる場所はなかなかないんじゃないでしょうか?
マンションの一室ですが、知的密度は半端ないです。5時間では全く足りない….
是非近くにお住まいの方は足を伸ばしてみてください。
間違いなくおすすめの場所でした。
webサイトも見やすくて素敵なので是非行ってみてください。
空いていれば店主の方にしっかりゲーム教えていただけるので
お電話されて込み具合を確認されてから行っても良いかと思います。
あーほんとに楽しかった…
子供のために行ったつもりでしたが、新たな好奇心の扉を開いた一日となりました。
ありがとうございます。