今日はフィボナッチツリーというおもちゃ紹介させてください。
うちの1歳児がぐるぐる回してるものなのですが、
回って木の形になるような単純なおもちゃなんですがフィボナッチ数列でできてます…..
フィボナッチツリーのフィボナッチとは自然界に存在する数列で
0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, 1597, 2584, 4181, 6765, 10946, …
という数列でできてます。
一見なんのことかわからないと思いますが、
イタリアの数学者 レオナルド・フィボナッチが提唱した数でもあります。
面白いのは花の花びらの数
だいたいこの法則性にしたがっていて
3枚→ユリ、アヤメ、エンレイソウ
5枚→ニチニチソウ、オダマキ、サクラソウ、キンボウゲ、野バラ、ヒエンソウ
8枚→クレマチス、デルフィニウム、サンギナリア、コスモス
13枚→シネラリア、コーンマリゴールド
21枚→チコリ、オオハンゴンソウ、マーガレット
34枚→オオバコ、ジョチュウギク
55枚→ユウゼンギク
89枚→ミケルマス・デイジー
wikiによると次の144枚の花びらはないそうです。
この辺が自然界の限界….
おもしろい。
なんなんだフィボナッチ
正方形に置き換えた場合 デザインでは1:1.6の黄金比として使われます。
この図形で書かれる対数らせん構造はオウムガイ、台風、銀河まで広がります。
こんな自然界の図形的なものに適応されるのだと思いきや実は
フィボナッチはうさぎの出産に対する法則性を見出しました。
生まれたばかりのつがいのうさぎが2ヶ月後に1匹の子供を生むと仮定すると
5ヶ月後に8
6ヶ月後に13
7ヶ月後に21
とフィボナッチの法則性が出現します。
株式のトレーダーの方は市場の上下を見るためのテクニカル分析でフィボナッチのチャートを見られる方多いのではないでしょうか….
そう人間(地球が生み出した自然現象)が介在して株価が上下しているのであればフィボナッチのチャートにも当てはまる。
この辺AI時代になりフィボナッチがどの程度適用できるのか見ものです。
AI自体も自然がうみだしたものの範疇なのか…..
考えるだけでもワクワクします。
そんな難しいことはさておき、このおもちゃ
フィボナッチ数列でできてます。
螺旋から
ぐるっと回すだけで
数列に
数列に基づいて配置されるため 木として光合成しようとした時に葉っぱに光が当たるようになります。 面白い。
子供はそんな事お構いなくただただ回してるだけですが、
普通のおもちゃに自然界の神秘の数字が入ってるってなんだか素敵じゃありませんか?
1歳ぐらいのおもちゃってなかなかありそうでない。
これならプレゼントしても喜ばれるかもと思い書かせていただきました。
是非ご参考ください。
家で購入したものは一番小さいやつです。
透明な大きいサイズのも
プレゼントでお困りの方おすすめなので是非参考にしてみてください。amazonで検索するといろいろ出てきます。
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フィボナッチツリー