いつも都内ばかりなんですが、先月は仕事でかなり移動しました。
一体何km移動したんだろうと思い調べる方法を探したところ、
google map (パソコン版)にこんな機能が….
知ってる方は当たり前と思われるかもなのですが、
驚いたので紹介させてください。
例えば神戸までの距離を測りたいとします。
google mapで地図を出し、拡大率を神戸まで入るまでの地図にします。
東京の場所(地図上だととこでもいいです)でマウスの右クリック
一番下の距離を測定
こんなモードがあるの知らなかった。
地図の適当なところをクリックすると距離を測定と右クリックした場所からの距離が表されます。
1cm左を 左クリックするとこんな風に2点間の距離が出ます。
左のポイントをドラッグ
簡単に直線距離が計算できます。
神戸まで430km
この機能のすごいところはまだあります。
点を自由に追加でき、ドラッグで修正できます。
早いクリックは最後の点から線を引く。
線の間でのクリックして線を掴む(クリックしながらポイントを移動)は 線の間にポイントを追加できます。
例えば長野の松本によって神戸という直線距離だとすると
すごい。
電車のルートを大体の軌跡で辿ることも
長野に行って東京に帰ってから新幹線で神戸とか
914km
楽しい。
ポイントをクリックすると消えるので
自由自在。
測定を消す場合は右クリックで測定を消去
先月の実家帰省を省いた距離を計算してみると
直線距離で2400kmになりました。
携帯アプリではどんな感じか調べて見ました。
gpsがあるので現在地からの距離になるんですが、
地図を引いて 神戸をクリックすると
現在地からの距離がまず最初に表示されその後時間が表示されます。
右下です。
右下に424kmと表示されて その後時間に切り替わります。
この国道2号線と表示されている帯をクリックすると
距離を表示できたいんですが、新しいバージョンではplus codeという新しい座標表示機能に置き換わってました。
また何か別のやり方があるかもしれないので調べて見てください。
ちょっと話は脱線してしまいますが、
携帯のgoogle mapアプリ 別の意味で大好きです。
何が好きかというと日本の地形の凸凹が直感に見れます。
例えば富士山
とても柔らかい溶岩が一気に周りの山々を飲み込んだ様が理解できます。
驚きの発見も佐渡ってこんな感じ!!
とか
北海道を立体で見ることも。
ただの平面ではありません。
帯広の左横がこんな山脈になってるの知りませんでした。
富士山を境に縦に走る線は 多分 北米プレートとユーラシアプレートの地質境界なんじゃないでしょうか?厳密には富士山を少し左に走る線が糸魚川静岡構造線。ここから右の千葉までのエリアがフォッサマグナ。
ちょっと驚き。そんな境界も明確になる。 日本が左右に分かれているのが直感的に理解できます。
こんな直感的な地図授業に取り入れてくれれば
もっと地理の成績上がったのに….
先生
「こんな感じにプレートが左右 下からフィリピン海プレートが来てな
この辺のエリアがもともと海だったんだけど….
押し上がられたエリアがフォッサマグナな。 覚えとけよ!
フォッサマグナって線じゃないぞ面だぞ。
君らが住んでる場所はずっと昔海だったんだ。
この地図見たら何故だかかなんとなくわかるだろ。」
生徒
「はい! 先生。今までさっぱりわかりませんでしたが
これなら覚えれます!! 」
て….
なるといいですね。
(ざっくり書いたので厳密にはしっかり調べてください。)
平面だけど動的。 ワクワクします。
実は、パソコンのgoogle mapにも同じ機能があり、
左上の3本線メニューを左クリックして
地形を選択してください。
そうするとパソコンのgoogle mapが立体になります。
もしこのブログを読まれてる地理の先生方がいらっしゃいましたら
是非ご活用ください。子供達や学生の理解が深まります。
伊能忠敬が日本地図の測量したのが1800年です。そこからたった217年しか経ってません。 宇宙に衛星を飛ばし地球の写真を撮るなんて誰が想像したでしょうか?
google mapがベータ版を提供したのが2005年 そこからたった12年です。
コンピュータによって加速された、次の20年は一体どんな進歩があるんでしょうか?
人が予測すると、選んだところ以外に地震が来てしまうという地震予知ですが、
数年後はA.I.がやってたりなんて思ってしまいました。
追記)
ちなみにですが、気象庁の地震データをすでにgoogle mapにマッピングできました。
これが2016/12月31日大晦日一日でこんだけ。
未だに 東日本大震災の後の余震が続いてますね。
興味ある方は是非