今日は久しぶりに文房具の話です。
コンピュータでの入力が全盛の今、何故まだ文房具に惹かれるのか自分でもわからないのですが、やっぱり大好きです。キーボードのキータッチにこだわってみたり、ラジコンもドローンより車。地面とタイヤのグリップ感が好きです。筆記具も同じでやっぱり紙とペンとの摩擦感。ハプティックというのか? 触れるという感覚的な摩擦感というかアナログ的ななにかにきっと惹かれているんだと思います。
筆箱のエースはKAWECO SPORTの万年筆、ここ5年は変わっておりません。
雑記的なものはすべてこれで、ノートにびっしり書きたいときは細めのペンを使っていたのですが、その細めのpenの世界にあのジェットストリームが進出していました。
ノートにびっしり書きたいときに使っていたのがこれ
Signo RT1の0.28mmと
HI TEC Cの0.4mmです。
HI TEC Cに比べてSignoインクのたまりができにくくすぐれものです。
それ以外の雑記は安定のkaweco sports 万年筆
これは鉄板なので過去ブログも是非読んでみてください。
さて
このびっしり書きたい時用の細いペンなのですが、 この領域 水性の一人勝ちでした。 油性ジェットストリームも0.38,0.5とラインナップはあったのですがどうもデザインが好きになれず避けていました。
なぜか少しファンシーというか 良くも悪くも日本の筆記用具だなーというデザイン
ジェットストリームはやっぱりこの0.7が鉄板です。
デザイン的にはこの白のアクセントがどうも苦手で もっとシンプルなのがないのかと….
そんな中0.28mmという細さ+素晴らしいデザインで ジェットストリームがやってくれました。
それが今回紹介するJETSTREAM EDGE
ペン先に金属を集中させ低重心
後ろは質感の高いプラスチックにエンボスです。
ペン先のブレも少ないです。
上から
HI TEC C 0.4
JETSTREAM EDGE 0.28
JETSTREAM 0.7
昔からのHI TEC C 0.4は書き味最高なのですが、最初にインク溜まりができます。
それだけインクの流量が多い証拠だと思うのですが、JETSTREAM EDGE 0.28の細さでインク溜まりもできずスラスラ書けます。 流石に0.7のスラスラ感には負けるのですが、これだけ細くなめらかなら十分です。
これだけでもいいのですが、とにかくペンのデザインがいいです。
ほんとにかっこいい。
最近思うに、日本の文房具デザインが ステッドラーやロトリング、LAMYのようにシンプルに美しくなってます。
まさかあのファンシーだったジェットストリームがこの感じで出してくるとは….
例えば
シャープペンの芯が回り続けるため、いつもきれいな字が書ける
クルトガ ADVANCE
上が普通に発売されていたもので下がリニューアルされた高級モデル
高級モデルと言っても1000円で購入できます。
デザインがまとまっている。
最近の2大デザインの良い筆記具 ボールペンとシャーペン並べてみました。
かっこいい
日本メーカーのハイテクとデザインが高い次元でバランスしてます。
クールジャパンです。この2本揃えても2000円
どちらも三菱鉛筆なので、自動車のマツダの様に内部的にデザイン革命が合ったのでしょうか? とにかく最近の三菱鉛筆デザイン素晴らしいです。
小6の長男がシャーペンオタクで 教えてもらったクルトガにはこの芯がいいそうです。
クルトガ専用芯
普通の芯は外側が硬いのですが、この芯はクルトガの特性上内側に軸ができるように真ん中が硬い芯です。 確かにこれ入れてみて覚醒しました。2Bが好きです。
クルトガのように芯が回らない普通のシャーペンにも良いです。
シャーペンに関してはこれ以外にも
KWECO SPECIALの0.5,0.7、Faber Castell ペンシル グリップの0.7、SMASHやGRAPH 1000、パイロット S20(長男絶賛中)、野原工芸….
言いたいことが山ほどあるんですが、また次回。
少しここで小話を….
ボールペンで何故か字が汚くなる理由
私は字がきれいな方ではないのですが、ボールペンだと特に汚くなります。最近その理由がわかりました。 それはペン先が滑る。 あたり前のことなのですが、ボールペンはペン先がボール状のため万年筆、やシャープペンなどにある、紙との抵抗感がありません。
なので速記用のbigの太いボールペンや、ジェットストリームの0.7など、ペン先が大きくよく滑るほどペン先のコントロールが難しくなります。 これが字が汚くなる原因です。 ただボールペンでも字が綺麗になる要素があります。
それはペン先を細くすること。 今回紹介したような0.28mmや0.4mm以下になると、紙との程よい抵抗感が生まれ、字が綺麗になる要素になります。是非お試しください。
このようなことから、このペンは0.28mm油性という現時点で唯一無二なのと、きれいな文字がかける+デザイン+書きやすさが素晴らしいので、ノートにびっしり書きたく、かつ書いたものが水に濡れても大丈夫な油性ペンをお探しの方おすすめします。
また文房具店に行かれたときは是非見てみてください。
過去記事ですがこちらも是非 万年筆のインクで書けるボールペンです。
0.5mm細いほうがおすすめです。 カキモリのローラーボール