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iPad+djay+reloop+traktor Z1 Mk2 でDJシステムを組んでみる 24bit 96kHz出力

お久しぶりです。皆様いかががお過ごしでしょうか?。

もうすっかり書いてなかっので、書き方を忘れてしまった感じなのですが、久しぶりにブログを書いてみたいと思います。

3児の父ですが、老体に鞭打って、久しぶりにクラブ活動しました。行ったのはcharlotte de witte。 女性DJで好きなのはベルギーのamelie lensなのですが、charlotteほんとすごかったです。ベルギーのアントワープという土地はなんであんなクリエイティブな人たちを何人も排出するのでしょうか?

久しぶりの音楽体感体験もやっぱり楽しいなーと

さて今日は少しマニアックな内容なので、また一部の人に役立つ情報ですみません。

ストリーミングDJ民の問題点

ストリーミングDJとは楽曲をUSBではなくダウンロードしながらDJする民。スマホさえあればどこでもDJできるため、パーティーやキャンプなどお手軽にDJできました。

SpotifyがALGORIDDIM のdjayというソフトウェアでSpotifyにある楽曲すべてDJで使用することができたので、これがストリーミングDJ民の誕生でした。しかし、なぜか契約が終了してしまいました。

TIDALもありますが、日本未対応のためVPNを通しての接続や月額料金が高いため、音質は良いですがなかなか使いにくいものでした。

SpotifyでストリーミングしながらDJをしていた人たちはプレイリストではなく新たに楽曲を買い直す必要があり、この出来事で何年かジプシー状態になりました。 

結婚して子どもができてレコードを売却してしまった もうあの頃に戻れないおっさんDJたちはさまよっていたのです。

数年がたち、そのような状況をAppleが打破してくれました。なんとApple musicにある楽曲がdjayアプリと契約してDJする楽曲として使い放題になったんです。

またストリーミングDJ民の復活です。

RELOOP Buddyの問題点

djayのソフトウェアになると、一番対応しているのがreloopのbuddyというコントローラーになります。安価で操作性もよくとても素晴らしいのですが 問題が….


外部の出力のオーディオインターフェイスの音が悪いんです。

オーディオインターフェイスの性能が良くなくbuddyからの音の出力の質がほんとに悪いです。

ipadからのブルートゥース接続で音を出すと素晴らしいのですが、そうするとヘッドフォンモニター(次にミックスする曲をヘッドホンで聞く)が取れなく、結局スプリットケーブルをつかってモノラル出力でヘッドフォンモニターをとることになります。

パソコンの場合はこのような4chアウト(2ch メイン出力 2ch ヘッドフォンモニター)がある オーディオインターフェイスをつなげると reloop buddyを単純にコントローラに特化して使い、肝心の音はオーディオインターフェイスの高音質が可能です。

例えば AUDIENTのiD14 これをパソコンに繋げればこれからヘッドフォンモニターと高音質出力が可能になり、reloop buddyをただのコントローラーとして音質と切り離して使用できます。(この機種はipad非対応)

ただわがままな私はパソコンが重たい。 ipadのほうが使い勝手がいいため、なんとかipadでDJしたいんです。ipad対応の4ch出力オーディオインターフェイスを使えば大丈夫だと思うのですが、4ch出力で音質の良いものを選ぶと4万円コースになってしまいます。

iPad バスパワーで ヘッドフォンモニター+高音質でdjay ソフトウェアを使うために traktor Z1 mk2

そこで考えました。 ストリーミングDJ民はApple musicと対応したdjayソフトウェアしか選べないためソフトウェアのtraktorやserato DJシステムはもってのほか… とにかくdjayソフトウェア縛りです。


そこで、なんとtraktorのZ1 mk2をオーディオインターフェイスとして使います。

もちろんtraktor Z1mk2 は djayに対応していません。 でも何故かオーディオインターフェイスとしては使えるんです。 traktor z1 mk2をこのようにipadにusbでつなぐだけ

ipad側のdjay画面です。

マスターに traktor Z1 mk2 1-2チャンネル

モニターに traktor Z1mk2 3-4チャンネル

そう traktor Z1 mk2 がipad djayのオーディオインターフェイスになるんです。(mk2のみ確認です)

手前からヘッドフォンを接続し、 後ろはもちろん アンプor なにかアンプ内蔵スピーカーへ

とにかく音質が現場クオリティーに

ほんとはdjayソフトウェアがこのtraktor Z1 mk2に対応してくれるだけでいいんですが、残念ながら対応していません。

なのになぜこのZ1をオーディオインターフェイスに使うかというと

とんでもない性能だからです。

ダイナミックレンジが114db

24bit 96kHz なんです。

更にSpotifyと違いapple music

ハイレゾロスレスオーディオで再生できます。

つまりApple music 24ビット192ALACを 24bit 96kHzのオーディオインターフェイスで再生するという業務仕様の音質が完成します。

今バーゲンで安く買えてしまうんです。

あとすごいことが…

なんとつまみが使えます。

黄色の印の2つ。

オーディオインターフェイスとしてipad側のdjayが認識しているためこの黄色の丸のつまみがちゃんと対応しているんです。 

つまりipad対応の4ch出力オーディオインターフェイスよりも直感的に操作ができるということ。

コントローラーとして使うdjayもtraktor Z1 mk2もバスパワーで動くため、電源すら必要なく超高音質の出力が可能なDJシステムです。

reloop buddyの設定は

ipadですが、パワーもとれるため、usbに接続してスイッチをPCにしてください 

更にこのように外部電源をバッテリーで供給することでかなりの時間DJすることができます。

traktor S2 mk3はdjay対応しているし、使えるんじゃないの?

はい持ってます。このtraktor S2 mk3はdjayに対応しているため左上の白丸のFLXキーを押しながらUSBをipadに差し込むと、djayにマッピングされた状態で普通にDJコントローラーとして使えます。 ただし でかい。

大きくないですかS2? 気軽に持ち出そうとしてるのに大変です。

あとZ1 mk2に比べて出力のMAIN OUTの音質が悪いです。

大きいのに出力の音質がいまいちなら持ち出す気力がないです。

何故iPadなのか?

ノートパソコンより圧倒的にipadのほうが直感的にDJできます。 それは画面に触れて操作できるから。あと持ち運びも手軽。 全く気になりません。

reloop buddyのいいところは、ipadも挿せます。

音質を求めるとreloop mixtour proという選択肢もあるのですが

確かにこれ一台でいいのですがすこしお値段が高いのと、

reloop buddyの使いやすさと、Z1 mk2の音質が良すぎるため、この組み合わせにしてみました。djayがZ1 mk2のサポートをスタートするというのぞみもあります。

ブログをサボっていたためレビューできてませんがキャンプなどお出かけには、これ1台でクラブになります。

さて….


iPadのタッチスクリーンもPCより使いやすく、いくらでも音源が無限に使え、そして業務用にも使える高音質で、バスワパーでどこでも持っていけるシステムが完成したのですがいかがでしょうか? 

結局のところtraktor z1 mk2がdjayに対応してくれれば済む話なのですが、オーディオインターフェイスの音質と使い勝手が良いため、思わず紹介してみました。

あと探してもなかなかreloop buddyの音質問題について書かれた記事がなかったので書いてみました。 誰かのお役に立てるとよいのですが….

ニッチすぎる内容ですみません….