今日は珍しく文房具。
文房具の進歩は本当にすごいですよね。
針のいらないホッチキスや消えるボールペン フリクションボールなど。いろんな商品が発売されています。でもやっぱり万年筆が好きだったり、形状や性能がいくらあがれどそこまで変わるという事は少ないんじゃないでしょうか。
今回ご紹介するのは地味ですが
なんと言いますか
革命です。
歴史をたどると紀元前1000年ごろの古代ギリシアまでさかのぼります。
そんな歴史を経た製品が2012年に進化したんです。大げさに言うと3000年ぶりw
2012年に話題になった商品なのでご存知の方には今更という感じですが。
良い物は良いので書かせていただきます。
フィットカットカーブ
一見普通のはさみですよね。
はさみって奥が切れて先の方は切るのに力がいる。これは一般的な常識なのですが、
先っぽの方は力が伝わりにくいからと思っていませんか?
多少その影響もあるかもしれませんが、実はもっと大きな理由があるんです。
それは
一番切れる角度=30度 のルール
はさみって何かを切るときはさみの刃の開き角度が30度の時が一番切れるんです。
で先端に行くに従って刃の開き角度が20度に近づく。
これがはさみが先端に行くに従って切れなくなる理由です。
その永遠のテーマをクリアしたのがこの製品。
うえのタイトル画像のように、はさみの刃が先端まで30度を保持するため、カーブしているんです。
ベルヌーイカーブと名付けられたこの刃の曲線は、どこまでベルヌーイの最速降下曲線の方程式が適応されているのかは不明ですがw
とにかくいつも刃の開き角度が30度にたもたれ、良く切れるのです。
はさみとしても握りやすさも素晴らしく、うちではひとつ購入し、さらに追加でもう一つ購入してしまいました。
良く切れるはさみをお探しの方、お値段もとてもリーズナブルなので是非お試しあれ!