iPhone 7 plus 全く問題なく気に入っていたのですが、
iPhone 11 Pro MAXに ディープグリーン交換しました。 自分だけ交換しても感じ悪いので 奥さんは、望遠カメラは要らないとのことで赤の11に。
iPhone 7 plus バッテリー交換したばかりなので、バッテリーも持つ、軽い、そしてボタンがある。カメラもよく写る……
昨年の買い替えタイミングはiPhone我慢し自転車のブロンプトンに。そして今年は欲望に負けて買い替えました。
未だにこれがほんとに必要だったのか謎です。
背中を押したのは3年も使ったからという謎の言葉….
レビュー動画やブログはたくさんあるので、ちょっと別の視点で書いてみたいと思います。
なんでまだ7が使えるのにiPhone11Proを購入しようと思ったかというと、
こんな超広角写真
旅にはiPhone11発売されていなかったので、
写真ではなくGOPRO7の4K動画のスクリーンショット。写真ではなく動画のいい感じの部分を停止して切り出しただけ。
4Kで60フレームで動画撮影してたらブログぐらいなら写真と境界がわかりません。
GOPROを首にかけながら旅行を楽しんでたのですが、持っていった一眼より超広角の写真は旅にはぴったりでした。
あとは夕日などiPhoneのHDR写真のほうが優秀でインスタなどにあげたのは結局iPhoneで撮ったもの。
そうなるともう全部入りのiPhone 11があれば最高! となります。
GOPROの広角レンズ35mm換算で 4:3だと15mm-30mm になります。15mmだとして
今回の11や11 proの超広角レンズは 13mm広角です。 旅にGOPRO持って行き、すっかり超広角レンズ気に入ってたのですが、それがiPhoneに常設になる。もうこれだけで得した気分になってしまいました。
もう買うしかないと。
ただ気になったのはセンサーサイズが余り変わっていない。
ちょっとセンサーのこと話させてください。
iPhone11のセンサーサイズの話
センサーサイズは違えどなにか変わってるはず?
とiPhoneにCMOSセンサーを提供している SONYのプレスリリース調べてみました。時期的に2018年7月に発表されたこれをベースにした進化版?なのではと予想したわけです。 IMX586です。sonyのプレスリリースをさかのぼってみてみても携帯センサに関してはこれが最新です。 もしかしたらIMX600番台かもなのですが…
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201807/18-060/index.html
appleだけに特別に極秘センサを提供しているかもしれませんが..あくまで技術のベースとしての予想。
IFIX itなど見てみても何のCMOSを使っているのかはわからないままです。
SONYのこの辺のラインのCMOSセンサーは4800万画素まで実現してます。
なのになぜiPhoneは1200万画素なのかということです。
多分appleのやったことは高画素のセンサをわざと低画素で使う。
4800万画素の隣接の4画素を使い1200万画素に落として感度を高めます。
なので高感度撮影ができるのに、今回の背面カメラは変わらず1200万画素です。
APPLEはこんな上記の事+ソフトウェアで
あのナイトモードを実現しているんじゃないのかと思ったわけです。
youtubeのサンセットスタジオさんでも説明されていたのですが。
高画素というのは 目の詰まったレースのカーテン のような感じで光の通りが悪くなります。低画素は言うまでもなく目の荒いレースのカーテン。光の入り込みが大きくなります。
sonyのαのラインナップを見てみると 一番右の圧倒的な高感度性能をうたう(Sensitivity) α7sⅡ
に注目してください。
1220万画素に抑えられています。
昨今の高画素化は一概に素晴らしいだけでなく 暗所性能とトレードオフなのかもしれません。
最新のアルファを持ってないのでなんとも言えないですが….
iPhoneの歴代センササイズを調べてみますと
iPhone 7, 8, Xは1/3型
iPhoneXS, XR, 11の標準広角は 一回り大きくなり 1/2.5型です。
iPhone11の望遠、超広角が多分1/3.6型なので望遠、広角側が暗所も解像度も悪いことになります。
一つのレンズに一つのセンサー。レンズが増えると本体価格が上がるのがわかります。
ナイトモードが使用できるのは真ん中の標準広角1/2.5型のみ。
なのでiPhone11 で写真のクオリティーが必要な場合に選ぶセンサーは
真ん中の標準広角レンズについてるCMOSセンサーです。
センサーサイズに関しては
アンタレスのデジカメ部屋さんから参考にさせていただきました。
GoPROいらなくなると思ったのですが、GOPRO7 blackのセンサーサイズは1/2.3
つまりiPhone11の超広角は1/3.6サイズ(たぶん)なのでGOPRO7よりセンササイズの小さいもので撮影された超広角になります。 そう思うとGoPRO7はセンサーサイズがiPhone11の超広角より大きくなり、その点だけまだまだ優位性があります。
じゃあなんのセンサー使ってるんだと? iFIXit 行ってみました。
iFIX itのLiveを見ていてもここまで。 この中が知りたい….
お暇な方は見てみてください。テック系女性が魚をさばくようにiPhone解体してます。
そんな感じで見ていたらiFixit webの方にX線写真ありました。 これがiPhone11proのカメラセンサーX線写真です。
左上がメインの標準広角やっぱりセンササイズがでかい。 左下が望遠 右の超広角は 黒い帯がないので工学手ブレ補正はついてないですね。多分電子的にやっているんだと思います。望遠と超広角のセンサーが若干小さいのがわかります。
これが一つ前のiPhone XSのセンサのx線写真
あんまり変わっていないようですが、iPhone 11はiso感度をかなり向上させています。
iso感度は広角33% 望遠42%向上 用途はわからないですが、広角カメラで1/125000秒でカメラをキャプチャ可能 iPhoneXSの6倍になってるそうです。
ソースはここ
とにかくセンサーはサイズ的に同じですが中身は変わっています。
まだまだセンサーの妄想は膨らみます。
先日HUAWEI がMate 30Proというとんでもカメラのスマホを発表しました。
Mate 30 ProのカメラはiPhone 11とは違う方向でヤバい | ギズモード・ジャパン
デザインに賛否両論ありますが、iPhone11よりセンササイズが一回り大きくなるためレンズ同士の距離を開かざるおえません。iPhone11が1/2.5 に対して 一回り大きい 1/1.54です。
スマホの開発なのですが、これにサムスン LG シャオミが入ってくると ほんとに日本のメーカーはどうなっちゃうんでしょうか? 技術力でも完全に追いつけなくなってます。
SONYはエクスペリアではなくαブランドでスマホ出したほうが売れるような気がします。
さて…. iPhoneのセンサーがこの流れにのっとって拡大していく方に行くと仮定します。
iPhoneを他のカメラのセンサーサイズで比較するとこんなにも違います。よく小さなセンサーであのナイトモードを実現できるのかと思うと、もう驚愕の技術力なのですが….
HUAWEI の例のようにこのままスマホセンサーの拡大化が進むと予想されるのですが、
iPhoneが万が一SONY RX100に搭載されているような 1型センサーまで行ったらどうなるのか? 今のiPhone 11 PRO Maxの筐体に入るのか?
全くレンズの知識はないのでツッコミどころ満載ですが、物理的センサーサイズだけで並べてみました。センサー外のマルはレンズと考えてもいいですし センサーに対しての光学手ブレ補正のパーツが入る領域と考えてもいいです。
センサーだけなら可能なのですが、手ブレ補正用の領域も考えると、1型センサを横に3つ並べるのは無理….. 余白がないと行けるかもですが….
あまりにレンズがでかくなりすぎるので右のようになんとかレンズの存在を目立たなくさせるしかないです。
まず1型センサーになるとセンサがでかすぎてタピオカみたいに並べられません。
横にも多分無理。そうすると縦に並べることしかできなくこんな感じになります。
多分デザインを優先する企業apple。 手のサイズは変わらないのにセンサーサイズが大きくなる方向に行くと、デザイン的に難しくなりそう。
タピオカタピオカと笑われてますが、センサーサイズが大きくなると、物理的にオブジェクトが離れる方向になるので雑多なデザインになっていきます。これをappleデザインチームががどう解決するのか見もの。
センサーを作ってるSONYがこんな単焦点レンズが集まった小さなカメラ作ったらどうなるんだろうと思ってしまいます。
3つの1型センサーサイズに 広角、望遠、超広角と3つの単焦点レンズでクリアな写真appleの画像合成技術。 夢ありませんか? 20万でも買う人いるかもです。
本体価格が上がりすぎることが多分スマホ市場では現実的ではないのでCMOSのお値段が下がったらと仮定して考えてみました。
レンズの設計に詳しい方からだと馬鹿か?と言われそうですが、あくまで妄想です。
ただね、過去に1型センサを入れたスマホがありました。 LUMIX DMC CM1
これを見ると1型センサでもこのレンズ直径で光を集めることができるなら
横に3つも可能かもと思ってしまいます。
まんざらでもないかもです。
左iPhone11 PRO MAX 右 iPhone 3G
皆さん覚えてますでしょか?右が 2008年7月11日に発売されたiPhone 3G
今見ると縦の画面がpro maxに比べて半分ぐらいです。
この11年の進歩ってすごすぎませんか?たった11年でここまで来てます。
注目してほしいのが裏
謙虚なカメラ….
カメラの存在を極力見せないデザイン。
なのでセンサーサイズが拡大していき、カメラを主張させると限界に来てしまう様になると、デザインは3Gのときのように回帰するといいますか、今までとは逆にカメラを隠す方向に行くのでは?と思ってしまいます。
iPhone日本参入時のニュース。 iPhoneに対抗しようとしている日本の各メーカーの戦略が結果が出た今から振り返ると、なんだか寂しい気持ちになります。
www.youtube.com自動車のソフトウェアを取れていないと、
同じことが自動車業界で起こるかもですね….
ダラダラとどうでも良いこと書いてきましたが、
結局変更してみてどうなのよ? という部分なのですが…..
コストパフォーマンスを考えるとPROより11はものすごく良いです。
カメラは余り気にしないスマホが使えたら良いという方なら8で十分
今後のことも考えて今から長く使えるようにというなら11で十分
望遠機能がついているPRO なのですが、やはりヤフオクやメルカリなど商品のup画像を撮影する機会が多い方はPRO もしくは 望遠がついている7plus, 8 plus,X,XSのままにしておくべきです。
11は望遠がなくデジタルによる拡大になります。
さて今iPhone 11 PRO MAX写真使ってみて、写真はたしかに素晴らしいのですが
iPhone 7 Plusでもまだ良かったかもと?たまに思います。
カメラ以外は基本的に使い方ほぼ変わらないためそこまで感動がありません。
そう思うとめっちゃ高いカメラ買ってしまったと後悔したり、でも毎日使うものなので必要とも思いますし….
スマホの機能ならiPhone 8で十分です。
ナイトモードや超広角など、今回のカメラにぐっと来ていない方は無理して変更する必要ないと思います。バッテリーは5000円ぐらいでappleで交換してくれますので、是非ご検討ください。
今回のアップデートはカメラが3つというインパクトによってなんだかすごい感じになってます。ナイトモードも素晴らしいですが ただハードウエアの視点で見ると次のiPhone12のほうが多分すごい。カメラのセンサーが拡大するので11の暗所動画のノイズも改善されるはずです。もう一つ大きなのがCPU。
11はA13 bionicなのですが、次のA14になると今までの7ナノメートルから 一気に5ナノメートルのチップになるので消費電力が下がり性能がアップします。ソフトウェアの11ハードウェアの12という感じでしょうか…. 時期的に5Gも対応せざるおえません。 待てる方は来年のiPhoneまで待っても良いかもしれませんね。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。