これはまさに興味本位の実験です。
売れている者同士をつないだらどうんな音がするのかと?
一見15万円はするように見える写真のセットもアンプとスピーカー合わせて実質25219円です。
オーディオ専門店でもありとあらゆるスピーカーを聞いてきたのですが、実際鳴らしてみたところ、3万円以内のセットではこれに勝てるものはないのではないと思いました。
なので勝手に部門別を設定しおすすめセットを書いてみたいと思います。
3万円以内部門 (アンプとスピーカーセットで)
amazonで売れているスピーカーと言ってピンきりありますので、ちゃんとaudioとして基準をクリアーしているものになります。
それがこれ
ピアノ仕上げの鏡面です。
こんな品質のスピーカーがペア7000円台で購入できるんですからびっくりです。
自作スピーカーなんて作ったらすぐにこの金額になってします。
仕事をしながら音楽をかけていることが多いので、基本的にフルレンジ派ですが、このスピーカーは 2way 低音の強調の方法はバスレフ型となります。
一方アンプは
ブリティッシュサウンドが嘘みたいな価格で提供されたCambridge Audio topaz AM5です。 イギリスのアンプは大好きで過去にARCAMなどを使っていたのでこれまた期待大。2万円以内で購入できるのアンプですが2018のオーディオビジュアルアワード5万円以内部門で金賞をとりました。それもあってか今売れに売れてます。
前にMP3inという端子があります。Chromecast Audioなどここに挿せます。
最初に持った感じは値段の割に重たい。 中のコイルが大量に巻かれている感じです。
背面も文字が逆転して上下に書かれている気の配り様。 上から覗き込んで挿すときなど分かりやすいです。
さてこのベーシックなセットでどんな音がなるんでしょうか?
マイクの性能もあり、このアンプの持つ分厚い感じがなかなか録れていないのですが、正直7000円のスピーカーとは思えません。 定位がきちんとしたハイファイです。
アンプとスピーカーセットで3万円以内の予算でちゃんとなるもの探してと言われればこのセットを組むと思います。 決して5万円台のスピーカーに負けていない。
更に安いデジタルアンプで鳴らしてみると顕著。
ボーカルは前に来るんですが全体的に痩せた感じになります。
重たい電源トランスのおかげか、伝統的なアナログ回路のおかげかCambridge Audio topaz AM5のほうが分厚い音になっています。
lepyのデジタルアンプはこの前のダンボールサウンドの時に使った能率の良いフルレンジスピーカー単体だと素晴らしい性能を出してくれるのですが、この辺の2wayになると、topaz AM5のようなしっかりとしたアンプが必要になります。
音が薄っぺらくなる。 実際聞くと音楽の厚みが全然違います。 もちろんlepyでもそのへんのオーディオより良い音してますが…..
アンプをlepy2024 A+ を選ぶと 合計で10849円です。
上の音を聞かれてこれでOKなら全然ありの選択かと思います。
確かに痩せますがボーカルが伸びてきます。
15年前にこんな音を出そうとすれば、20万ぐらいは必要だったかも。
topaz AM5 は音が太い。ちゃんとブリティッシュサウンドです。さらにデザインも良い。
それで2万円でお釣りが来ます。黒船です。
こんなものがこのお値段で手に入るのは、ユーザーとしてはありがたいのですが、オーディオメーカーは大変だろうなと思うわけです。
組み合わせのルックスも良くないですか?
yamahaのスピーカーに関してはもちろん5万円ぐらいのスピーカーに勝てるかと言うとわからない感じですが、7000円のスピーカーでわからないと言わせてしまうのもすごい話です。
これだけ奥行きがあるキャビネット容積を取るデザインは最近のブックシェルフではありそうでないデザインです。少し大きいですが、それだけ低音が出る。
今回は少し太めのモンスターケーブルでスピーカーを繋いだのですが、少し細めのケーブルのほうがボーカルが伸びる気がします。このスピーカーにセットでついてるケーブルで十分です。
yamahaのスピーカーはギターのボディーラインををイメージしたひょうたん型のネットが付いているのですが、そのデザインは賛否両論なので、個人的には取ったほうがかっこいいです。
上を見ると青天井なオーディオの世界
アンプ+スピーカーで3万円以内という予算なら間違いなくおすすめのセットです。
これにGoogle Home + Chromecast audio +spotifyで他に何が必要でしょうか?
セットでこの CDプレイヤーも鉄板です。
15000円以内部門 (アンプとスピーカーセットで)
15000円以内となるとスピーカー アンプにそれぞれお金をかけれなくなってきます。
なので割り切ってパワードスピーカーを買いましょう(アンプが内蔵されているスピーカーです。)
iPhoneやChromecast audioをスピーカーに直結するだけど音がなります。
エンジニアがスピーカーの特性に合わせてふさわしいアンプを内部にインストールしているため、バランスが良いのが特徴です。
デザインに好き嫌いはあると思いますが、
おすすめはこれ。
MACKIE CR3
値段の割に素晴らしい音がなります。
こちら新製品です。
パワードはモニタースピーカーと言って実際のDTMで使用するために音がフラットに出るものが多いです。なので音楽として楽しむならやはり3万円出して音楽的味付けがされている最初に紹介したyamaha+Cambridge Audioをおすすめします。
アンプいらないパワードがいいという方で
予算がある方はこっち行ってください。 15000円以内にならないですが….
モニタースピーカーの割に温かい音がなります。
JBL LSR305
もちろんこれもパワードスピーカーなのでアンプがいりません。
iLoud Micro Monitor
これまたお値段オーバーですがおすすめです。
半分のお値段でgenelecに近い音がなります。
www.youtube.com番外編 部門
手前味噌で申し訳ないのですが…. このブログ発のスピーカーです。
2020年にMakuakeで販売し700%達成しました。
バイオリンなどの弦楽器に使われるスプルースで制作しました。
作ったその名もtalbot one….
スピーカーに関して思っていることをすべて形にしてみました。びっくりするぐらい音がいいです。
現在こちらで販売中です。
Makuakeさんの方でもクラウドファンディングさせていただきました。
このような音質です。
www.youtube.comYAMAHA NS-BP200とCambridge Audio topaz AM5のみを紹介するつもりがダラダラと長くなってしまいました。
それにしても3万円でこんなに素晴らしいシステムが手に入るなんてミニコンポと迷われている方はぜひご参考ください。