今日はカラーレーザープリンターの話です。
このブログでも絶賛していたカラーレーザープリンターNEC 5750Cが調子悪くなりました。5年も使用したので驚きのコストパフォーマンスなのですが、今日は新機種の 5800Cのことについて書きたいと思います。
これ馴染みがないモデルです。なぜなら量販店で売ってない…..
リストラや新卒採用等いろんな問題が起きてるNECですが、
ルーターとシーリングライトとこのプリンターだけは間違いない名品です。
昔ブログに書かせていただいたNEC 5750C ゼロックスの下位モデルもこれと同じ中身を使用していました。
トナーの色乗りがよく、驚くべきコストパフォーマンスで印刷可能な名機でした。
紹介するのはこれの後継機になります。
カラーレーザーが高いと思われるかもしれませんがトナー付きでこのお値段で購入できます。 24000円ぐらい。
前のモデルの素晴らしいところはサードパーティーの安いトナーを使用してもなかなか壊れなかった。CMYKの4色で3000円ぐらいで購入でき、5年間とんでもない量をプリントできました。
なんでこのNECをブログで推していたかと言うと、ブラザーのカラーレーザーに比べ色のりがDTPに特化したポストスクリプトレーザーに近い感じでしっかりのったんです。
ポストスクリプトレーザープリンターはDTPの世界では標準で30万から100万円ぐらいします。
2万円台のプリンターのトナーののりがそんなものに近いもんですから
マジか!!これ!!となった記憶があります。
Zeroxの上位機種はやっぱり100万ぐらいします。
品質に厳しいZeroxの下位ラインナップを見ると
ありました。
ほぼ形が同じなので中身はNEC製だと思われます。
そうNECのプリンターはZeroxも下位モデルに採用する名機なんです。
今日紹介するのはそんな商品。
ほとんどのご家庭はインクジェットプリンターを購入し、たまの印刷時にインクがでなく置物になっているご家庭はたくさんあるのではないでしょうか?
我が家の場合は請求書を出したたり、よくプリンターを使用するのですが、やはりレーザープリンターを一回体験してしまうとあとに戻れません。
昨今のインクジェットプリンター 携帯から印刷できたりありとあらゆることが可能になりました。 ただずっと付きまとう唯一の欠点は肝心なときにインクが出ない….しばらく使用していないとノズルが目詰まりするんです。
レーザーだとそんなことは全くノーメンテ。 常にきちんと印刷されます。
半年ほど5800Cを使用したのですが、5750Cから比べて圧倒的に進化した部分があります。
今まで発売された低価格レーザープリンターは多機能と言うより、価格を抑える代わりに、それ以外の機能を省略してきた感じがありました。
今回は違う。強力なオプションが最初から付いています。
それがこれ。
wifi モジュールです。
つまり 特別なネットワークを組まなくとも、家のwifiにこのプリンターを接続設定するだけで(2Ghz接続) 家の中のパソコン スマホからいくらでもプリントアウトできてしまいます。
LANケーブルもいりません。
例えばiPhoneのようなスマホからプリントしたい場合は
Zerox print Utilityのアプリをappストアからダウンロードするだけで
同じネットワークにあるプリンターをセレクトしておけばすぐにプリントできます。
画面の一番下でプリンタを選び プリントするだけ。
スキャナが繋がっていればスキャンも可能。
プリントもスマホ内の画像か クラウドか webも選べます。
ものすごく簡単。
こんなの普通のプリンターでできるやん…
と思われている方もいらっしゃいますが、低価格カラーレーザープリンターでできるようになったのがとても画期的。
それもlanケーブルなしで家族全員のスマホからプリント可能になります。
もちろんiPad、ノートパソコン等同じwifi共有していればすべてが対象になります。
これだけでも5750Cからの買い替えメリットが有る。
ビジネス向けのカラーレーザーを家族が気軽にバンバン出力できるようになります。
インクジェットだと肝心のときにインクが切れてたり、ノズルが詰まったり、
学校行事の明日持っていかないといけない資料もそれでは間に合いません。
プリント品質について
この画像をテストプリントしてみました。
この印字はこのブログでもおすすめしてる ASKULのフルカラーペーパーです。
プリンター側のドライバーで高画質設定でプリントしました。
さていかがでしょうか?
元画像
プリント画像
なかなか良い線です。
トートバッグのlogo部分拡大してもしっかり印字されています。
粒子状のドットが馴染んでます。
そうこの質感がこのプリンターの好きなところ。
他の低価格カラーレーザーだとドット感が出てきたりします。
ディテールが馴染むんです。
革靴の黒の部分のディテールが少し潰れていますが、許容範囲です。
このクオリティーで1分間に28枚印刷可能なら十分じゃないでしょうか….
インクジェットプリンターのフォトモードでのプリントには流石に負けますが、それ以外の部分では圧倒的にカラーレーザーです。縁無しプリントができないので年賀状印刷には不向きですが….
SOHOやビジネスユースでインクジェットを使われている方はまっさきに低価格カラーレーザーに変えられることおすすめします。
手差しトレイもあるため様々な印刷に対応可能です。
紙の入る量も十分
5750Cから買い換えられる方は
トナーの位置が前面になります。
紙詰まりは後ろから
この部分は配置によって前モデルのほうが良いと思われる方多いかと思います。
消耗品について
ただこのプリンター 毎度なんですが謎現象。
純正トナーを買うと本体より高い。
つまり純正トナーにこだわるなら毎回本体を買い直したほうがいいのですが、
我が家ではリサイクルトナーではなく互換トナーの新品を使用してます。
今の所全く問題ございません。
5750Cのリサイクルトナーの場合3000円ぐらいで4色揃ったのですが、それよりは少し割高になります。ただリサイクルトナーでもこのモデル4色7000円ぐらいで出てきてるので印字品質にこだわらない人はリサイクルトナー、品質に拘る人は互換トナーの新品が良いと思います。
純正以外のトナーを使用すると保証修理対象外になる可能性があるのでその点注意してください。我が家ではプリンター本体が安いので消耗品と考えています。 前回のプリンターも故障せず、5年使えました。
その他プリンターについて…
封筒など厚手のものを印刷されるなら
印字の品質が好きなのでNEC推しですが、封筒など厚手のものを印刷されるなら
ライバル機brotherのほうが有利になります。
手差しトレーと排紙が直線的で厚紙が曲がりません。
NECでも厚紙印刷可能ですが、機構的にどちらが有利かというとブラザーです。
縁無し写真を大量に印刷されたい方は
写真印刷に関しては確実に5色インクジェトプリンターが有利なのですが、やっと5色インク+大容量エコタンクという写真大量印刷可能なモデルがEPSONから発売されました。 今までは大容量は4色までで、写真が美しく出る5色以上のエコタンク印刷はこのモデルしか選択肢がありません。黒の締りが全く違います。
本体価格は高いですが、その分L版写真印刷コストも6円と今までのインクジェットの1/5ぐらいの価格にまで落とせます。それもクオリティーを妥協しない5色印刷で実現できるのが凄いところ。
どんどんインクを継ぎ足せる仕様
家で写真をプリントし色んな人にプレゼントしたい人には最適なモデルです。
ただし、我が家では写真は外部業者の専門出力機のほうが良いという考え方からネットプリントを利用してます。
www.youtube.com5色でこれができるようになったのはほんとに画期的です。
※訂正 6色→5色
一番写真が美しく出る6色モードのエコタンクモデルはまだ発売されていませんが、
4色<<<<<<<5色<6色 ぐらいの差です。なので5色はとても大きい。
ついでにいろんなプリンターを紹介しましたが、我が家のSOHO的な使い方だとやっぱりこのカラーレーザーにはかないません。
インクジェットでも目詰まりなどの問題もありますし、
レーザープリンターの手軽さを知るともうあとには戻れない。
6色インクのハイクオリティー写真印刷や、縁なし印刷をしないのであれば、それ以外の優位点が圧倒的にあります。
レーザープリンターなんて必要ないと思いの方、あとA3レーザープリンターでA4印刷しまくってる方。それならA4レーザーでA4プリントするほうが圧倒的にランニングコスト下げれます。
旧モデル5750Cを使用されていてもうすぐドラム交換やトナー交換など考えられている方はさっさと5800Cに行ったほうが幸せになれます。
いろいろ話が広がってしまいましたが、是非ご参考ください。