先日はもう少し早く買い替えておいても良かった、冷蔵庫のお話だったんですが、同じ電化製品でもよく壊れるものがあります。 それがパソコン用の外付けブルーレイディスク。 電源供給はUSBのみというお手軽薄型のタイプです。 今日はパソコンに繋ぐブルーレイを新しくした話しです。
今まで使ってきたusb電源供給モデル
BUFFALOのusb 2系統の電源供給されるタイプや
Mac対応をうたったPioneerの製品など色々使ってきました。 ただMac対応と書いてあってもWINDOWS用と使用感は全く変わりません。
私だけかもしれませんが、この外付け USB電源供給型のブルーレイ。共通して思うのはメーカー関係なく良く壊れます。実際3台買い替えています。 たまにしか焼かないのにこの壊れっぷりは使用頻度にしたらかなり壊れやすい電化製品のひとつなんじゃないでしょうか?
たまにしか使わないのに、なぜポータブルにこだわる必要があるのかと?
ますます高まるブルーレイの必要性
クラウド保存の現代、これ時代に逆行してる発言と思われますが、なぜこんなことが言いたいかと言うと、
子供の動画がビデオカメラではなくスマホになってきている
まさにこれで、ビデオカメラだとTVに接続されているブルーレイ搭載のHDレコーダーに保存していくのですが、スマホの動画はパソコンに保存かクラウド保存が肝になってきます。 さらに今のスマホは4K動画なのでクラウドに保存するとなるとすぐに容量が足りなくなり、月額料金を支払わないと行けない。
最近のテレビ用のHDレコーダーはスマホ動画もブルーレイに焼けるみたいなのですが、やっぱりパソコンに落としてしまうのが一番手軽です。
そうするとコストパフォーマンスと消去やHDが壊れるリスク色々考えると、ブルーレイのバックアップはかなり必須になってきます。
我が家は外付けHDへの保存とブルーレイのダブルでバックアップとってるため、間違ってHDのデータを消去したり、HDが飛んでしまったときなどブルーレイのバックアップから助かったことが過去2回ほどありました。 データとして動画をブルーレイに保存しておくのがとても重要になってきます。
我が家の保存方法をまとめるとこの3つになります。
- 外付けHDにバックアップ
- ブルーレイにバックアップ
- 写真のみamazonプライムphoto (容量無制限にバックアップ) プライム会員のみOK
電源供給のあるしっかりモデルを購入
現行品はBRD-UC16X
ほんとに今までなぜこの事に気づかなかったのかと思ったのですが、自作パソコンでは当たり前な大きな電源供給型のブルーレイドライブにしてみました。 発売当初高かったのですが、いまなら1万円前半で購入できます。
もうなんだかあれですが、読み出しがHDなみで読み込んでくれます。 更に書き込み。 バイクで高速道路を走っているか?車で走っているのかぐらい違う。
USB3.0接続かUSB2.0接続によって上部のランプの色が変わったり、電源もon offの間にパソコンが立ち上がっているときだけ電源をいれるというモードもついています。
やっぱりアダプターから電源供給されるって大切です。
我が家ではアダプターはどのアダプターかわからなくなるためdymoでラベリングしてます。 やっぱりdymo最高です。
コネクタはUSB3.0
Macでのブルーレイ使用に関してのいろいろ
Macではなぜかwindows用の外付けブルーレイがそのまま使えてしまう
MacではOSの謎仕様で普通にwindows専用の外付けブルーレイがそのまま認識して、使えてしまいます。なので家ではこのような薄型のUSB電源供給のブルーレイを使ってきました。
この紹介している機種もMac対応とは書いていないのですが、ブルーレイドライブを接続し、ディスクを挿入すると認識します。ファイルをドロップして、ディスクの作成を押すだけ。 普通に使えます。
ただAppleはやはりicloudのサブスクで課金をしてほしいみたいで、Appleのバックアップに4K動画をお寝アギしてしまうと月額料金がとんでもないことになります。 たまにしか見ない動画は月額制のクラウドと相性悪いと思います。
Macの場合 書き込み後に検証に失敗することがある
これはMacでブルーレイ使ってる方あるあるなのですが、一度書き込みが終了し、検証作業に入るのですが、そこで検証エラーが起こることがあります。 これがあるためMac対応の外付けブルーレイも買ってみたのですが、結局同じでした。
ただ検証に失敗しても書き込みさえ行えていればデータに問題は出たことありません。 ファイルすべて開けます。家では検証に失敗しても焼けていればOKルールにしています。
皆様の書き込み読んでみたのですが、別のブルーレイを焼くソフトであれば問題起きなかったりいろいろみたいです。 ただ検証失敗してもちゃんと書き込めてるという意見が多かったです。
この問題はMacでずっとつきものなのでAppleさんに改善してほしいですね。
長期保存なら100年保存可能なブルーレイでもM-DISCへ
ブルーレイの寿命は10年から30年といわれてます。 ほんとにアバウトすぎてどっちなん?という感じなんですが、とにかく長期に安心して保存したいという方にはM-DISCがおすすめ。
M-DISCとは米国Millenniata社が開発した新しい記録メディアで、耐久性を高めたブルーレイディスクやDVDのことです。
EXTREME TECHさんより
右がM DISCなのですが、記録膜が金属系素材でできているため、その被膜に物理的に凹凸を作っていく構造。 日本での製造は三菱ケミカルハイテクニカなので安心です。
読み出しはどのブルーレイプレーヤーでも可能ですが書き込みが対応気が必要です。 今回のIO DATAのUT16WXは対応しているため安心して書き込めます。
100GB 5枚で5680円なので 100GB 1136円になります。
ちなみに長期保存ガチ勢の東京国立近代美術館フィルムセンターによる面白いレポート発見しました。本当のガチは石英ガラスをもちいてフェムト秒パルスレーザーでデジタルデータを刻印その後光断層撮影法で読み出すみたいです。これで数億年大丈夫だそう….. 少し古いのでもっとすごい方法が出てるかもですが、このレポートにでてくるM-discが手軽に買えるようになったのが今です。
国立近代美術館フィルムセンター / デジタルデータ保存のためのメディア
Mac OSが100GBのブルーレイ 対応しているのか? という話 実際にM-DISCで検証してみる
なにかの書き込みでMacのOSが100GBのブルーレイに対応していないという情報があったので試してみました。
MDISC はこんな色
これが金属層があるM-DISCです。
現在の私のMacOSのバージョンは最新のMac OS12.1 Montereyです。 せっかくの100GBなのでM-DISCも投入しました。
100GBに近くなるように99.8GBぐらいのデータを用意しました。 さて焼けるのでしょうか?
100GBブルーレイ M-DISCを入れたところ ちゃんと認識しました。
さあ焼こうとデータをうつしたところこんなメッセージが
99.5GBで用意したのが大きすぎました。 必要ないデータを少し削除し99.16GBにするとちゃんとスタートできました。
まったくもって順調です。
無事終了しました。
Macの場合は検証で失敗することが多いのですが、データをチェックしたところ、
ちゃんと焼けているためこのメッセージは気にしないことにします。これは50GBでもよく出るメッセージで、OSの問題なのかmac対応のブルーレイライターでも多発してました。でもちゃんと焼けるんです。 焼いてる途中で止まったものはNGなので、あくまで検証中で止まったものに限ります。 このメッセージが気になる方はtoastなどのライティングソフトだと出ません。
結論
最新のMacOSなら100GB ブルーレイ焼けます。 ただし容量は99GBぐらい出ないと焼けない。
それ以外のおすすめディスクとしてはこれ
youtubeなどでどのディスクがエラーが少ないかopri drive controlというソフトを使い検証しているのですが、日本製で一番品質が良かったのがPanasonicです。 先程の国立近代美術館のレポートにあるように初期のエラーレートが高いと読み出し不能になる時間も短くなるらしく、結構大切な指標。
我が家で使ってるのはこれ 2倍速よりこの4倍速対応のほうをおすすめします。
この価格差だと 我が家もいずれM-discに焼き直すと思います。
ディスクの保存方法
このブログを読まれてる方ならお察しの商品なのですが、もう大好き無印のあれです。
無印のファイルにdymoでラベリング。 なぜこのような保存方法をしているかと言うと 火事や災害時にこのファイル持って逃げれるから。
このリフィルを使用することでワンシート6枚入れれるため、M-discならワンシート600GBです。 それでこのファイルデータ持ち出せたらすごくないですか?
とにかくこの外付けブルーレイはM-disc対応でほんとにおすすめです。是非ご参考ください。 HDなら濡れたら終わりですが、ブルーレイなら多少大丈夫。 M-discなら更に大丈夫です。
自分の仕事と家族のデータ13年分が50GB保存で9シート まだまだ余裕あります。 多分徐々にM-discに置き換えれば4シートに収まりそうです。
今回記載させていただいたブルーレイ活用方法是非ご参考ください。