(注意 ここから先は何かに執着した痛々しい大人の姿を見ることになります。そういうのが苦手な方はすぐブログを閉じてください。)
今日はスニーカーの話です。
500記事以上ブログを書いてきたわけですが….
ちゃんとニューバランスのこと書くの忘れてました。
あまりに熱量が溢れすぎたので2回に分けます。
興味の無い方にはほんとにどうでもいい話なので
ごめんなさい。
こんなのが好きな人は是非ご参考に。
- 何故ニューバランスが好きなのか?
- 7位 996 (発売1988年) アスファルト優等生
- 6位 997 (発売1990年) かかと神
- 5位 1300 (発売1985年)加水分解さえも愛せるking of New Balance
- 4位 991 (発売2001年)0.5m/s 歩くのが速くなる不思議な速度感と安定感 まるでドイツ車
- 3位 MR2002 (発売2010) 明日マラソン出ろ!と言われたら選ぶ靴 かかとジェル神
- 2位 1700 (発売1999年)履きやすさとデザイン性 奇跡の両立
- 1位 990シリーズ かかとコツコツ感なしの超絶優等生
- ↓ここからランク外
- 泣く子も黙る 2040
- M5740LLG かかとふわふわ とにかくスタイリッシュ
- 574 買いやすいおなじみド定番
- 577 (発売1990) 英国紳士 カラーリング番長
- 998 (発売1993) 固めのおしゃれ番長
- 1400 (発売1994) 優等生 1300を固めにアップデート
- 1500 (発売1989) スタイリング番長
- 993 (発売2009) ふわふわふわふわソール (B’z風に)
- 2000 (発売2001) スニーカーのような革靴 かかとこつこつの向こう側
何故ニューバランスが好きなのか?
様々なスニーカーが好きなのですが、その中でもニューバランスが大好きです。
何故か?
ニューバランス の社名の由来ってしってますか?
履いた人に 新しい (New) 感覚 (Balance)を もたらすことに由来するそうです。
ニューバランスが他のスニーカーメーカーと違う楽しみ方の一つに、
いろんな品番を履いて、感覚の違いを確かめる事があります。
こうやって
最初に発売された年代を書き出すと、どの年代のモデルも歴史に名を残し、今でも愛され再発され続けるってほんとに不思議なメーカーだと思います。
自分に合う品番を探して旅に出てしまう。 あーなんて厄介な楽しみなんでしょうか….
普通、靴なんてデザインがいいからというだけで買えばいい。
履き心地のディテールをあーだこうだと、ナイキユーザーはあまり気にしないでしょう。
スタイルが良くてそれなりに履き心地がよかったら納得します。
しかし、ニューバランスの品番巡りにとりつかれたおっさんはそうは行きません。
この品番に関してもあーだ、こーだと思考巡らせてしまう厄介な病気を発病してしまいます。
近くのseiyuに久しぶりに1300履いてみたいから出かける人はいないでしょう。
用事もないのに…
しかし病気を発症すると、このような事態になります。
それを踏まえて単純にランキングを作ってみました。
7位 996 (発売1988年) アスファルト優等生
言わずと知れた オンロードモデルの傑作。再発もたくさんされているため、量販店でもお馴染みのモデルです。 オンロード用に開発されたためとにかく舗装された道を歩くと快適です。
かかとから踏み込むとencapの感覚が正比例のグラフのように直線的に帰ってきます。
かかとを踏み込んだ時の跳ね返りがダイレクト。
そこから爪先に向けて優しく荷重が移動していく感じで、反発を感じるのはかかとのみです。
インソールの滑る感じも良く病みつきになります。
足幅が細い木型なので 足幅が広い方は注意が必要です。
スタイリングも足元がスリムな感じになります。
ほぼ同じデザインなので言われてみないとわからないと思うのですが、
576や574を最初に買った人はニューバランスって履きやすいって皆言うけどそうでもないよなーってなるし
996を買った人はものすごく履きやすいとなります。
この辺が分岐点です。
かかとがENCAPの996(M996)のことを話していますが、現行のアジア生産の996(MRL996)はかかとがREV LITE。履き心地はM996には負けるみたいです。ただすごく軽くなってるはずです。
なので履き心地をこだわるこのブログでおすすめするのはM996の方です。
ENCAPのテクノロジーはこんな感じ
www.youtube.com6位 997 (発売1990年) かかと神
996と同じ細身のオンロードモデルなんですが、かかとから踏み込んだ時の感覚が別格です。996は反発が直線的に帰ってくるのに対してこちらは踏み込んだ後粘ります。まるで粘土にかかとを踏み込んだ時のような独自の感覚があります。
この品番は再発もあまりされてなく、サンタモニカのスリフトで出会うまで全く知りませんでした。 ニューバランスの履き心地に最初に衝撃を受けた一足です。 かかとからつま先にかけての荷重移動は反発もなくそのままな自然な感じなのですが、もう少しフロントソールに粘りがあれば歴史を変えていたかも知れません。
これを履くとかかとに意識を集中してしまう不思議な感じがあります。
もっと歩いていたいと思ってしまう靴が世の中に何個あるでしょうか?
とにかく歩くのが楽しくなる。
996よりかかとが5mm上に上がった感じがして前に進む感じがします。996同様幅が狭い木型なのでスマートなスタイリングになります。
998より柔らかい履き心地で大好きなモデルです。
あまり知られていないですが名品なので是非。
ただフロントがしっかりした998も名品で迷います。
なので997と998は同じ4位かも…..
あー迷う…. いや やっぱり 998はソールが硬いのでどっちか選べと言われたら997かなー….
現在発売されてるx-90も
この9番台の流れをくむ靴になります。
かっこいいのでちょっと気になってます。
5位 1300 (発売1985年)加水分解さえも愛せるking of New Balance
キングオブニューバランスといえばこれになるんではないでしょうか? 1300を履くまで574ともあまり変わらないシンプルなデザインなのに何故それが特別扱いされているのか理解できませんでした。
ソール後半が加水分解してますがそれでも履いてしまう不思議なモデルなんです。
加水分解は空気中の水分とポリウレタンが 反応して劣化します。
ニューバランスの中で加水分解するソールはENCAP、ABZORB。C-CAPは加水分解に強いです。 ENCAPの割合が大きい1300は加水分解になりやすいんですが、といってもかなりの年月履けるので気にすることはないです。 この1300に関してはアッパーはまだきれいなのでニューバランスにソールの張り替え依頼予定です。7000円ぐらいで可能です。
そんな加水分解も込みで愛せてしまうぐらい不思議な魅力があります。
5年に一回再発される+購入できないことで有名なM1300JP(次は東京オリンピックの年)も最高ですが、両方持ってる方によるとこのM1300CLのほうが履きやすいとおっしゃる方も多数おり、とにかくどちらの1300も素晴らしい。M1300JPの方はフロントの肉厚感が増します。
一見576に見られるようなオフロードモデルと思われますが、オンロードとして開発されています。
履き心地は996の上位互換で、かかとからの踏み込みは997のような粘土に押し付ける感じで、その下にコルクがあるような踏ん張りも見せます。足先に向けての荷重移動の流れはとても自然で柔らかいのですが、つま先幅広く996や997と違って指先が解放されてるため、ものすごくリラックできます。996と比べるとかかとの粘土感が別物。
996は硬いウレタンにかかとを押した感じなのですが、1300は粘土みたいな吸い付き感があります。 997のようにかかと高にもなりません。
粘土感が出てくるのは履きだして3ヶ月ぐらいです。
みなさんが好きなのはやはり形。
JMウェストンのゴルフや…やパラブーツのシャンボードのようにズボンの裾から出た感じが履いてみるまでわからなかった 特別な足先の丸み。さらにつま先のソール厚みがそこまで分厚くないので野暮ったくなりません。
本当に可愛い感じになります。
996や997に比べて木型の幅が広い。特につま先部分のゆったり感は特筆すべきで、アッパーも作り込まれ過ぎていないので通気性も確保できてます。
靴の中で指が広げれます。
これは確かに完成されてる。
普遍性を感じます。スタイリング、履き心地、
全てがちょうど良い。
なるほど。 これはすごいと思いました。
あとは佇まい。くたっとした感じがなんとも履きたくなります。 今のハイテクスニーカーにある質実剛健な素材感ではなく本当に質素。アッパーが柔らかい。
だから足を曲げた時に邪魔されなかったりします。
例えばM2000
上から曲げようとするとこんな感じ
硬い…..
当たり前ですがM1300だと
同じフラッグシップですが質実剛健になり、ずいぶんと方向性が変わってしまいました。
発売が古いですが1300が愛されるのはこのような当たり前の部分
そうこれでいい….
手でスニーカーを曲げたときの抵抗が少ない。
それが足の曲げのときにも同じ作用を発生します。
足がリラックスできる名品です。
4位 991 (発売2001年)0.5m/s 歩くのが速くなる不思議な速度感と安定感 まるでドイツ車
スティーブジョブズが992を履いていてそれに近い993を履いてた時期もあったのですが993は自分には柔らか過ぎました。
それに比べこの991の履き心地は別物です。
かかとのABZORB(衝撃吸収と反発が組み合わさった素材)がかなり効いています。
残念ながら992はまだ履いたことがないです。
品番がMかMRとかごっちゃになって同じようなモデルでもランニングモデルなのかすみ分けが?な部分もあるのがこの辺のライン。
歩くときにかかとから足を入れると体幹がアップしたような安定感を得られます。
全くぶれないというか さらにつま先に向かっての荷重移動がなにかに加速させられるような感じで押されます。 グイグイ前に歩きたくなる感じ。
1300や996のようなナチュラルな感じと違ってソールが高機能かし、踵からつま先にかけてプラスチックの板を一本入れたような反発力があります。しかし硬すぎない。
993が柔らかいなーと思われる方はこの991を履いてみてください。言いたいことがわかると思います。
質実剛健になってきてるので2000ほど堅苦しくく1300よりはガッチリしている。
高級車に乗ったような不思議な安心感があります。
スニーカーのレクサスのような感じ。
この辺のラインは同じようなデザインで見分けがつきにくいですが、
このブログでは991を推します。
ABZORBについてはこちら
www.youtube.com
3位 MR2002 (発売2010) 明日マラソン出ろ!と言われたら選ぶ靴 かかとジェル神
このシューズはMR2002なので この文脈で紹介して良いものか迷ったのですが、せっかくなので入れさせてください。MRはメンズランニングの略でランニング向けに作られた靴です。見ての通りファッションでは玄人以外履きにくい仕上がりになってきてます。 セレクトショップの店員さんがかっこよく履いているのを見かけるので是非参考にしてみてください。
2010年のニューバランス技術の結集した靴なのですが、一言で履き心地を言えば、ジェルの柱に支えられたふわふわソール。N-ERGYという衝撃吸収とエネルギーのリターンを考えた弾性素材です。
アスファルトからの衝撃吸収をしっかり行ってくれるため、ほんとにふわふわした感じで進みます。
かかとから足を地面に下ろすと なんだかねちゃっとした粘着感があります。まさにジェルに足を突っ込む感じ。 そのジェルっぽい柱がたわむためグニュッというずれる感じもあります。それ自体で衝撃を吸収しようとする仕組みなのですが、、、
993の更に進化した感じです。つまりかかとコツコツではなく柔らかい方に進化してます。
一つ苦言をいうと、N-ERGYが柱状で支えるためその隙間にホコリが溜まります。
マラソンに行くなら間違いなくこの靴を選びます。全く疲れないと言って良いでしょう。それだけ別物。
好きな人は間違いなくこの靴の履き心地がナンバーワンと言うでしょう。
履く度に、スポーツカーに乗るぞーというようなワクワクした感じになります。テクノロジーの塊に足を入れる感じ。
2022年はたくさんの復刻の廉価版2002が発売され特におすすめは定番グレーのM2002RNAです。1万円代で購入できるためもう全員買ってください。 新デザインで3位に格上げ。真ん中からフロントにかけてジェルの支柱はないですが、踵ジェル感は健在です。 ただしMR2002のは着心地は完成度は別格です。 これはそのエッセンスを継承した素晴らしモデルです。
2位 1700 (発売1999年)履きやすさとデザイン性 奇跡の両立
履き心地とデザインのバランスが両立したスニーカー史に刻まれるべき名品
今手持ちの1700が廉価版のCM1700なのですが、
最高なのはUKやTOKYO限定の1700です。 特にアッパーが柔らかい素材でできたものはすばらしい。
ソールのしなり具合とアッパーのリラックス感が素晴らしく
死ぬまでに履ける靴を一つ選べと言われると間違いなく1700黒でアッパーは柔らかいフルレザーを選ぶでしょう。
過去持ってたのがこれ
New Balance TOKYO LM 1700UK
これNew Barance TOKYO オープンの時に作られた UK1700 2002年に発売されて数百足しか販売されてません。
売り出し価格の39000円というスニーカーにあるまじき価格設定も相当New Balanceが自信を持っていたことの現れのように思います。
アッパーの革が柔らかいと色んな所の縫製のテンションが分散されてスニーカーのもちが良いということを理解したモデルです。
アッパーのもちがよくソールを2回張替えして5年間履きました。そんなスニーカー後にも先にもありません。
1300などに比べソールもそこまで加水分解せず、かかともカーボン含有で本当にすり減りにくいです。
この靴の特筆すべき部分はかかとを踏み込んだ時の安定化。コツコツとした中に柔らかさもあり。踏み込んで荷重がつま先に移動する時も1300や996のときのような薄い感じがなくなります。
これはフロントにもABZORBが入っていることが大きいかと思います。
永遠に歩ける…
死ぬまでにあと何足1700を買うんだろうか…
ニューバランスのかかとコツコツ感が大好きな人は
1700と991を買うと間違いないです。
ニューバランスのかかとコツコツ教団に入信された方はここを見てください。
ソールにABZORB(アブゾーブ)が入っているかどうか?
特に好きな1700と991同じ位置にABZORBが入っています。991の後ろから跳ね上げる感じ強いのはかかとのアブゾーブが1700より少し長いからなのかもしれません。
1700と991 同じ位置にABZORB入っています。
どうやら自分はABZORBのこの組み合わせが好きみたいです。
1700が好きな人は991は気に入ります。
1位 990シリーズ かかとコツコツ感なしの超絶優等生
以前まで1700が一位だったのですが順位を入れ替えました。V4のは着心地は素晴らしいです。(V5V6は未だ未体験)V4を1000とするとV3は950ぐらいのは着心地で、V3に安定感を与えたのがV4です。 3年ぶりにアップデートが繰り返されていて現在V6が一番新しいモデルになります。 この靴はかかとコツコツがないパーフェクトな感じです。もう優等生過ぎる。 なんて言い表せばいいかわからないのですが、とにかくは着心地が病みつきになります。 ほんと全てが丁度よい。ABZORBの使用感が上品で 1700や991に見られるABZORBのコツコツ感は全く感じられません。
さて….
独断と偏見でダラダラ書いてきましたが、長々とすみません。
New Balanceの購入の参考に頭の片隅に入れていただければ幸いです。
勝手に盛り上がってるおっさんのブログを静観していただければと思います。
↓ここからランク外
次は2040、2000、1500、1400、998、577、574 etc…その他今回のランク外モデルについて語ります。
以前別ページで書いていた内容をまとめました。
泣く子も黙る 2040
これおっさんデザインシューズなのですが、まあニューバランスのフラッグシップです。多分シリコンバレーの重役は躊躇なくこれを履いてサンフランシスコをランニングしていることでしょう。
私が持っていたのは2040のV3で、履き心地はかかとコツコツ系ではなく990の完全上位互換です。ランキングでは確実に上位なのですが、デザイン的に履きにくいということでランク外にさせて頂きました。 ニューバランスフリークは一回この山に登ってください。
M5740LLG かかとふわふわ とにかくスタイリッシュ
実際見かけのように踵の肉厚通りのふわふわ感です。は着心地はいいですが、やはり価格帯がそこまで高くないシューズのため、高級ニューバランスのような高い質感ほどではなく、真ん中からつま先に掛けては硬くすこしだけ薄っぺらい印象になります。 ただ間違いなく普通の574などに比べては圧倒的なは着心地で5番代から始まるオフロードな硬さはないです。 とにかくこのボテッとしたスタイリングがかっこよく、2022年にはおすすめの一つだと思います。
574 買いやすいおなじみド定番
皆さんおなじみ574です。 576の普及版と考えていただいて結構です。 もちろんスニーカーとしては履きやすいんですが、オフロードモデルとして開発された部分もあり、履き心地は少し硬い印象です。
普遍的なデザインとスニーカーのアイコンとなった今、履き心地云々より、ジャックパーセルやチャックテイラーと同じ様にクラシックスニーカーの定番という感じではないでしょうか?
これはベトナム製なのですが、いろんな産地によっても若干仕様が異なってきます。
ファーストニューバランスのひとつなのですが、もしファーストニューバランスを選ばれるなら996のほうがおすすめです。
577 (発売1990) 英国紳士 カラーリング番長
made in UK ニューバランス
同じ5番台でも577になると、別物になります。 577の産地はENGLAND Nマークも上品に小さくなります。 色の良いものが多いカラーリング番長です。
ニューバランスはいろんな生産地があるのですが、その中でも特に上質な仕上がりなのがUK で作られたものです。モノとしてぜんぜん違う。
UKmadeなのかカラーリングがほんとに素敵。
シルエットはボテッとして可愛いです。 ワイドのボリューム感に関しては、996が細身でその間が1300ぐらい。
履き心地もよいのですが、1300ほどかかとの粘土感はなく、ファッション性が高い。zozotownとかでUKニューバランスが安売りしている時期があるので狙ってみてください。
この国旗は伊達じゃないです。素材の質が違う。
スニーカーのアップの写真ですが、なにか上質な感じ伝わりますでしょうか?
履き心地が1300ぐらい柔らかければもっと大好きになったはずなんですが…
デザインや色だけで言えば一番気に入ってるかもしれません。
998 (発売1993) 固めのおしゃれ番長
かかと神997と4位を迷ったすばらしい998ですが、997よりソールが固いため残念ながらランクインせずです。1993年この靴からABZORBが始まりました。991や1700に見られるようなかかとコツコツ感は不思議とそこまで感じられません。もっと普通な感じにまとまっています。 ただデザイン的にはこの998のほうが好きかもです。
998はヤフーショッピングで偽物を買ってしまったこともあり、安いやつは注意してください。
997より細くなく、アッパーの剛性もしっかりしています。
1400 (発売1994) 優等生 1300を固めにアップデート
これは不思議なモデルで1300のソールを少し固くしてアップデートと言う感じでしょうか?
見てほしいのが足の指先の下辺りのソールの厚み。
1300より分厚い。
つまり1300の頼りないところを完璧にカバーしてきたのが1400という感じです。 実際は1300の前に開発されていたみたいなんですが….
ただ最も残念な部分はソール全体の反発が1300より硬い。
1300に見られるかかとの沈み込みがより直線的に跳ね返ります。コツコツという感じ、そこからつま先に荷重移動にしたがって、程よいバランスです。
ソールのギザギザパターンの激しさを見ると、もしかすると少しオフロードよりを意識したんじゃないのかなーと思います。なので都会のコンクリート・アスファルトの上だと、1300のかかと粘土感のほうが感動して履きやすいと感じます。
少し普通の靴になった感じ。
硬いのは最初は特にですが履いていくうちに馴染みます。
1300ほど頼りない感じはなく、ほんとに優等生です。アッパーもよりしっかりした感じ。
1300の独自のふわふわ感がイマイチな人は1400履くと幸せになれるかもです。
1500 (発売1989) スタイリング番長
スタイリング的にはかなり洗練されています。デザインだけで選ぶとニューバランスの歴史の中でも上位に行くと思います。
先進的なデザインなので90年代の靴だと思われがちですが、発売は古く1989年です。
この辺が見た目と履き心地のギャップを生み出したのかもしれません。
2足持ってましたが両方共履き心地がいいと感じたことはありませんでした。単調というかもう一息味が欲しかった。
かかとの反発が問題なのかもしれません。もうすこし反発にためが欲しかった。
クッションのリターンが直線的に感じる靴です。
あと幅も狭いく少し窮屈に感じます。
ただ細身のスタイリングとカラーリングのデザインが良いものが多く。
今でも大人気です。
993 (発売2009) ふわふわふわふわソール (B’z風に)
ジョブズにあこがれて992を探したけどどこにも売ってなく、購入したのが993です。
多分992はニューバランスの品番で最も探すのが難しいのではないのでしょうか?
これを購入したときはすでに1700の虜だったので、ABZORB DTSのかかとははじめての体験でした
このyoutube見てもらうと分るように、縦の柱がセパレートしてるんです。
柱と柱の間に隙間があるというか…
この辺の技術があとで紹介する、ジェル神 2002へつながっていくような気がします。
多分これが柔らかいと感じた要因。
ジョギングシューズとして履くなら993選ぶでしょう。
全く悪いところのないエリートです。
他のメーカーのハイテクジョギングシューズ履くと同じような仕上がりだと…
かかとコツコツ教団に入信されたい方は991です。
2000 (発売2001) スニーカーのような革靴 かかとこつこつの向こう側
1700の後継者として発売されました。
アッパーの革がしっかりしてきてスニーカーよいうより革靴を履く感覚。
すごく守られている感があります。
かかとのコツコツ感もあり履いていて楽しい靴なのですが、
1700に比べ全く違うのがこのソール
グレーのあんこみたいな部分見てみてください。
そう完全に外にはみ出している。
かかとから踏み込むと あんこが外へ飛び出すような不思議なホールド感です。
コツムニュっとした感じ。 実際に横にむにゅっと飛び出します。
今まではかかとの内側へ荷重が集中する感じですが、このソールは外に分散する感じ。
履き心地に関しては1700より上かもしれませんが、かかとからの荷重移動がなんか硬い印象があり、アッパーも硬いので残念ながらランクインにはなりませんでした。
ただ独自のはみ出す履き心地は病みつきになります。
リラックスして履くという感じではなく革靴を履く気分。
同じスニーカーでも全く別物です。
ランク外ですが、やっぱりすごい靴です。